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シャンク・トゥーシャンクが直らない!ゴルフを崩壊させる恐ろしい病の原因と直し方【アドレスやスイングをチェックしてみましょう】

トシ

最近ラウンドで100が切れません(泣)

最近ラウンドで100を切れないことが増えてきました。

原因の一つは、いつまでもやっているスイング改造なのですが、もう一つは日に日に増えているシャンクです

ゴルフを始めた頃はまったく出ることのなかったシャンクが、最近練習場でも頻発しています。

接待などでラウンド中、最初の方にシャンクが出てしまうともうそのことしか考えられなくなってしまっています。

そんな楽しいラウンドを奈落の底に突き落とす「シャンク」。

原因が様々なので、管理人のケースが参考になるかは分かりませんが何かのお役に立てれば嬉しいです!

アプローチのシャンクへの強い味方はコチラ

この記事で分かること

シャンクはなぜ起きるのか?

1.シャンクが起きる理由

シャンク【shank】
1 すね。脚。また、道具の柄(え)。
2 ゴルフで、アイアンクラブの頭部と柄の接続部。また、その部分で打ってしまうミスショット。
出典:weblio辞書

ゴルファーであれば、好きな人は絶対にいないアレです。

出た時は絶望しかないよね

シャンクを起こす原因は人それぞれですが、管理人なりに考察した原因を考えてみました。

起きる現象と理由は、上に書いた辞書の記載のとおりシンプルでみんな同じです。

(起きる現象)
・ボールが右前か真右に飛ぶ
(起きる理由)
・アイアンクラブの頭部と柄の接続部(ホーゼル)にボールが当たる

他に「トゥーシャンク」と言われるクラブの先(トゥ)に当たることでシャンクと同じような球が出るものもあります。
こちらについても後述します。

2.なぜホーゼルにボールが当たるのか?

つまり、本来フェースに当たるべきボールが、なぜ「ホーゼル」に当たるのかということです。

これも共通の事柄で、非常に簡単です。

インパクト時に、ヘッドがアドレスした位置より遠く(身体から離れる)を通っている

それはそうですね。

ボールは動かないので、動いているのはヘッドの軌道(アドレス時との違い)が異なっているためです。

では、なぜヘッドがアドレス時より遠くを通るのでしょうか?

3.なぜ、アドレス時よりヘッドが遠くを通るのか?

トシ

いよいよ、核心に迫ります!

ここからが難しくなります。
なぜなら、人によって原因が異なるからです。

基本的な類型はあると思うので、管理人が疑っていった順番に書いていきたいと思います。

シャンクが起きる原因

1.アドレス時にボールの近くに立ち過ぎている

これが、正に管理人が該当している原因でした。

①:メカニズム

本来離れるべき距離については、コチラ

管理人が検証してみたところ、以下が原因と考えられます。

・構えが窮屈
→楽な(自然な)腕の位置に戻ろうとして、手元が浮きヘッドが遠くを通る
・縦振り過ぎるバックスイングとなり、アウトサイドインの軌道になりやすい
→ヘッドが遠くから戻ってくるので、シャンクに加えスライスやフックも出る
・身体が回しづらく手打ちになりやすい
→これもアウトサイドインやアウトサイドアウトの軌道でヘッドが遠くを通る
・インパクト後にグリップが抜ける場所がない
→インにグリップが抜けないので、ヘッドが遠くを通る

②解決方法

単純にボールから離れてアドレスすべき!

管理人の場合、15㎝から20㎝ほど近くに立っていました!
上でご紹介した関連記事をご覧いただき、正しい位置に立つ練習をしてみてください。

ウェッジでの練習

いつも通りアドレスしてスイングしてみたところ、適正なトゥーアップを調べるために置いていたコインが、派手に吹っ飛びました。

こんな感じで置いていました

最初はあまりにもボールが離れているように見え、実際にトップや右方向への打ち出しも出てしまいます。

ただシャンクが出ることはなくなりスイングアークも大きくなるメリットがあるので、練習を繰り返しましょう!

トシ

距離感に慣れるまで、素振りや練習ボールの利用がオススメです!

8番アイアンでもやってみました

2.そもそもフェースの正しい位置にボールを置いていない

これも案外盲点です。

①:メカニズム

・アドレス時に既にボール位置がホーゼルにかかっている(orホーゼルに近過ぎる)
→少しのずれでホーゼルに当たってしまう
・アドレス時にハンドレイトで構えている
→ハンドファーストでインパクトした際に、ホーゼルが前に出てフェースより先に当たってしまう

②解決方法

ボールをフェースの中央(芯)にセットしましょう!


アドレス位置の目からだとボールを斜め上から見ているので、実際に真上から見て確認しましょう。
そして練習を繰り返し、正しい位置にヘッドを構えられるようにしてください。

トシ

フェースの中心よりは若干ホーゼル側が芯であることが多いです

3.つま先体重になっている

前傾姿勢を保とうとし、骨盤を曲げるのではなくつま先体重になってしまうパターンもあります。

①:メカニズム

・ダウンスイングに入る時につま先体重になってしまう
→身体が前に出てボールに近付いてしまう
→ボールに近付いてしまった結果グリップが通るスペースがなくなり、身体が起き上がってしまう
⇒両方シャンクの原因

②解決方法

ダウンスイングに入る前に、右足かかとに体重を乗せる!


前傾姿勢が保てれば、ボールに近付いてしまうこともなくなりシャンクが出ません。

起き上がりについてはコチラ

4.ドローを打とうとし過ぎている

管理人の場合、「1」に加え、これも該当しました。
ドローを打とうと、インサイドアウトに振ろうとする意識が強すぎたことが原因です。

①:メカニズム

・ドローを打とうと、インサイドアウトに振り過ぎる
→実際はスクエアにバックスイングしたところから、アウトに振るためヘッドが遠くを通ってしまう
※管理人の場合は、①シャットフェースのイメージと、②ドライバーのドロー打ちのイメージが合わさり、かなりアウトに振ってしまっていた
・ボールの向こう側(12時)を打ち抜こうと意識してしまう
→両脇が身体から離れ、ヘッドが遠くを通ってしまう

②解決方法

・アドレスの時点でしっかり両脇を締める
・両腕の肘を身体に向けるようにする
腕で出来る三角形を崩さず、テークバックからインパクトする

三角形を崩さない練習が自然にできる


ドローを打とうとするあまり、身体から腕が離れてシャンクを打っていては本末転倒です。
管理人の様にならないように、確認してみてください。

5.アウトサイドインのスイング軌道になっている

これも非常に多いパターンだと思います。
管理人も該当していますが、アウトサイドインになる原因は色々あるため、じっくり直していきましょう。

①:メカニズム

・テークバックでシャフトが寝過ぎて上がったため、切り返しでシャフトが立ちヘッドが外から降りてきてしまう(逆ループ)
・アドレスで右肩が出過ぎ、そのままダウンスイングに入ってしまう
・リバースピボット(トップで右足、ダウンで左足という本来の体重の乗り方と逆)をしてしまう
腕だけで振ってしまう(手打ち)
→アウトからヘッドがボールに向かうため、ヘッドが遠くを通ってしまう
※この他にもアウトサイドインになる原因はあります

②解決方法

・一概には言えません
・原因に応じてスイングを修正して下さい
・アウトサイドインで悩んでいる方は、シャローイングを意識することで直る可能性があります
→ また管理人はクローズドスタンス(右足を後ろに引く)をしています

トシ

手の運動量と身体の運動量に差が出るという言い方をします
いつも体の正面にグリップがある意識を持つと、シャンクしづらくなりますよ!

シャローイングについてはコチラ

6.ダウンスイングでボールに近付いてしまっている

土台である下半身がダウンスイングでボールに近付けば、当然ヘッドも外側を通ってしまいます。

これも様々な原因がありますので、管理人が気を付けているものをご紹介します。

①:メカニズム

・アドレスでかかと体重になっている
→ダウンスイングでつま先体重となり、身体が前に突っ込みヘッドが外側を通る
・アドレスでつま先体重になっている
→ダウンスイングで身体を支えられず、さらにつま先体重になり同上
・アドレスで出していたおしりをボール側に突き出す(伸びあがり)
→ヘッドがボールより上にずれることもあるが、外側にずれて通ることもある
・ダウンスイングで右膝が前(ボールが置いてある方向)に出る
→グリップの通り道がなくなり、体の外側を通る→ヘッドも外側を通る

②解決方法

これも一概には言えませんが、重心をしっかり落とし前傾角度を保つことができれば解消されると考えます。

管理人が気を付けているポイントのみ、ご紹介します。

・アドレスしたら身体をかかと体重、つま先体重を交互に移してから足全体に乗る(ルーティーン)
・アドレスしたら息を吐きながら、2㎝沈む(丹田に力を落とす)
・スイングを思いきりしないで前傾を保つ
・膝を曲げるのではなく、股関節を曲げる(股関節の位置で前傾してから膝を曲げる)

トシ

前傾姿勢は本当に大事です
ここでグリップの通り道が決まります!

7.身体が開いている

他の原因と共通している部分もありますが、アドレスより体の右サイドが前に出過ぎるとヘッドも外側を通ることになります。
シャンクにならなくても右にボールが出やすくなるので、注意しましょう!

①:メカニズム

・ダウンスイングで右膝が前に出過ぎる
→下半身全体がボールに近付いてしまい、ヘッドが外側を通る
・ダウンスイングで右肩が前に出過ぎる
→右手が前に出てグリップが外側に押されるので、ヘッドが外側を通る

②解決方法

最近のスイングは、インパクト時に身体を開くスイングが少なくありません。

身体が開くことがイコール悪ではありませんが、弊害があることは覚えておくと良いと思います。

・アドレス時点で肩のラインとつま先のラインを並行にする
・ボールを打とうとして、右半身を突っ込まない
・ボールを極端に左に置かない

8.手元が浮いている

これも他の原因と共通している部分もありますが、結果的に手元が浮くとグリップが外側に押し出されヘッドが遠くを通ることになります。

インパクトまでに手元が浮くことはデメリットしかありません。
原因を解消しましょう!

①:メカニズム

・前傾姿勢が保てず、起き上がる
→お尻がボールに近付いてしまい、手元が浮くことからヘッドが外側を通る
・コックを早く解いてしまうアーリーリリース
→インパクトの状態の手首と異なる形になり手元が浮くので、ヘッドが外側を通る

②解決方法

どちらもスイングの根幹の問題ですので、しっかり時間をかけて直しましょう。

・起き上がり:ヒップターンを意識しダウンスイングで左お尻を後ろに下げる
・アーリーリリース:インパクト直前までコックを解かない

9.シャンクしないか恐れている

トシ

まさに私だ…

シャンクがラウンド中に起きるようになると、また一度起こってしまうとスイング中の頭の中はそれだけになります。
現に管理人がそうなっています。
シャンクから逃れようとすると、別のシャンクに襲われることになります。

①:メカニズム

・シャンクを避けようと、ボールをトゥ側にセットする
→空振りしないように更に腕を伸ばし、手元が浮きヘッドが更に外側を通る(シャンク発生
→トゥにボールが当たりフェースが開くことで、(ホーゼル)シャンクのような「トゥーシャンク」が起きる

②解決方法

シャンクを解消する一番の方法は、「シャンクしない」と言い聞かせることだと言いますが、持病となった今非常に含蓄のある言葉です。

シャンクを恐れ、トゥ側にセットすると前述した「トゥシャンク」に加え、クラブの先っちょにボールを引っ掛けるフックも登場します。

トシ

先日のラウンドはこれらに交互に襲われ心が折れました

・トゥ側にセットすることは、ラウンド中の対処にはなっても根本的な解決にならない
・トゥ側にセットするなら、「1」のボールとの距離を離すことを練習すべき
・怯えて顔を上げればさらにシャンクが襲ってくるので、頭を残し身体を開かずショットする

10.身体が起き上がりやすい通常でない状況にある

ラウンドの後半になるとシャンクが出やすい

つま先下がりのライからよくシャンクする

シャンクはスイングの問題だけでなく、状況によって出ることがあることも覚えておいてください。

正しいスイングをしているのにシャンクが出てしまうと、スイングがおかしいと思い始めてしまいます。

例えば下に挙げたような状況でシャンクした時は、スイングの問題でなくシチュエーションの問題だと切り替えましょう!

①:メカニズム

・ラウンド後半になり、体の回転が止まる
→手打ち、前傾姿勢が崩れ起き上がる、手元が浮いてヘッドが遠くを通る
・つま先下がりのライ
→ダウンスイングでつま先体重になる、前傾姿勢が崩れ起き上がる、ボールに届かそうと手元が浮いてヘッドが遠くを通る
・左足上がりのライ
→前傾姿勢が崩れ起き上がり手元が浮いてヘッドが遠くを通る

②解決方法

状況に応じた対応が必要となります。

・ラウンド後半:触れないことを理解し、前傾を保ったコンパクトなスイングをボディーターンで行う(手打ちしない)
・つま先下がり:しっかりお尻を突き出し椅子に座るようにして、ハーフショット
・左足上がり:明治の大砲のように起き上がってしまわないよう重心を中心におく

上がり下がり系のライごとの打ち方はコチラ

まとめ

今回は、「管理人を現在進行形で襲っているシャンク」をテーマに書いてみました。

ゴルファーで悩んだことのない人はいないと言われるほど、ある日突然襲ってくる難病です。

長い記事なってしまった通り、原因は多岐に渡り上級者であっても中々直せないことも多いそうです。

ただ原因をまとめていて思いましたが、やはり正しいスイングから外れると起きるものが多いことが分かりました

トシ

やはり自分のスイングを見つめなおさないと

スイングの根幹やボールとの距離など、一朝一夕に直せるものではないですが心配しながらラウンドをしていると本当にゴルフが楽しくなくなってしまいます。

管理人もすぐに直せるものではないと思いますが、根気強く向き合っていこうと思います!

もし同じように悩んでいる方がいましたら、一緒に前向きに直す努力を楽しみましょう。

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