これから一大ムーブメントを作りそうなL.A.B. Golf
2023年8月に、同メーカーのパターを使用したルーカス・グローバー選手が「ウィンダム選手権(PG)」で優勝しました。
さらに翌週「フェデックス・セントジュード選手権」でも、優勝。
他にもリチャード・ブランド選手が2024年5月に「キッチンエイド全米プロシニア選手権」で優勝し、同6月の「全米シニアオープン」でも優勝したんです。

私が知ったのは、アダム・スコット選手が使っていたパターを見たから!

リッキー・ファウラーも最近使っているね
使っているのは長尺でパターヘッドも私のものとは違いますが、綺麗な回転でスコスコ入っています。
アダム・スコットら使用の日本限定即納モデル

なぜこのパターを選んだかと言うと、私のパッティング法と親和性が高いと思ったからです!
L.A.B. Golfの特徴
1.L.A.B. Golfの名の由来
メーカー名が一番のポイントです。
パター最大の問題、それは「トルク」です
公式hpより
パットをミスしたときに感じる違和感。その原因はパターのトルク(回転)です。世の中の全てのパターは、ゴルファーの意図しない方向に回転するようにできています。そのせいでパッティングに一貫性がなくなるのです。
特許取得済みの技術、ライ角バランス(Lie Angle Balance、略してLAB)は、パッティングをシンプルにするために生み出されました。LAB技術はパターからトルクを排除します。L.A.B. Golf(ラブ・ゴルフ)のパターを使えば、毎回同じストロークができます。特にプレッシャーのかかる場面での効果は絶大です。

「LOVE」ではなく、「LAB」=ライ角バランス
という新しい概念でこのパターはできています。
下の分かりやすい動画を見てみて欲しいです!

基本的にパターは開くんだね!
ライ角でバランスを取ることで、常にボールに対しスクエアに向くパターを作るというのは、すごい発明だと思います。
これで「トルクフリーパター」が誕生しました。
2.管理人のパッティング法との親和性
管理人のパッティングは、まったくフェースターンが無いのが特徴です。


フェースがずっとスクエアなパターで、フェースターンのないパッティングをすれば最強!
そんな発想で、選択しました。
ショットも同じ思想でやってます

3.ヘッドタイプ
①:MEZZ.1
アダム・スコット使用のものより若干小さいモデルです。

②:MEZZ.1MAX
①より体積20%アップのモデルです。

③:DF 2.1
最も特徴的な形ですが、見た目が気にならなければベストです。

④:DF3
DF2.1と同じ思想で作られていますが、やや小さくなっています。


これにしました!
⑤:LINK.1
どうしてもブレードが良いという方に、ライ角バランスのセンターシャフトモデルです。

4.その他の特徴
①:ヘッドがアルミニウム ※LINK.1はステンレス
上で触れた「ライ角バランス」を成立させるために、非常に軽く(鉄やステンレスの1/3の比重)高価なA6061アルミニウムを利用しています。
これによって、重いタングステンのウェイトスクリューを多く配置できます。
②:ボールが拾える

後ろの穴で、押し付ける訳でもなくボールがなぞにハマります。
③:多彩なオーダーが可能

上記のように、非常に多彩なカスタムが可能です。

この中でライ角79.5がマストのカスタムでした
本当は直角のライ角がベストですが、用具規則上の限度であるこの角度が作れるのが素晴らしい。
色々と思い付く限り、カスタムしました。
管理人のカスタムオーダー
公式HPでは、様々なカスタムをすることができます。
私はポイントが欲しいので、別のところでオーダーしました。

①:ライ角 ※無料
ルールギリギリの79.5°にしました。
②:シャフト ※+77,000
最初は「BGT_Stability_One」で注文したのですが、メーカー欠品となってしまい変更が必要に。
お高くなるので迷いましたが、TPTシャフトにしました。

高杉
L.A.B. GOLF BY TPT GOLFはL.A.B. Golfがこれまでテストした中で最高のパターシャフトです。
公式HPより
このパターシャフトは、シャフトに重なりや継ぎ目がないように、1本のカーボンファイバーを連続的に巻く自動製造工程で作られています。
つまりワンピース構造です。
カーボンファイバーは、すべての繊維の角度が同軸になるように巻き付けられます。そのため全てが調和して機能します。どんな技量のゴルファーでも芯でヒットすれば、その違いはすぐにお分かりになると思います。
アダム・スコットが初めてこのシャフトを試打したとき、彼はその感触を “インスタント “と呼びました。私たちがテストした中で、最高レベルの一貫性と最高の手応えの両方を実現した初めての製品です。

③:パター長 ※無料
最初は私の体(肘の高さ)に合わせた37.5インチでお願いしましたが、選んだシャフトの強度上37インチが限界とのことで変更しました。
④:ヘッドカラー ※無料
茶色好きなので、「Cappuccino」にしました。
⑤:グリップ ※無料
メーカーおすすめの「プレス・グリップ」にしました。傾きは3°です。
自然にフォワードプレスになるという触れ込みです。



たしかにロフトが立ちそう
左の画像が分かりやすいと思いますが、グリップを直立させるとフォワードプレスをしたようになります。
普通に構えたところから、グリップエンドを目標方向に押すこと
5-7cm程度グリップエンドを目標方向に動かすと、インパクト時の理想ロフト角である-4°となると言われています
HPによると、実効ロフト4.5°-シャフト傾き1.5°なので、このグリップでほぼ垂直になっているようです。
⑥アラメントマーク
好みで「W」タイプにしました。

⑦:ヘッド重量
具体的な重量は非公表とのことですが、「重め」でお願いしました。※他に標準、軽めがあり


上記スペックで、583gでした
使いごこち
初袋田の滝に、感動😍
— まめゴルフ@テンフィンガーマイナス右人差指始めました (@mame_golf_ie) November 5, 2024
初パターも頑張ってくれ、久しぶりに良いスコアで回れました⛳️
ただ以前はすごく綺麗なコースだったので、少し残念💧
ちょっとかっこ悪いフィニッシュになってしまうけど、少し矯正頑張ります👍🏻 pic.twitter.com/KVqBr57fE9
あまり良い状態のグリーンではなかったので、評価は暫定的ですが転がりはとても綺麗なパターだと思いました。
何より今までのようにDIYした訳ではなく、最初から自分が欲しいスペックになっているのが最高です。

新車効果かもしれないけどな
- 直進性は非常に高い
- 打ち出しではっきり誤った方向に行くことがない
- ヘッドがねじれる感じがない
- 順回転で転がる
- オートマチックに打てる
- 打感は普通(シャフトの影響が大きそう)
- 打音も普通
- 普通に打つと転がり過ぎて、オーバーする
- 思ったよりは大きくないけど、小さくはない
- ちょっとヘッドが軽く感じる








「2-BALL TEN」より若干大きいくらいなんだね
管理人のDIY
管理人はかなり重いパターに慣れているので、もっと重くしたくなりました。

そこで大好きな鉛チューンです

今回は重さ重視で、0.5mmなどの厚さではなく、1mmのものにしました。
サイズ:10cm✖7.3cm
重さ:約90g
これをフリーハンドで切ったところ、大変なことになりました。


分厚いのでこんなハサミを購入し使いましたが、鉛は柔らかいのでもっと小さなハサミやカッターで切るべきでした。
しばらくこれで使ってみて、問題がなければ綺麗に切ったものを再度貼り直したいです。

583gから640gに約60g重量アップ。手でも分かる重さの差です。

重くしすぎたかもだけど、よく転がるようになったね
まとめ
初めて自分でオーダーしたパターをゲットしました。
私の打ち方ではなく、普通にパッティングしてもとても素直な転がりだと感じました。

形が許せれば、最高の相棒になりそうです!
ただ非常に高価なパターなので、希望にあったスペックがあれば中古やオークションなどで狙ってみても良いと思います。
お店にあったら、ぜひ一度打ってみて欲しいです。

まめゴルEYE
総合評価 | |
---|---|
タイプ | イカ系中尺パター |
打感 | |
操作性 | |
寛容性 | |
コスパ | |
特徴 | 異形な見た目も素直な転がり |
備考 | シャフトをオリジナルスチールにすると少し安価に |
総評 | 左右に打ち出してしまう方にオススメの超直進パター 値段と形を越えられれば… |