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【まめゴル的】ショートゲームの極意– スタイルにとらわれずに –

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はじめに

トシ

私のアプローチ・パターは、かなり異形です

管理人には、ある確信があります。

それは美スイングではありませんでしたが、驚異的な人気を誇ったレジェンドの言葉と同じです。

自信ある我流は、確信なき正統派に勝る

アーノルド・パーマー

特に、プレッシャーのかかったグリーン周りで実感します。

自信のないアプローチでおっかなびっくり振り、チャックリやシャンクして流した涙は一筋ではありません。

管理人のグリーン周り哲学
  • 自分のやれることは限られている、やれることをどこまでも磨く
  • グリーン周りはプレッシャーに強くあれ、手加減厳禁でシンプルに再現性高く
  • 恥ずかしいのは「ミスから我を忘れスコアを崩す愚」、自分のスタイルに自信を持つ

特に競技ゴルフに参加するようになってから、その想いが強くなりました。

多少カッコ悪い部分もあるかもしれませんが、お伝えしていきます。

アプローチ

1.重要性

ゴルフを続けていると、「上手い!」と唸らされるプレーヤーとラウンドすることがあります。

私がご一緒したことのある、ハンデ0を含めたシングルプレイヤー達です。

シングルプレイヤー

一桁ハンデ(ハンデ9まで)の、ローハンデ・ハイアマチュアを指します。

呼ばれてみたい

通常このレベルになると、バックティー、もしくはブラックティーからのラウンドとなるので、それでも平均ハンデが9以下という驚愕の上手さです。

シングルの中でも5以下のハンデの方を、特に「片手ハンデ」と呼び格違いの巧者たちです。

世の中には「プラスハンデ(アンダー当たり前)」という人もいるな

バクバクに緊張してご一緒することになるのですが、正直「なんてすごいドライバーだ!」とか思う訳ではありませんでした。

正確性は私とは比べ物になりませんが、飛距離等はそこまで変わりません。

ただスコアはホールを追うごとに、離されていきます。

トシ

ボギーすらほぼ打たず、延々とパーかバーディー…

なにがそこまで違うのでしょうか。

シングルプレイヤーの凄いところ
  • 175ydほどのセカンドショットの正確性
  • 30~100ydほどから2打で上がる粘り強さ
  • どこからでもカップを狙う強気なパット

正直①は、もっと練習時間を費やし、ラウンドしていかないと無理だと思いました。

ただ②と③の差が、本当に大きい。

私だったらダボにしてしまうティーショットのミスを、ほぼパーでしのぎます。

諦めない心が強い!

つまりティーショットでミスしても、グリーンを外しても、そこからパーにしてしまう技術が高いと言えます。

そこで目の当たりにしたのは、アプローチのミスの少なさ。

特にグリーン周りのアプローチは、ほぼ1ピン内につけ「寄せワン」で沈めていきます。

ここを目指せば、ハーフパープレーが見えてきます!

2.管理人のアプローチ

先日のハーフパープレーの、スコアの内訳です。

フェアウェイキープ率33%…。

パーオン率も33%です。

ただハーフ13パット(1パット5回)で、耐えたラウンドなのが分かります。

これを見ると「パター数が少ない」「パターが上手いんだ」となりますが、実情は違います。

グリーン周りのアプローチで、いかに寄せられるかです

ダフり、チャックリ、トップ、シャンク…ありとあらゆるミスを経験してきた管理人は、もう1年ほど同じアプローチを続けています。

まだミスがない訳ではありませんが、ほぼ「もったいない」と言われるミスを無くすことができました。

トシ

最初は「変だ」と馬鹿にされたアプローチですが、ハーフパープレーの原動力はこのアプローチです!

3.ポイント

皆さんそれぞれのアプローチがあると思いますので、「必ずこの打ち方でないと」ということはありません。

ただ大事ポイントはあります。

アプローチのポイント
  • 再現性は高いか?
    • 再現性はつまるところ、ヘッドの通る位置(左右・上下)
    • 毎回同じ位置をヘッドが通っているか、意図した位置か
    • 手先や腕だけで調整していないか
  • 意図した高さ、強さでボールが出るか?
    • トップやシャンクなど、意図しない強さでボールが出てしまうと致命傷に
    • スイング中に緩めて合わせるのではなく、同じ振り方で毎回同じような球の強さ、高さを出す
  • 体重移動が少ないか?
    • アプローチの再現性を落とすので、体重移動は極力減らす
      • 管理人は左足1本体重
    • ただ手打ちにせず、胸は回す
トシ

皆さんのアプローチが、これらを満たしているかチェックしてみましょう

まず自分の必殺技とまで言えるように、シンプルなアプローチを練習するべきです。

そのアプローチでは通用しない状況が出てきたら、その度に克服していけば良いと思います。

パター

1.パットの打ち方

「パットに型なし」

昔から言われる言葉ですが、私もそう思っています。

理由もあります。

「パットに型なし」の理由
  • 各人の利き目、利き腕、腕の長さ、体型、手の大きさなどの細かい差が如実に出る
  • それぞれプレッシャーがかかった時のミスの出方が、はっきりしている
  • それぞれイメージしやすく得意なライン(上りスライスや、下りフックなど)がある

ショットでは許される少しの誤差や違和感も、グリーン上のパッティングでは「1打のミス」として出てしまいます。

特にプレッシャーのかかった状況にあると、如実に出ます。

繊細なパッティングであるからこそ、各人独自の型があるべきです。

2.管理人のパッティング

今まで多くのパッティング方法を試しましたが、管理人が行っているパッティングは2つです。

この「ハンギングパッティング」を取り入れてから、3パットは激減しティーショットが悪くてもスコアになるラウンドをすることができるようになりました。

また更に、短い距離のプレッシャーがかかった状態用のパッティングを加えました。

管理人は勝負のかかったパッティングで、左に引っ掛けるミスが出る癖があります

その状況でミスが出ない意識を持つことも大事ですが、私には無理でした。

だったら、「打ち方自体を分けてしまえ」という発想です。

トシ

大事なことは「引っ掛けるかも」という恐れを取り除くことです

3.ポイント

パッティングについても、ポイントを挙げていきます。

ただ本当に色々な打ち方があるのが、パッティング。

自分なりに確立したスタイルを守ることも、重要です。

パッティングのポイント
  • 再現性は高いか?
    • 再現性はつまるところ、ヘッドの通る位置(左右・上下)
    • 毎回同じ位置をヘッドが通っているか、意図した位置か
    • 手先だけで調整していないか
  • 意図した強さでボールが出るか?
    • 意図しないパンチが入ったり、緩んだりしないか
    • 大事なことは振り幅より、リズムを守ること
  • 自分のミスを防げるか
    • いつも同じミスが出ないか
    • 大事な場面で自信を持って打てるか
  • 下半身は動いていないか
    • 下半身を落としたり、内股にしたり下半身が土台となるようにする

アプローチと共通することが多いな

そしてシングルプレイヤーを見ていて、一番強烈に感じたことがあります。

トシ

それは、ショートパットをしないこと!

ハンデ0のクラチャン経験者の方2名と、今までラウンドしたことがあります。

また某賞金女王経験者の方と回った時も、同じことを思いました。

どのような場所からでもは言い過ぎですが、距離を問わずカップを通り過ぎるパッティングをしてきます

強く打つ訳でもなく、最後に「スーッ」とカップを通り過ぎる感じで。

返しのパットを入れる自信があるからこそ、しっかりとファーストパットを狙えるのだと驚きました。

パッティングの極意として常識ではありますが、本当に意識しないとできない最重要ポイントです。

ショット<アプローチ・パターである訳

1.パターマット購入のすゝめ

結局のところ、「自分の型」を持った人が強いのが「グリーン周り」です。

ゴルフを始めたばかりの方は、アプローチやパッティングの練習よりどうしてもドライバーやアイアンのショット練習をしてしまうと思います。

トシ

ミートゥーです

ですが1回だけ練習場に行く回数を減らし、パターマットを買ってみましょう。

自宅で毎日10球で良いのでパッティングしてみると、自分に出やすい転がる方向、ちゃんと狙うと出るミスが分かってきます。

そこからスタンスを変えたり、グリップを変えたりしていけば自分のパッティングスタイルを無料で確立できるのです。

また1yd打つアプローチを練習することも、パターマットでできます。

自宅で上達できるね!

パター練習法
  • カップをオーバーするように
  • 漫然と打つのではなく、1球毎にラウンドと同様にボールをセットする
  • ルーティーンも同様に
  • ヘッドアップしない

ゴルフを早く上達したければ、本当は学ぶ順序が逆になるんです。

2.ゴルフを学ぶ順序

管理人がおすすめする「学ぶ順序」です。

アメリカのジュニアなどは、この順に習うそうです。

ゴルフを学ぶ順
  • ドライバー→アイアン→アプローチ→パター
    • 打ちっぱなしから練習が始まるので、この順になりがち
    • ボールをつかまえる意識がないうちに長いクラブを振るので、スライサー爆誕→迷宮入り
    • 1球単価があるので、アプローチなどは練習するのがもったいない
    • 難しいドライバーの練習がメインなので、いつまで経っても得意クラブができない
  • パター→アプローチ→アイアン→ドライバー
    • 短いクラブから練習でき、上達を感じられる
    • いかにパターとアプローチが大事か、初期に学べる
    • ボールにクラブのヘッドをどう当てると回転が生じるか分かる
    • 正確性がより求められるパターとアプローチの練習時間が一番長くなり、自信が付く
    • パターに自信が付くとアプローチが楽になる→アプローチが楽になるとショット(ドライバー、アイアン)が楽になる→好循環

私はサッカーの指導を長くやりましたが、いきなりドライバーやアイアンを打たせるのは例えてみれば「インステップを強振するボレーシュート」をサッカー未経験者にいきなり教えるようなもの。

絶対にそんなことやりません。いきなり蹴らせませんし、ましてや強くなんて…。

まずは、ボールを足で触ったり、止めたりするところから教えます。

それがパターやアプローチということになるのではないでしょうか。

トシ

一度打ちっぱなしメインの練習を止め、パターとアプローチの練習を徹底的にやりましょう!

君も自宅練習場作ってから、スコアが伸びたもんね!

3.更なる高みに

グリーン周りに自信が出てきたら、次のレベルを目指したいです。

ここで頂いたアドバイス「130yd以下3打以下ができているか」をチェックしてみました。

例えば400ydのミドルホールの場合、270ydドライバーを飛ばすと残りは130ydになります。

つまり、この意識は次の2つの意味があると思っています。

130ydからの打数を意識する意味
  • パーオンを狙う精度の向上
  • パーオンを狙うか、寄せワンを狙うかの判断力の向上

①:パーオンを狙う精度の向上

これはショット力と、風やグリーン状況を考える力が必要です。

使う番手は9番アイアンやピッチングになるので、ショートアイアンの精度も重要になります。

ショット練習の中心に置くべき番手だと思いました。

②:パーオンを狙うか、寄せワンを狙うかの判断力の向上

ここで命題として与えてもらったのは、「130ydから乗せられるか?」ではないということです。

つまり、達成するルートは2つあるということです。

  • 130ydを狙えるショット力が必要
  • グリーンに乗せて止められる状況(風、硬さ)が必要
  • グリーンに乗せられれば、2パットでOK
  • ショットをミスると、バンカーなどのハザードINでダボもあり得る
  • グリーンに乗っても奥や遠いと、3パットが必要
  • 風やグリーン状態などの見極めが必要

ここで大事なのは、どちらが「正」かではないということです。

状況や技量によって「正」は変わりますし、ルートを2つ持っているということが何より重要です。

トシ

このルートをもう1つ持つために、「ショートゲームの極意」は存在します

まとめ

アプローチ・パットの極意は、つまるところ練習量だと思っています。

プロはグリーン上だけで数時間練習し、そのせいで腰痛を悪化させる方もいると聞きました。

我々アマチュアもどこにいくか分からないドライバーばかり振り回す練習を止め、スコアを決定づけるアプローチとパッティングを極めましょう。

難しいライやバンカーから必ず寄せられるという域にいく必要はありません。

トシ

自分の組み立てたホール攻略どおりに、自分が狙えるエリアからアプローチでグリーンを攻める

これぞ、ゴルフの醍醐味です。

練習した自分なりのショートゲームを組み立て、ティーショットのプレッシャーをなるべく減らしましょう。

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