みなさんはウェッジは何本入れていますか?
以前同じ書き出しで、ウェッジのセッティングについてお伝えしました。
現在は2022年12月で冬ゴルフに入った時点ですが、管理人のウェッジセッティングは3本になりました。
まだ、なったばかりです
明日のゴルフにウェッジが2本間に合った😍(1本はぶっつけ先行投入済)
— まめゴルフ@ドローは諦めました (@mame_golf_ie) November 29, 2022
マークダウンはお得だけど、在庫が無さ過ぎて中古屋さんから新品を取り寄せるという事態に…
またぶっつけ投入してきます🥹 pic.twitter.com/mCgMVr2JIX
それまでは、46度のPから52-59.5という2本体制でした。
ウェッジはスコアに直結する大事なセッティングと考える管理人が、なぜ変更したのかお伝えします!
- アプローチでダフリやちゃっくり、トップのミスが多い
- バンカーが苦手
- ぺったりした冬芝でのアプローチが苦手
ウェッジってどんなクラブ?
まず、おさらい的なウェッジの定義ですが
と言われています。
ただ実際に売られているアイアンセットを見ていると、5番アイアンからPまではセットにされていることがほとんどです。
なので、まめゴル的には、P(ピッチングウェッジ)までをアイアンセットと考え、それ以下の番手をウェッジと呼ぶことにします。
管理人おすすめのアイアンセッティングの記事については、コチラ
さっそく見ていきましょう!
管理人のウェッジのセッティングについて
色々細かい知識は、繰り返しとなりますので省略します。
気になる方は、コチラをご覧ください
1.それまでのセッティングへの不満
それまでは、46度のPから52-59.5という2本体制は、はっきり言って見た目や打感重視でした。
扱い易さもあり、スコアにも好影響はあったと思うのですが不満もありました。
①:ロフト角の開き
ロフト角が、46-52-59.5という構成で6~7.5度の開きがあります。
46-52の6度は気になりませんでしたが、52-59.5の7.5度は気になりました。
フルショットをするクラブではないので、あまり飛距離の階段は気にしていませんがアプローチでの出球にも大きな差が出てきます。
やはり56度の易しさは捨てがたい
管理人は不器用なので、同じスイングのままロフト角の違いを利用し出玉を変えたいです。
②:バンカーショット
管理人の使っていた59.5度は、ヘッドも重くバウンスも12度ありバンカーでも使いやすいウェッジです。
ただ例えばグリーンまで40、50ydのバンカーショットとなると、距離が出せず苦労していました。
やはり距離を簡単に出すには、54や56度の方が向いています。
管理人の鬼門!バンカー
③:ハイバウンス
管理人の59.5度は、ロフト角が大きいのですが12度というハイバウンスです。
夏芝では心強いハイバウンスが、芝が薄くなる冬やベアグラウンドではバウンスが跳ねるトップが心配になります。
でも59.5度をローバウンスにすると、上述のバンカーが心配。
悩みどころです。
一般的にはハイバウンスは、初心者に優しいと言われます。
たしかに間違いではないのですが、物事には裏表があります。
- バンカーでヘッドが砂に潜りすぎない→エクスプロージョンに向く→固い、薄いバンカーは不向き
- ソールがすべりボールを拾う→すべらせ易いが、長い距離はすべらない→冬芝には向かない
④:フェースを開く
管理人も最近いっちょ前に、フェースを開くアプローチを打つようになりました。
そんな時、ハイバウンスのウェッジだとフェースを開くことで更にバウンス角が増え、ダフリトップ(ヘッドが地面にダフって跳ね、トップしてしまうこと)をやってしまうことがありました。
もともとローバウンスであれば、開いてもハイバウンスになり過ぎることもありません。
夏芝 | 冬柴 | バンカー | 開く | |
ハイバウンス | ◯ | △ | ◎ | △ |
ローバウンス | △ | ◎ | △ | ◯ |
アプローチや100yd程度からのOBは折れるもんね
2.管理人の選択
そんな時の管理人の選択は、こうです。
両方入れれば良いじゃない!
ただギアオタク好きの管理人の場合、問題が生じます。
①:クラブ本数
14本のクラブ本数に対し、当然マックスの本数が入っている管理人。
ここにウェッジを加える場合、1本戦力外通告を出す必要があります。
候補はこれら。
- 5W CV-8【TPT RED 15 Hi】
- 4U CV-8【fire express UT 85X】
- 4I MIURA TC-101【SteelFiber i110cw X】
どれも大好きなクラブなので、難しい…。
②:取捨選択
守備範囲:220yd
ロングのセカンドなど、グリーンで止めるロングショットで利用。
たまにドローでティーショットを打ちたい時にも利用する。
爆発力はあるが安定性に欠ける3Wをおさえ、唯一のFW(フェアウェイウッド)枠。
守備範囲:200-210yd
打ちたいシチュエーションの多い、200ydを安定して飛ばせるUT。
多少引っ掛けのミスはあるが、今まで使ったUTの中で唯一左を恐れず振れる。
林の中からの低い球での脱出でも使われる、まさにユーティリティプレーヤー。
守備範囲:185-200yd
ウッド系が苦手な管理人の大好きなロングアイアン。
今までは3Iも入れていたが、出番の少なさに4Iのみとなった。
たまの右ペラはあるが、ティーショットでもぶれ幅は少なく信頼度高い。
まず守備範囲の広いUTは、トラブルの多い管理人のラウンドからは外せません。
あとは、こう考えることにします。
冬:ロングアイアンが刺さりやすく、飛距離も出せないので5W
それ以外:コースと天候による(雨の日は5W)
ロングアイアン大好きな管理人としては断腸の思いですが、仕方ありません。
この冬はパーオンでなく、グリーン周りのアプローチを優先し、クラブセッティングを考えることにしました。
実際に56度のローバウンスは、グリーン周りで活躍してくれています!
やはり4番アイアンなしが耐えられず、ハイバウンスの58度を抜き52-56のみでラウンド。
初打ち行ってきました!
— まめゴルフ@ドローは諦めました (@mame_golf_ie) January 11, 2023
お仕事関係で、握りはボコボコに😭
なかなか先が分からないホールが多く、前半はずっと右アウトでフェーダー(スライサー)には厳しかったです🥹
前半は凍ってたけど、後半ポカポカ
グリーンも速く、アンジュレーションがキツイので面白かった!
次行ったら、リベンジしたい😡 pic.twitter.com/BhEaSV1lAu
危惧したとおり、バンカーで使用したローバウンス56度のヘッドが潜りすぎ1回で出せず…
一度しか使わなかった4番アイアンとどちらを入れるべきだったかは、明らかでした。
3.【おまけ】バウンス角だけでない、バウンスタイプの選択
バウンス角中心の視点で書いてきましたが、バウンスは角度だけでなくもう一つ重要な視点があります。
それが、バウンスタイプやグラインドと呼ばれるものです。
ソールの削り方だと、思ってください。
「ウェッジといえば、ボーケイ」と謳われるタイトリストのHPにはこう書かれています。
公式HPのグラインドの項目に、様々タイプのグラインド画像が載っているよ!
バンカーでの砂の付き方で最適タイプが分かるんだな
管理人の使っていたMOZウェッジも、開きやすさやバンカーでの抜けを求めグラインドを変更しています。
工房でやりたい打ち方を伝え削ってもらう方法もありますが、メーカーが揃えるグラインドの種類が多いウェッジを選択する方が現実的で経済的です。
ロフト角やバウンス角だけでなく、さらにきめ細やかな中間的な性質を求めたい人は検討してみてください。
52-56-58度を実際に選んでいこう!
1.まずセオリー
普通であれば選ぶべきロフト角は、52-56-60の4度刻みがベストです。
ロフト角のみでの56,58の違いは、クラブ本数を増やすほどの差ではありません。
私も本来であれば、60度を選択します。
その場合、56度ハイバウンス、60度ローバウンスをオススメします
でも、60度はミスも多いから慎重に
2.管理人の考え方
今回はバウンス角を中心に選定していることが、肝になります。
そこでふた通りのセッティングが考えられます。
- パターン1
- 56度をハイバウンス
- 58度をローバウンス
- 58度を開きたく、バンカーに自信がある人向け
- パターン2
- 56度をローバウンス
- 58度をハイバウンス
- 56度を開きたく、バンカーに自信がない人向け
普通は、「パターン1」の方が一般的だと思います。
管理人はバンカーに自信がありませんので、やはり58度のハイバウンスは外せず「パターン2」にしました。
3.もう一つの選定基準
今回はウェッジの選定において、新しい基準を取り入れました。
名付けて「ウェッジと畳は新しい方が良い」
「女房とウェッジは」と言わないあたり、管理人の奥ゆかしさを感じます。
ただ今回は本当に、確信をもってこの選定基準を加えました。
友人との練習中、低く出して止める練習をしたところ自分のウェッジだけ止まらない
友人のウェッジを使うと、止まる…
調べてみると溝の劣化だけでなく、ギア効果で止める最新ウェッジの方が止まるよう
止まる!
今回の気付きで、ある程度の頻度でウェッジの買い替えをしなければならないことが分かりました。
それなら、買い替えやすい安いウェッジにしよう!
そんなことで、今回はマークダウンの安いウェッジを選ぶことにしました。
管理人が選んだ劇スピン低価格ウェッジはこちら!
最初に56度を買ったあとに、あまりのスピンのかかりの違いに52、58度と追加購入しました。
プロは1試合ごとに変える人もいるそうです。
私は当然そんなことは無理ですが、2年毎を目安に買い替えようと考えを改めました。
ちなみに52度はミッド(普通)バウンスの10度。
56ロー(6度)、58フル(12度)とこだわりを見せてみました。
このウェッジはびっくりする位バックスピンがかかりますが、もうマークダウン品なのでこれから買う方は新モデルを選んで下さい。
4.ローバウンスウェッジの打ち方
難しいことはありません。
ただ通常のバウンスやハイバウンスのウェッジと異なるところがあります。
ほんの少し(1,2度)で良いので、フェースを開いて構えましょう
少し開くことで、バウンスが増え刺さりづらくなります。
逆にあまり開きすぎると、ローバウンスといえどもバウンスが主張してきます。
ただ、全く開かないのとは雲泥の差で簡単になります!
ぜひ、だまされたと思って「ほんの少し」開いて打ってみましょう。
実際にラウンドで使ってみた感想
控えめに言って、最高です!
正直56度と、58度の使い分けなんてできるのかな?と思っていました。
たしかに「どちらを使おうか」と迷う局面はありました。
でも、少し薄い芝や花道などで、ローバウンスの56度を少し開いて打つと安心感が違います。
またバンカーで安心して打てる58度のハイバウンスも、ラウンド中何度も出番がありました。
KM-700,RTXジップコア(52,58)初戦👍🏻
— まめゴルフ@ドローは諦めました (@mame_golf_ie) November 30, 2022
モーダス115Xが振ると少し暴れましたが、ライン出し中心では縦距離も揃いマズマズ
ウェッジも距離感のズレ以外は善戦
ドライバーがオール右の林だったので、我慢のゴルフに😭
スイング、アイアン、ウェッジ全交換の割にはスコアは耐えれて良かったです😅 pic.twitter.com/c9gcu2KT0z
もう少し慣れてくると、56度か58度どちらか、さらに56度のハイバウンス1本、58度のローバウンス1本なども検討するかもしれません。
でもスコアメイクの課題は、グリーン周りなのでウェッジ本数はしばらく増やしたままでいきます
前に56度のハイバウンスを推してたもんね
まとめ
今回はウェッジのセッティングで1歩踏み込み、バウンスを中心にした視点でまとめてみました。
14本のセッティングには、色々な考え方があります。
今回は「管理人のやりたいゴルフをするため」ではなく、「季節やコースに合わせたゴルフをするため」のセッティングを意識しました。
大した違いはないと思うかもしれませんが、管理人的には大発見であり大成長です。
「ローバウンスのウェッジなんて、上級者の使うものでしょ!」と思っている方でも、一度使ってみて欲しいです。
そして使った上で、なぜハイバウンスを選ぶのか、自分がよく行くコースにはどちらが合うのかなど考えるとギア選びが楽しくなりますよ!
お助けウェッジも選択肢に入れてみてください