近年少しは良いスコアで回ることができるようになった管理人。
ただ未だに成長しないところがあります。
それは突如出るOBです…
ゴルフを始めてから、ずっとスライスに悩んできました。
朝イチや、ここから頑張るぞというタイミングで、はるか彼方に曲がっていくティーショット。
グリーンを狙ったセカンドショットに、「もう1球お願いしまーす!」というキャディさんからの無情な言葉。
飛んでも曲がってちゃ意味ないよな
2打数一安打だもんね…
そのホールだけでなく、後まで引きずるダメージがあるOB。
これを減らすために、ひいては安定したゴルファーになるために新たなスイングを発明しました。
それが…
初心者の方はもちろん、中級者以上の方も一緒にターゲットスポーツであるゴルフの質を高めませんか。
- ドライバーの曲がりが大きい
- スライスやフック、プッシュアウトなど広範囲に球が飛ぶ
- OBを減らしたい
- グリーンやフェアウェイを狙えるスイングを習得したい
トルクレススイングとは?
1.トルクレスって
トルクレスとして最近流行っているパターを、管理人は手に入れました。
また同様の思想で作られたパターが、オデッセイから2024年に改めて発売されました。
トルクとは、ねじれです。
パターストローク中のシャフトのねじれが極力抑えられる様に作られているパターが、トルクレスパターです。
つまり、ヘッドの重心位置にシャフトが刺さった、シャフトがねじれず飛球線方向にずっとフェースが向いている(開閉しない)パターです。
これをスイングにも使えないかと、考えました。
2.トルクレススイング
管理人の思考はこうなっていきました。
- トルクレスパターのように、ずっとフェースが飛球線と直交していれば曲がらないはず
- トルクレスパターのようなクラブ(ドライバーやアイアン)は、無いか?
- クラブの適合性.通則2.「シャフトはクラブヘッドのヒールに取り付けなければならない」
- つまり、パターを除きセンターシャフトは認められない
スライスさせたくても、できない!
- 以前は上のようなセンターシャフトドライバーがあった(ルール非適合)様ですが、現在は無さそうです
- ヘッド軌道をストレートにして、極力ヘッド開閉を抑えられれば、同じ結果になるはず
- テークバックは閉じ、ダウンスイングは開いてフェース面(リーディングエッジ)が変わらないイメージ
トルクレススイングのやり方
1.まずは大事な手首の動き
なんで「ねじれない」様にするのに、手首が動くんだよ!
まずは動画を見て下さい
身体が回転してもフェース面を変えないためには、通常の手首の動きと逆になる必要あり
①:テークバックの意識
手首を動かさなくても、胴体に腕が付いていてその先にクラブがある以上、テークバックすればフェース面は開きます。
グリップが右後ろに行くんだから、そりゃそうだ
リーディングエッジの向きを変えないためには、2つの動きが必要になります。
- シャットに上げるため、若干アウト気味(身体から遠く)に、テークバックする
- リーディングエッジのラインが開いていかないように、閉じる動きを入れる
テークバックの意識を、少し詳しく見ていきましょう!
ボールから飛球線方向に、前にも後ろにも真っ直ぐの直線(飛球直線)が引いてあるとイメージして下さい。
- ヘッドは飛球直線の上をなぞっていく
- リーディングエッジは、テークバックの途中まで飛球直線に直交(90度の角度で交わる)させる
- そこからは無理のない動きでトップにいくが、フェース面をシャットに意識しておく
- グリップも腰に巻き付けるのではなく、飛球直線と並行に動く
- 右腕が上になる
- 左腕は外旋(小指側に回る)
- 右親指支点で、右手首は内旋
- 若干右脇に隙間ができ、左上腕が脇に押し当てられる
②:ダウンスイングの意識
リーディングエッジを元に戻していくつもりで開いていきますが、あくまでイメージです。
実際は閉じたままインパクトに戻らない様にすれば良いだけです。
- ヘッドは、ダウンスイング途中から飛球曲線に戻ってくる
- リーディングエッジをインに急激に返さないように、直交のままインパクトし離陸させる(フォロー)
- 若干右手首は、背屈
- 飛球曲線に着陸するため、ヘッドが地上スレスレを長く飛ぶイメージ
- 手首は身体の近くを通る
なんか思ったより、シンプルだな
テークバックのシャットイメージがあれば、特に難しいところはないと思います。
ダウンは開いていくイメージだけあれば、開かなくても勝手に開きます
2.その他のポイント
トルクレススイングにも、当然デメリットがあります。
- 正確性、再現性はあるが、飛距離を犠牲にしている
- コックしづらく、フェースターンも最小
- フェースターンの癖が強い人は、ひっかける
デメリットをなるべく消すための、ポイントです。
①:アドレス
ここは皆さんの元々のアドレスで良いと思います。
管理人は、ちょっと変わった構え方を試験中なのでご紹介します。
- あまり前傾せず、スッと立つ
- 起き上がりを避けるため、身体の硬い管理人苦肉の策
- トップからクラブを落とす重力を使いたいので、低い態勢にしない
- 結果、ボールは身体の近くになる
- スタンスは狭め
- トップが浅くならない様に
スタンスを通常幅で取って、しっかり捻転できる方は拡げた方が安定します
- お好みでチンバック
- ボールは、全番手身体の中心に置く
- 最下点でインパクト
- ハンドレイトに構える
- ロフト角とバウンスをしっかり使う
- 軽いフックグリップ
- シャットに上げやすいように
- 引っ掛けが出る方は、ここをスクエアorウィークにしても良いと思います
- 右手は添える
- 親指・人差し指は、握らないくらいで良い
基本は飛距離をなるべく落とさないためですが、腰に優しいことやミスを減らす工夫を入れています。
②:スイング
- 左手を身体から遠くし、スイングアークを大きく
- 飛距離と安定性のため、打ち急がないスイングに
- 右脇が開いても良し
- トップを一段上に持っていきたい
- その時右脇が開くのは気にしない
- ダウン始動は、左足かかとの踏み込みと右脇締め
- 左足の踏み込みで引っ張られ、トップから右肘を脇に落とすイメージで締める
- 下半身をしっかりと使い、振り切る
- 手打ちをすると、引掛けが出るのでしっかり振り切る
- この時、手首を返さないことを意識
管理人の実際のスイング
曲がらない自信を持って、ボディーターンを使いしっかり振り切ることがポイントです
まとめ
今回は最近人気のパターにひっかけた「トルクレススイング」をお届けしました。
まだ使いこなせているとは言えませんが、左右の曲がりは目に見えて減りました。
曲がりが少なくなれば、思い切って振れる強みが出てくるね
飛ばしてから正確性を高める方向でやってきましたが、私には合わないようです。
まず正確性と再現性を高め、その中で飛ぶ工夫をスイングやギアでしていこうと思います。
競技をやるようになると、ゲームを壊すショットは減らしたい…
しっかり練習を積み、いつか飛距離と正確性を両立して見せます!
信じるものは救われる、禁断の一手
元となったスイングです