最近管理人の中で、飛距離の肝となるスイングポイントが浮かび上がってきました。
管理人が、「追いコック」と名付けたポイントです。
- 使う
- 切り返しでコックを加える動きをする
- ヘッドスピードが上がり飛距離が伸びる
- 使わない
- グリップエンドが地面を指すまでの動きに制限
- フェース管理が容易になり再現性が増す
グリップエンドを飛球線後方に向ける意識が難しい
これを自然とできるようになるのが、巷で話題の「切替上手」という練習器具です。
ただこれが高級な上に、品切れで買えない…。(2023.01現在)
そこで、いつもの通り作ってみることに。
フォロワーさんが作ったという報告を見て、やってみました!
そんなに上手くいくかね
切替上手とはどんなものか?
まずは、本物を知らないことには作れません。
現品を見たことはないので、YouTubeでお勉強です。
- スイングの切り返しに特化した練習器具
- 切り返し時に、グリップエンドを飛球線後方に向け、後方に力をかけるコツを体得する
- スイング全体を学ぶものではない
動画を見るまでは、スイング棒のようなものを想像していましたが、かなり尖った練習器具です。
本当に切り返し時点のみの動きに特化していることが分かります。
どんな仕組みなのかな?
- グリップの中を通った芯棒がシコシコ動く
- 両先端には重りが入っている
- 商品の注意点を見ると、端の方を持つと肉がグリップと先端の間に挟まる
同じ様に作るとなると、色々専用部材が必要になりそうです。
色や加工のし易さなど考え、イレクターパイプなどを探しましたがグリップとしては太すぎる気がします。
そこで管理人は、ホームセンターで探しながら作ることにしました。
そして発案者のフォロワーさんのお名前を借り、「シャロしこ棒」と名付けることにしました。
シャロしこ棒の作り方
まず道具を集めます。
1.購入したもの
それぞれ説明していきます。
①:給水管 ¥1,078(税込)
塩ビパイプなども考えましたが、耐久性を考え金属にしました。
材質は銅のようです。
下で書く六角ボルトの長いものが見つかれば、もう少し長い方が望ましいです。
逆にこれは20cmですが、これより短いものは絶対にダメです。肉を挟みます!
また②のボルトの先端が抜けない径を選びましょう。
②:ボルトナット ¥272
一番のポイントは、このボルトの長さです。
私が行ったホームセンターでは30cmが最長でした。これより短いものは絶対にダメです。
本物はおそらく45cm近くあると思います。
長いものが見つかるようなら、①の給水管とのバランスを見て長いものを選びましょう。
45cmを選べれば、①も30cm近いものが選べると思います。
③:高ナット ¥140
実は上の①②だけで、完成します。
購入した②は先端にボルトが付いていたので、給水管の中を通しナットを締めて完成です。
本物はヘッド側の部材が重そうに見えたので、高ナットでその役目を期待します。
④:ホース ¥62
グリップ部にゴムを貼ろうかとも思ったのですが、面倒なのでホースの切り売りを使用しました。
緩すぎず、キツすぎないものを①の外径を考慮し、選んでください。
工程というほどのものはありませんが、ホースの中に給水管を通すことが一番大変でした。
私はお湯をかけながらやりましたが、パーツクリーナーなどを利用しても良いそうです。
2.完成
ただ通して、ナットを締めるだけなので工程はありません。
私は上でも書いたとおり、ホースで苦戦しました。
だからそんなところに変な切れ目があるんだな
実物はかなり小さいことを除けば、そこそこ実用に耐えられそうです。
本物の注意動画にもありましたが、給水管の端を持たないようにしましょう。
管理人は肉を挟みました(泣)
先端のナットはしっかり締めておきましょう!
ゆるいとなにかの拍子に抜けたら大変なことになります。
毎回利用する時も、しっかり締まっているか確認しましょう。
シャロしこ棒を使ってみた
早速、動画を参考に使ってみました。
シャロしこ棒は、本物費1/10の安物ですのでグリップの長さが足りません。
片手メインで使用してみました。
かなり質感などは違いますが、切り返しで飛球線後方に力をかけるという本質は学べました。
動画の中ではカチャカチャ音を鳴らすことばかりを考えてしまって、リリースが早くなってしまっていますが最初の「カチャ」が鳴ることが大事です。
シャロしこ棒で、憧れのタメを学ぶことができます
- 飛球線後方にグリップエンドを押し付ける
- グリッププレッシャーを減らす
- (誤解を恐れず言うと)グリップが手の中で遊ぶ意識を持つ
- リリースを永遠にしないイメージ
発案者の森コーチの動画です
スイングイメージはコチラで学びましょう
まとめ
今回は、高くて買えない練習器具を「DIYで作ろう」をテーマに書いてみました。
なかなか意識しないとできない動きなので、みなさんもシャロしこ棒を作ってタメを学んでみませんか?
管理人が現在意識して練習している「殺陣スイング」とセットにすると、憧れのスイングを習得できるかもしれませんよ!