ずっと下手なスイング動画を上げながら、悩み続けてきた悪癖があります。
それは、左肘抜けです…
チキンウィングと呼ばれたりする、何より格好が悪いスイングの代表格です。
先日アドバイス頂いた、スタンス幅とC字フィニッシュを意識し練習
— まめゴルフ@テンフィンガー卒業 (@mame_golf_ie) January 6, 2025
左ひじのフライング風味が依然直らず、シャットに振りにいくと出てしまう🥺
もっと左に振りぬけば、直るのか… pic.twitter.com/JFJ7zRgjoV
たしかにブサイクだ
スイングがブサイクでも、球が真っ直ぐ飛べば良いのかもしれません。
でもやっぱりかっこいいスイングで、ラウンドがしたい!
その見え方だけでなく、スライスにも直結する「左肘抜け」。
同じ様に悩んでいるそこのあなた、その悪癖一発で直すドリルがありますよ!
- チキンウィング(左肘抜け)が直らない
- スライスが直らない
- OBを減らしたい
女の子にもてたい
左肘抜けとは?
今回も私自身の重い悩みなので、一家言あります。
1.左肘抜け
悩んでいる方であれば、すぐ頭に浮かぶでしょう。
インパクト後に、フォローの過程の早い段階で背中側から左肘が見える悪癖を言います。
チキンウィングとも言われ、私の大嫌いな癖です。
かっこ悪いもんね
2.左肘抜けになる理由
これには、大きく分けて2つあります。
- アドレスでの左肘の向き
- インパクト後の左腕の使い方
前者は、今までもかなり触れてきています。
ポイントは、アドレス時に左肘を身体の方に向ける(飛球方向に向けない)ことです。
これでだいぶ改善したのにな
今回の記事では、2番目の理由について紹介していきます。
3.左肘抜けのデメリット
左肘抜けは、かっこ悪いだけではなく、デメリットもあります。
特に初心者の頃からずっと患っている管理人は、様々なものを実感しています。
- 伸び上がりが起きる
- スライス(アウトサイドイン)が直らない
- 左肘を抜くことで、フェースが開く
- フェースが開くのを嫌がり、手首だけでフェースを閉じる
- 左肘が痛くなる
すべては繋がっているのですが、どうしても直すことができません。
特に手首だけで最後なんとか整えようとするので、出球が安定しない。
長く直せないことで、左肘に負担がかかりゴルフ肘になることは注意が必要です。
左肘抜けの直し方
1.さっそく動画
まだ改造初日でぎこちなさはありますが、まず動画をご紹介します。
色々問題はあるけど、一応左肘は抜けてない
管理人はフレッド・カプルス、田村尚之プロのスイングを参考にスイングを作っており、トップで右脇が空きます(右のチキンウィング)
動画にコメント頂いたとおり、通常は右脇を開けない方が良いと思います
2.意識ポイント
意識ポイントは2つで、ドリルは1種類です。
今回の動画では、それを実践しています。
①:左肘を体側に畳む
右手が左手を追い越さない位置関係のままフォローにいくと、身体の構造上左肘を曲げざるを得なくなります。
たしかに左肘が突っ張るね
これが、左肘抜けの原因です。
そこで、左肘の動き方が重要となります。
左肘が身体から離れる
左肘が身体から離れない
②:フォローを縦に上に抜く
フォローをイン側に引こうとすると、左肘が引けてしまいます。
そこで、フィニッシュでグリップを頭の上に持っていくるつもりで、縦にフォローを上げていくことを意識します。
どちらが改良後のスイングが分かりますか?
グリップと頭と距離が全然違うな
左肘の角度も違うね
グリップが頭から離れ、低くなる
グリップが頭に近くなり、高くなる
3.実践ドリル
2つの意識ポイントは、分かりましたか。
それではスプリットハンド(右手を左手から離し、シャフトギリギリを持つ)を利用した、ドリルをやっていきます。
- 直立し、左手は普通にグリップ、右手はグリップのヘッド側ギリギリを持つ
- 右手は特に柔らかく持つ
- そのままゆっくり水平ハーフスイングをし、インパクト付近で左手を右前腕の下から裏側に交差させる
- この時右手が左手を追い越すのではなく、右手が支点で左手が後ろに戻るイメージにする
- 飛球方向や正面を向いていた左手の手のひらが、空を向いていく感じに外旋させながら交差させる
- 左肘は脇腹に近づける
- 左肘を脇腹から離さず、ボディーターンでフォロー側のハーフスイング
- 後ろから見た時に、ハーフスイング終了時に肘が背中から出ていないことを確認
- 自分からは体の正面にグリップがあり、左肘が地面を向いていることをチェック
- そのまま何回か振りながら、少しずつ前傾していく
- さらに右手を左手に近づけ、通常のグリップにしていく
- そのままスイングを大きくし、フォローを縦に頭の上に持っていくつもりで上げる
- しっかりフィニッシュを取る
- ハーフテークバックからフィニッシュを繰り返すと良い
最初は手だけで振っている感じで構わないので、だんだんボディーターンで振っていきましょう
まとめ
今回は管理人の長年の願いであった「左肘抜け」の直し方をお届けしました。
まだまだ改良余地がありますが、なんと1日で改善することができたのが驚きです。
長年悩んでたのにな
管理人はテークバック側は、「トルクレススイング」でシャットに保ち、距離と正確性を両立させたいと考えています。
今回の記事でフォロー側の意識を改め、スライスを減らせれば嬉しいです。
同じ様に左肘の抜けに悩んでいる方は、ぜひ参考にドリルをやってみて欲しいです!
三角先生でさらにグッドスイングに!
私が参考にしている田村プロの書籍です