「三角先生」って知っていますか?
私が知った時はすでに大人気で品薄状態になっており、届くまでひと月待ちました。
Twitterで使用している方を見かけ、「これは面白そう」「効きそう」と思ったのがきっかけです。
スイングの基本である「胸と腕の運動量を等しくする」「両肩と手元で作った三角形を崩さない」が、なかなか上手くできない人には特効薬になる可能性があります。
そんな素晴らしい練習器具である「三角先生」についてのレビューをお届けします!
三角先生とは?
1.三角先生の紹介
①:商品画像
まずは商品の画像を見てみましょう。
これだと何だか分からないかと思いますが、腕を通すベルトの付いた三角形の浮き輪を想像してもらえると近いと思います。
浮き輪と同じように、空気を吹き込み使用します。
空気を抜けば非常にコンパクトなので、練習場にも持って行きやすいです
②:装着
左右どちらの前腕でも良さそうですが、説明では中央のマークが見える側になる左腕に装着しています。
この状態で左腕は商品の横の溝にはまっている状態になり、続けて右腕をグリップし逆側の溝に前腕をハメます。(右側にはベルトはありません)
装着も非常に簡単で、窮屈に締め上げられることもありません。
昔から見たことのある、これ系の商品より使いやすいのが人気の秘密だと思います。
2.三角先生から何を学べるのか
ここが一番重要です。
使いやすくても何も学べなかったり、間違えたことを教えられては困ります。
①:オーバースイングの矯正
管理人は典型的な「オーバースイング」です。
色々動画を見たり、自分のスイングをチェックしたりしているのですが直りません。
オーバースイングの原因と言われることは、以下です。
・アドレス時の「両肩と手元で出来た三角形」がバックスイングでつぶれる
・つぶれる理由は、胸の回転(運動)量より、腕の運動量の方が多いから
この三角形が崩れない様に、空気がたくさん詰まった身を呈して守ってくれるのが「三角先生」ということになります。
名前の由来はここか!
上のドライバー動画と同じ頃の、練習場での管理人スイングを上げておきます。
良くなっているとは言い難いですが、少し三角を意識していることが見て取れると思います!
2023年年末の現在は、さらに腕と胸の同調を意識して練習しオーバースイングが直ってきました。
②:ハンドファースト
これは直接的な教えとは、言えないかもしれません。
ですが、アドレス時にハンドファーストにちゃんと構えればその三角形のままインパクトすることになるので、結果ハンドファーストにインパクトできるということになります。
・先生がハンドファーストに構えさせる訳ではありません
・手首の角度がキープされ、アーリーリリースが改善されるためだと思います
この教えで、三角先生を装着している方がぎこちない動きになりますが、飛距離が伸びる結果になります!
③:ボディーターン
商品説明にも書いてあるとおり、腕の運動量だけで振れないためボディーターン習得に役立ちます!
装着しただけでボディーターンができる訳ではないので、しっかりヒップターンしましょう。
ヒップターンはコチラ
またその他の効用も、「理想的なボディーターンの習得に役立つ」として書かれているので上の画像の赤枠内を見てみてください。
練習場で教えを乞う
実際に教えを乞うべく、練習場に三角先生をお連れしました。
なかなかの存在感だね…
実際に打ってみて感じた、メリット・デメリットなど書いてみます。
・メリット
・「両肩と手元で作った三角形」の意識をしっかりできる
・思ったより邪魔じゃない(勝手に前腕に装着したバンドが回転し、身体にフィットする)
・オーバースイングが、強制的にやりづらくなる
・スムーズに振れると、捕まった球が出る
これほど練習器具で「説明通りの効果」を感じた商品はありません。
違和感からぎこちなさはありますが、「三角先生」自体がそれほど邪魔になることもなくスイングできます。
これはオススメです!
・デメリット
一方デメリットについても、しっかり見ていきます。
・慣れないと違和感がある
・アドレスでしっかり基本通り構えられないと、肩から先だけが分離したようなスイングになる
・練習場でちょっと恥ずかしい
慣れれば問題ないと思いますが、最初は違和感が大きいです。
そこで管理人からの使用上の注意です!
・説明にあるとおり、まずは素振りから始め徐々に長いクラブにする
・基本通り両肘を身体側に向けた後に、前腕を内旋させグリップし胸と腕の一体感を作る
特に胸と腕の一体感は、重要です!
上のグリップも含め、スライスを直すポイントもチェックしながら練習してみましょう!
管理人的にはちょっと恥ずかしく思ってしまいましたが、自分で思っているより装着時の三角先生は悪目立ちしません!
水色のシャツだと更に良いかもね
どんどん連れ出し、練習場で教えを乞いましょう。
家での練習にも最適!
最初は素振りから始めるのが勧められているとおり、自宅での素振りやスイングチェックにも最適です!
まずはスロースイングで、しっかりと胸の前から腕が外れない感覚を養いましょう。
またどうしても練習場での人の目線が気になる方は、ご自宅でのショット練習も考えてみてください。
ハーフスイングだけでも十分効果がありますので、小さな動きを繰り返し身体に覚え込ませましょう。
自宅打ちっ放し練習場を創るのはコチラ
まとめ
今回は、巷で噂の「三角先生」のレビューについて書いてみました。
だいたい謳っているほど効果がない練習器具の中で、コレに匹敵する効果を感じた素晴らしい逸品です!
特にゴルフを始めたばかりの方には、お勧めします。
腕の三角形を崩さないことばかり考えると、スイングできなくなってしまいます。
そこは「三角先生」に任せ、スイングに集中しましょう!
また中級者の方にも、自身のスイングチェックのため利用されると役立つと思います。
どうしても飛ばしたくなったり、身体が回らなくなると三角形は崩れるからです。
季節的に冬場にもオーバースイングになりやすいよね
基本に立ち返るために、「三角先生」の門を叩くべきです
話題になるだけある素晴らしい練習器具でした。
ぜひとも、皆様も取り入れ練習してみてください!