スイング改造って根気がいりますよね?
大したスコアは出したことはありませんが、スイング改造については一家言ある管理人です。
ずっと改造してるもんね
雑誌で新しいスイングを見ては、自己流で試しそのたびにスイングを壊してきました。
そんな管理人が今まで見たスイングの中で、もっとも頭の中が「?」となったのが【GGスイング】です。
ただ前回の記事で、いろいろメソッドを分解した結果「ゆるーく やれる部分をやれば良いじゃない?」となりました。
そうなるとあとは、「根気よく継続できるか?」ということになります。
苦しいスイング改造を継続する秘訣は、「改造が成功したらバラ色のラウンドが待っている」という希望です。
そんなバラ色を感じさせる「GGスイングのメリット」と、「最初に分かっておくべきデメリット」をまとめてみたいと思います。
事前に覚悟さえできていれば、なんくるないはず!
GGスイングのメリットって?
「この改造を成功させれば、みんなが羨むゴルファーになれる!」
そんな希望がなければ、スイング改造に取り組めない意志薄弱な管理人です。
スイング改造に着手した今だからこそ、「GGスイング」のメリットに迫ります!
1.ハンドファーストのインパクト
管理人は、払い打ちに近い感じでスイングをしています。
「払い打ち=悪」というわけではありませんが、若干弱いというか薄い当たりになることが多いと思います。
GGスイングは、シャローフェースのままボディターンでスイングし、インパクトの際に身体が開きます。
まだしっくりはきていないのですが、この時に必ずハンドファーストになるそうです。
管理人の理解では、通常言われるハンドファーストとは異なり「体が開いたことにより胸の前か少し右にグリップはあるが、胸の正面には残ってるハンドファースト」です。
ハンドファーストということだけを取り上げると、身体からグリップが左に外れるイメージになってしまうので気をつけたいです。
ハンドファーストでインパクトをすることによって、「強く」「遠くへ」ボールを飛ばすことができます。
また手首がアーリーリリースされないので、ダフりづらくなります。
2.飛距離が伸びる
上に書いた「ハンドファーストでインパクト」することも関係しますが、GGスイングは「物理学的に距離を飛ばす理論のごった煮」ですので飛ばない訳がありません。
PGAのプロたちは、飛ばす為にこのスイングにしているのです。
ただ管理人のような浮き輪がお腹にのった人でも、本当に飛ぶんでしょうか?
今のスイングを破壊し、GGスイングを得た結果が飛ばなくなりましたでは報われません。
実際に練習場で(現段階ではまねごとに過ぎませんが)、GGスイングが飛ぶのか試してみます!
やはりハンドファーストが重要でした!
①:まず、【管理人の基準】8番アイアン
この記事で触れた通り、より安定して飛ばすために「マンぶり」をやめる練習をしています。
その時の比較データがこちら。(※ユピテル GST-7 BLE ゴルフスイングトレーナーによる簡易測定)
22日が改善後で、平均145ヤードに飛距離が伸びています。
それでは、さっそくGGスイング改造初日のデータ!
改善後とくらべ、平均値で
- ヘッドスピード 36.24 → 38.17(+1.93)
- ボール初速 45.71 → 48.18(+2.47)
- ミート率 1.26 → 1.26
- 飛距離 145.50 → 153.09(+7.59)
初日からすばらしい結果がでました!
特にヘッドスピードは、マンぶりしていた21日と最大値を較べてみても「2」伸びています。
思いっきり振ってるという感じはしないので、ヘッドが加速しているのだと思います。
一方、「ボール初速」「ミート率」「飛距離」の最小値は、22日と較べ落ちています。
これはあとで述べますが、デメリットの部分になりそうです。
②:つづいて、5番アイアン
【GG初日データ】
同様に改善後とくらべ、平均値で
- ヘッドスピード 38.88 → 40.50(+1.62)
- ボール初速 51.36 → 51.62(+0.26)
- ミート率 1.32 → 1.27(-0.05)
- 飛距離 181.60 → 182.43(+0.83)
こちらもヘッドスピードが伸びています。
でもスイングに乱れが増えていることが見て取れ、平均飛距離は伸びていません。
③:まだ振れないとは思ったけど、4番アイアン、ドライバーのデータ
スイング改造初日に振ってはいけないことは、重々承知しております。
でも、誘惑に負けて振ってしまいました。
こちらは参考として22日のデータと併記します。
・4番アイアン
- ヘッドスピード 39.03 → 41.45(+2.42)
- ボール初速 48.57 → 51.44(+2.87)
- ミート率 1.24 → 1.24
- 飛距離 177.17 → 187.90(+10.73)
もともと4番が振れていないこともありますが、ヘッドスピードが上がったことで飛距離が伸びたのが嬉しいです。
・ドライバー
- ヘッドスピード 44.91 → 46.86(+1.95)
- ボール初速 61.63 → 63.87(+2.24)
- ミート率 1.37 → 1.36(-0.01)
- 飛距離 241.56 → 252.27(+10.71)
数字上は良くなっていますが、ドライバーはボールの芯で捕えられず、フェースの下側で当たってしまっていました。
そのためボールが上がらず、実際の飛距離は22日のものと変わらないと思います。
ただヘッドスピードは上がっているので、希望は持てます!
GGスイングのメリットである飛距離アップは、予想を超えるヘッドスピードの伸びで可能性を感じました。
理由は「地面反力」がメインだと思うので、今まで使っていなかった分差が生じたのだと思います。
3.球が曲がらない(らしい)
これはまだ未検証です。
現時点では、普通に曲がっていました。
ただもっとプッシュアウトが出ると思っていたのですが、それほどではなかったです。
ボールが捕まる動きが感じられたので、練習して効果を感じたいです。
GGスイングのデメリット
まだ1日しかやってないのに、何が分かるんだと思われますが正直に自分の取り組むスイング改造のデメリットを述べたいと思います。
1.改造するところが多い
今までしていたスイングからのマイナーチェンジというよりは、「フルモデルチェンジ」の様相を呈しています。
私が、フルモデルチェンジだと思う部分は
- 掌屈
- バックスイングで、右側に動かない(むしろ左に押し込む)
- 左ひざを外旋させる
- (できてないけど)シャローイング
- 沈み込みとジャンプ
などです。
とくに赤字の部分は、やってはいけないことだと思っていました。
また以前触れたとおり、シャローイングはできる感じがしません。
とにかくセルフチェック項目が多いので、自分を見れる鏡を購入しました。
慣れていくしかありませんが、時間がかかりそうです。
スイングチェックのやり方はコチラ
2.伸びあがり過ぎてしまう&早い
GGスイングの大事なメソッドに、「地面反力を使う」があります。
GGスイングだけが使っている訳ではなく、よくジュニアあがりの女子選手がドライバーショットの時にジャンプしているように見えるあれも同じだと思います。
距離を飛ばすためには「上半身と下半身の捻転差」、が管理人の教わったゴルフでした。
それが「股関節内の体重移動」が加わり、今は「地面を蹴る力をボールに伝える」という段階にきています。
イメージがスクワットしている感じなので、現段階では伸びあがりが早すぎてスイングになりません。
またお恥ずかしい動画ですが、管理人のスイングをのせます。
これが上で書いたドライバーショットの出球の低さを招いています。
コースに行ったら、トップを連発しそうな不安があります。
前傾を保ちつつ、左腰を下げ続けるのは、正直筋力が必要です。
特に体幹は必須だと思うので、股関節の柔軟性と一緒に少しずつトレーニングしていきたいと思います。
3.左足下がりなど打てるのだろうか?
これも伸びあがりとの関係ですが、現段階で左足下がりで振ったら空振りする自信があります。
危険な自信だね
下半身を使わない、従来のスイングと併用する必要があるのか…とか。
ドライバーだけ、GGスイングをすれば良いのか?など考え中です。
まず平地で打てるようにならないと始まらないので、まずは練習あるのみです。
4.縦距離が揃わない
GGスイングが飛ばしに効果があることは、間違いないと思います。
一方、ミスヒットの時が増え、飛んだ時はバッチリ飛距離が出るとなると飛距離が大きく変わります。
また地面を蹴るタイミングが変わると、飛距離の差が出そうです。
私は、アイアンの縦距離が揃わないことを嫌うのでちょっと心配です。
縦距離が揃うアイアンの選び方
縦距離を合わせるなら、マッスルバックも選択肢に入れましょう
まとめ
メリットはヘッドスピードアップ!
デメリットは、練習で改善するのみ!
部屋の中で太極拳のように「GGスイング素振り」をやっていた段階では、「とてもこんな振り方はできない」と思っていました。
でも実際にやってみると、かなり安定性は犠牲にすることになりそうですが、まったくやれないという感じではありません。
そして、なによりヘッドスピードが上がっていることを実感しました!
デメリットにあげたものは、実際にラウンドで試してみないことには分からないことが多いです。
幸いにも、ラウンドまでは間があるのでそれまでに練習で少しでも不安を消していきたいと思います!
課題は初回の練習で、まず「伸びあがり(起き上がり)を抑えること」がポイントと分かりました。
またそのために必要なことはインナーマッスルを鍛える体幹トレーニングと、前傾姿勢を保ちながらのスイング反復だと思います!
前傾姿勢を保つポイントはコチラ
やることは決まったので、前進あるのみです!
今後は、練習する中で新たに出てきた問題点など気付いた点をお届けしたいと思います。
管理人のスイング改造から、なにか皆さまの気づきがあれば、嬉しいです。
前傾姿勢キープを助ける秘密兵器