家人の許しを得て、無事に個室から狭いながら和室に歩を進めた自宅での練習環境。
最初のうちは、天井の高い場所でのアプローチやスポンジでのショット練習で足りていたはずでした。
人間の欲望は、無限ですね
ある時、ふと思いました。
ここで本球を打てるようにすれば、練習場にかかるお金や時間を節約でき、妻との会話も増えるのではないか(こじつけ)と…
思い立ったが吉日、管理人はさっそく馴染みのストアでクリックをしました。
事後報告はまずいんじゃない?
何も犠牲にせずにシングルを目指すなんて、都合の良いことを言うつもりはありません。
インポッシブルなミッションと思われる、自宅での本球練習場を作って見せます!
現在の練習環境
やっと4畳半の個室を脱出し、6畳ちょっとの和室に進出したところです。
管理人の目指す自宅打ちっぱなしとは?
1.購入した商品
サクッといきますが、管理人が購入しようとした商品は、コレです!
なかなかの大きさで、Twitterでガレージに設置されている映像を見てブルってしまいました。
そこでもう少し大げさでないものはないか、物色を重ねていました。
そこで見付けたのが、コレです。
なぜかは分かりませんが、これがとてもコンパクトに見えました。
またサイドネットがあるので、心配だったシャンクにも対応できるだろうと思ったのも決めてでした。
2.ネットの設置
何度も荷物問い合わせをしながら、妻が不在の時に設置する僥倖を得ました。
ただ届いた商品が、なかなか大きい…いや、入らない?
なんか部屋いっぱいに広がりそうだよ
襖や壁に傷を付けながら、完成した姿がコチラ
デカい!
もう収納とかは無理なので、隅に寄せてもこんな感じです。
もうこれで吹っ切れ、更なる高みを目指しました。
3.自宅打ちっ放し完成形
目的は本球を打つことなので、床に転がっているボールはコースボールです!
やっと夢の自宅打ちっ放しを作ることができました。
購入したセットに付いていた「サイドネット」が設置されていないのは、遠慮深い管理人の性格によるものです。
自宅打ちっ放しの使い心地は?
一言で言うと、「最高」です!
妻に色々小言は言われましたが、そんなの気にならないくらいゴルフが身近になりました。
朝起きて数ショット、ほろ酔いでスイングチェック、なんてことが生活の中にあります。
1.設置のメリット・デメリット
・メリット
・いつでも本球を打てる
・ちょっとの練習なら練習場に行く必要がない
・(設置してしまえば)ボール貸し料などは、無料
・片手打ちなど、ケチな管理人には練習場でやりづらい練習を気にせずやれる
一時期は毎朝行っていた早朝練習に、まったく行かなくなりました。
もうネット代は、回収できてます!
妻には、声大き目にアピールしてます。
・デメリット
・部屋が一部屋潰れる
・設置費用がかかる
・家人の説得にお金がかかる
家族が許してくれなければ、強行することは難しいです。
この和室も、客間として作ったのもので子供の友人が泊まりに来た時など食事をしたりしています。
設置後まだお泊まりはありませんが、来た時は片付ける必要があると思います…。
その時はこのまま庭に出してしまおう(出るか分かりませんが)とお気楽に考えています。
約束なんだから、ちゃんと片付けなよ
2.設置スペース
平面的なスペースは狭いですが、この部屋は梁を表しにしているので、室内高が2.5から2.7mほどあります。
本来は和室の天井は低めに作るべきだったのですが、ゴルフで役立ちました。
この高さでも何度か梁にクラブをぶつけているので、天井高2.5m未満の場所では設置はオススメできません。
3.各部説明、お助けグッズも
①:断熱材
シャンクから窓を守るため、スタイロフォームという断熱材を立てかけてあります。
まだ直撃したことがないので、効果のほどは分かりません。
これの厚さ30㎜のものを購入しました。
送料分高くなっていると思うので、ホームセンターで購入することをお勧めします。
現在はシャンクに対応するため、窓だけでなく壁も守っています
皆さんは最初からしっかり防御することをオススメします…
②:人工芝
色々な置き方をしてみましたが、今は足元とショット部を分けて敷いています。
【足元とパット練習用】
単純に大きいと値段が高いため、フルショットで傷みやすい方に小さなものを使っています。
大きな方では短いアプローチや、パター練習をしています。
【ショット部】
最初はショット部に違うマットを重ね置いていたのですが、足元より高さが上がってしまうため練習ではダフるしコースではトップしそうなので止めました。
本番の環境に近付けるべく、靴(クロックス)を履いて練習するようにしています。
③:補強ネット
オススメできる使い方ではないかもしれませんが、打った球が後ろの壁に当たったり突き抜けたりしないように二重にネットを張りました。(もともとセットで2重になっているので、計3重のネットになっています)
消音メッシュというだけあり、全く音がしません
オススメです!
テレビの邪魔をしたりしたら即撤去だもんね
ネット交換
補強ネットではなく、付属していたネットが約3ヶ月の使用で穴が開きました。
※手前から付属サポートネット→補強ネット→本ネットの順に3枚張ってある一番手前です
もうちょっと頑張って欲しかった気はしますが、表裏を変えれば左右の位置が変わるのであと3ヶ月利用し交換しようと思います。
突き抜けたら洒落にならないからね
④:球拾いグッズ
腰痛の管理人は、コレがむちゃくちゃ役立っています。
⑤:練習グッズ
今まで紹介してきたグッズです。
本来の用途は違うようですが
つま先下がりなどの練習に使っています
だんだんスイングの理論が分かってくると、正面や後ろからどのように見えるのかが気になってきます。
そこでスマホのカメラで撮影し、見返していたのですがカメラの固定など色々面倒もあります。
そこで秘密兵器を購入しました。
デカくない?
スペースが許せば、大きい方が良い!
以前から使っていた製品は持ち運びに優れる反面、鏡面が小さいため、クリアな映りは望めません。
そのため、飛球方向後方からの姿勢を上手く確認できませんでした。
シャンクは自分のせいだよな
- 大きい(1.65m✕0.6m)のに、軽い(2kg程度)
- 横幅が広い(管理人は60cmの商品を選択)
- 全身が余裕で映せる
- スタンドが付いていて、壁がない場所(飛球方向後方など)でも置ける
高さも重要ですが、ヘッドの位置などを後方から見たいので横幅が大事です。
なるべく大きなサイズを選びましょう。
特に飛球線方向後方からの見え方は、色々気付かされます!
4.実際に打ってみる
天井の高さ的に、ドライバーやスプーンは振れません。
またフォローを大きく取ると天井にぶつかるので、ロングアイアンからはライン出しのようなショットしか打てません。
一方、なかなか練習場でやるには勇気がいる練習を、自宅でやれます。
しかもほろ酔いでもやれるのは、私にはかけがえのないメリットです。
夜仕事から帰ってきてスーツから着替え、練習場まで車で行くというのは、管理人にはハードルが高いです。
私の様なものぐさには、本当に役立っています!
おまけ:室内練習のショットマットについて
【2022.3.3 追記】
今まで、この人工芝を室内に敷き、利用してきました。
ただ製品名にも書いているとおり、「アプローチ&パット専用」なのでフルショット用ではありません。
昨年11月末より、約3ヶ月ダフリフルショットし続けた結果、こうなりました。
何やら黒いものが…
私が打っていた箇所がボロボロになっています。
畳が無事でよかったね
これはメーカーのせいではなく、違う用途に使い続けた私のミスです。
そこでこちらは本来の用途であるパットやアプローチに利用し、ショット用マットを新たに購入しました。
実は裏がこんなことになっているとは気付いておらず、フルショットすると動くからもっと重いのを買おうと思っただけでした。
これから「ショット用」を購入される方は、ぜひ管理人と同じミスはしないでください!
あとパット、アプローチ用としては、まったく問題なく使えているのでそちらもお伝えしておきます。
まとめ
今回は、「自宅打ちっ放し」について書いてみました。
本当に設置を、家族がよく許してくれたと思っています。
妻曰く「帰ってきたら設置されてて、これだけ楽しそうに遊ばれてたら仕方ない」とのことでした。
作戦勝ちだね!
ただ本球を室内で打つのは、事故などの危険があり本来お勧めするものではありません。
アプローチなどに限り本球を使い、ショットはスポンジボールなどで行うことをお勧めします。