管理人が実際に使用しているグッズについてのレビューシリーズ。
第3回目は、「SANKO スイングバランサー2」。
マニアックなグッズですが、シンプルな構造のバランス測定器です。
これからクラブセッティングをカンだけでなく、数値をベースに自分でしていきたい変態マニアックなあなた!
お金があれば、もっとよい測定器が欲しいと思っていた私と、その実力を見ていきましょう。
バランス測定器とは?
そもそもバランスとは?と思われた方は、この記事をご覧ください。
「スイングバランサー2」を購入する前の管理人は、いきつけの練習場にバランスを測るたびに行っていました。
工房の目の前に置いてあり、自由に使えるのですが何も頼まないのに使うのがちょっと気が引けていました。
「スイングバランサー」と書かれているので、これもSANKOさんの製品だと思います。(現行品は「スイングバランサーD」で、デジタル計となっています)
使う前はもっとメカメカしい機器だと思っていたのですが、実際に使うとただのバランス秤です。
「14インチ計」という国際規格で、グリップエンドから14インチの場所を支点としたときにヘッド側がどれだけ重いかを表示したものです。
細かい計算式は省きますが、結果的に「D3」「C8」などと表示されます。
測定は自作された器具でされている方もいますし、指や糸でやっている方もいます。
でも、やはり恰好を求める管理人としては、スマートな器具でやりたいんです!
なぜ「スイングバランサー2」なのか?
本当は、「ゴルフメカニクス デジタルスイングウェイトスケール」という商品が欲しかったんです。
0.1ポイント刻みでデジタル測定できるというところに惹かれました。
ところが7万円を超える値段で、手が出ません。
なんでこんなシンプルな機械がこんなに高いんだ…
そこで調べたのが、もっとシンプルな1万円前後の商品です。
高いものばかり見ていたから、なんだかとってもリーズナブルに感じます。
色々見比べましたが、ほとんど構造も変わらないので日本メーカーのものを選びました。
説明書の記載も、古くさ…伝統を感じます。
実際の使い方
使い方は非常に簡単です。
- 水平な場所に本体を置きます
- おもりを右端に移動します
- グリップエンドをしっかりと左の側壁につけクラブを設置します
- おもりを少しずつ左に動かします
- 本体の底がフワッと浮き上がった時の、おもりの左端の位置がバランス数値です
言葉だと分かりづらいので、動画をのせます。
高校野球に大興奮の妻がうるさいですが、お気になさらず…。
つぎは実際の精度を見てみましょう!
ゴルフ場の高級計測器と較べて
今回計測したのは、アイアンとウェッジ。
早速計測結果を見てみましょう。
5I | 58度 | |
スイングバランサー(高級機) | D3.0 | D0.5 |
スイングバランサー2 | D2.75 | D0.25 |
(5番アイアンの計測結果)
「スイングバランサー2」はひと目盛がバランス1なので、目視で4分割しても0.25ポイント刻みでしか計測できません
ただ、計測した結果はほぼ高級機と同じになりました。
誤差が大きかったらイヤだなぁと思っていたので、嬉しい結果です。
まとめ
今回管理人が購入した「SANKO スイングバランサー2」について、ご紹介しました。
もっと高級機を安く買おうと、メルカリやヤフオクで中古を眺める毎日でしたが、これにして良かったと思います。
たしかにポイントは参考値ですし、誤差もあります。
また、まめゴル的理論では、ポイントより重量フローを優先しています。
重要な数値であることは、間違いない
安いから変な数字が出ても仕方ないと思っていましたが、練習場に置いてある高級機とほとんど誤差のない測定値がでたことで、安心しました。
簡易的にでも良いので、一度振りやすいクラブのバランスを測ってみましょう!
皆さんも、自分に合うおおむねのスイング・ポイントが分かっていると、中古でクラブを買う時にも目安がつきやすいですよ。
自己満足的な部分が大きいと思いますが、スイング・ポイントを活かし言い訳のないセッティングをしていきたいです。
そんな時に簡易的とはいえ、非常に役立つ「SANKO スイングバランサー2」。
是非とも変態仲間の皆さまにオススメします!