ラウンド中に腰が痛くなってしまい、まともにティーショットが打てない(泣)
管理人は、椎間板ヘルニア持ちで腰痛との闘いを続けています。
若い頃の運動のし過ぎで発症したのはかなり前なので、普通の生活の中ではなんとなく付き合い方は分かっています。
ただゴルフのラウンドは、なかなか腰の負担をかける動きが多くラウンド後半になるとかなり辛い症状が出てきます。
特にラウンド後半に出る、「左への引っ掛け」にずっと悩んできました。
この解消のために、色々取り組んできてやっと「一筋の光明」が見えてきました。
同じように腰痛に苦しみながらゴルフを楽しんでいる仲間のヒントとなれば、嬉しいです。
腰痛が起こす問題
スポーツと名の付くもので、腰が大事でないものはありません。
どんなスポーツでも、要と言われる腰の動きが重要です。
特にゴルフの場合、ボールが地面にあることから「前傾」姿勢がメインとなります。
これが腰痛持ちには、なかなか堪えます。
タイガー・ウッズは、腰痛からパターの長さを伸ばしたらしいね
実際にラウンドで腰痛は、どんな問題を起こすでしょうか。(管理人の場合)
1.左脚裏側のしびれ
腰ヘルニアからのものです。
これはどうにもならないので、薬を飲んで我慢します。
2.前傾姿勢が維持できない
構えることはできても、スイングすると前傾が維持できず起き上がってしまいます。
暖簾をくぐるような前傾でフォローをしたいのですが、起き上がってしまいトップなどのミスをしてしまいます。
管理人の悪癖
3.左腰の痛み・固まり
私の場合、これが一番の悩みで様々な問題を引き起こします。
・フォロー側の動きが無意識に制限され、腰の回転が止まってしまう
・左足側に体重を乗せるのを恐れ、右足側に体重が残りすぎる
・ボディーターンを止め、手打ちをする
・リストターンのみで右に飛ばさないようにする→タイミングがずれるとスーパー引っ掛けに
これがラウンドの後半になると必ず起きるため、色々対策を練ってきました。
グッズにも頼ってきました
腰痛でもできるスイング改造法
さっそく管理人でも出来たスイング改造法を見ていきましょう!
1.オープンスタンス打ち
上でも書いた通り、管理人の場合は左腰の痛みを怖がり左腰が固まってしまうことが問題の発端です。
虫歯に触られるように、無理に回すとビクッとなってしまうのです。
そこで管理人は考えました。
左腰回さなくても、打てるようにすれば良いじゃない
つまりこういうことです。
・最初から左腰を開いておき、左腰側に回転しない(それ以上左腰側に回らないようにする)
・最初から左腰側にスペースが開いているので、振りやすい
・スタンス時点で捻転差が生じているので、無理して体を捻らず振れる
①:スイングのポイント
管理人が気を付けているポイントは、こうなります。
・左足は引くが、肩のラインは飛球線方向と並行にスタンスする
・ヘッドはシャットに引き、アウトに出すイメージ(アウトサイドインにならないように振る)
・左腰側は頑張って我慢しない(壁は作らない)
最初はスライスが出るかもしれませんが、インサイドアウトをイメージして振るとドローも打てます。
奇抜な振り方に見えるかもしれませんが、振ってみると案外普通に振れます。
やってはいけないポイントも。
・右肩をアドレスで前に出さない(スライスしか出なくなります)→ ボールの位置を中央に近く置くと良い
・アウトサイドインで振らない(同)
・ヘッドアップをし過ぎない
②:管理人のスイング
色々な当たりで恥ずかしいですが、思いっきり飛ばすことは考えず方向性重視で打ちましょう。
思いっきり手で振ってるように見えるよ…
私はフィニッシュも身体に優しく、飛球線方向を向いて立ってしまいます。
③:オープンスタンス打ちのメリット
管理人の場合ショートゲーム(75yd以下と設定)のショットは、ほぼオープンスタンスで打ちます。
この状況になった場合(腰が痛い)、ドライバーからショートゲームまですべてオープンスタンスで打つことになります。
飛距離的にはマイナスはありますが、非常に身体に優しい振り方になるので気が楽になります。
またヘッドアップは気を付けなければなりませんが、素振りの段階で打つ方向がイメージしやすいです。
統一された振り方で振れるのも、安心が増しますね。
思ったより難しくないね
私の場合フォロー側である左腰が痛みのメインなので、右腰の場合は違う方法になると思います。
その場合は、同様にバックスイング側の足を引くことで対応できるかもしれません。(クローズドスタンス)
2.直立打ち
①:管理人のスイング
イメージがしづらいと思いますので、まず管理人のスイングを見てください。
ボールから目は離れることになりちょっと不安がありますが、前傾はほぼしないので腰は非常に楽です。
また左腰側を壁として頑張らずに、回転してしまえば良いので腰にも優しいです。
①:スイングのポイント
③:直立打ちのメリット
管理人の場合ボールを中央近くに置いているので、低く曲がりの少ない球を打てます。
私は身体も非常に固いので、同じように思っている方には非常に合うスイングになると思います。
打ち方としても、非常にシンプルです。
体重移動もなく、シャットフェースのイメージ以外は何も考える必要がありません。
両側の壁をイメージして振る方でなければ、ぜひ取り組んでみて欲しいです。
直立スイングは横振りなので、縦振りで振るべきアイアンと合わないのかもしれません
3.管理人が選んだ最終形スイング
その後も紆余曲折していた管理人が、やっと目指すべきスイングにたどり着きました。
それが、「フレッド・カプルス」を参考にしたスイングです。
こちらの記事で紹介しています。
直立打ちを発展させたマイスイング
まとめ
今回は、「腰痛もちの管理人が取り組んだスイング改造」をテーマに書いてみました。
ゴルファーで腰を痛めている人は非常に多いと聞くので、なにかお役に立てれば嬉しいです。
ラウンド中にだんだん調子が悪くなっていけば良いのですが、私の場合左腰のロックは突然起こります。
連日のラウンドの場合は、スタートから発症していることもあります。(泣)
ゴルフやりすぎなんじゃないの?
ラウンド中に発症しても、あらかじめ今日取り上げたスイングを練習しておけば焦ることもありません。
慣れっこになって準備しておけば、落ち着いて切り替えるだけ!
練習場では身体が万全の時のスイングだけを練習するのではなく、トラブルが起きた時や身体を庇わなければならない時用のショットも練習しておきましょう。
使わなければそれにこしたことはありませんが、いざ出た時パニックになってしまってはもったいないです。
「今腰痛などないよ」という方も頭の片隅に置いておいていただき、調子が悪くなったら思い出してみてください。
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