先日お伝えしたぐにゃぐにゃシャフトでの、スイング練習。
とても効果があると思うので、オススメしました。
管理人がボディーターンスイングを学ぶにあたり、現在取り組んでいるものは実はこれだけではありません。
- ぐにゃぐにゃシャフト
- 左打ち
- 太極拳スロースイング
左打ちスイングは難しく、いつになったら成果をお見せできるか分からないので先に「太極拳スロースイング」についてお伝えします。
往年の名プレイヤー、宮里藍選手も行っていたと言われるスイング練習。
その簡単バージョンをやっていきたいと思います。
太極拳スロースイングとは?
実は最初は単に「スロースイング」として、お伝えしようと思っていたのですが調べている中でこの動画があったのでご紹介します。
地味な動画ですが、さすが名プレイヤー。
こんなゆっくりなスイングができるとは、素晴らしい体幹や筋力、柔軟性があることが分かります。
これはキツイ
スロースイングをするメリットは、多くあると思います。
- スイングを止めずに、各ポイントのチェックができる
- 動きながらになるので、筋肉の使い方や筋の張り方などを感じられる
- スイング中の体重移動が分かりやすい
- ヘッドの位置や開き具合が、よく見える
やってみると分かりますが、本当にキツイ練習です。
私は問題点も感じました!
- クラブが重く、手首に力が入ってしまう
- クラブだと思うとゆっくり振れず、スイングが特にダウンスイングで速くなる
そんな問題点を解消した「まめゴル的太極拳スロースイング」をご紹介します!
「まめゴル的太極拳スロー素振り」のやり方
先ほど触れた問題点は、つまりは実クラブでやるからいけないんです。
そこで、工作をしました。
1.スロースイング用素振り棒を作る
- 使わないアイアンシャフトを用意します
- ヘッドが付いていれば、熱して抜きます
- アイアンヘッドを段ボールや厚紙の上に置き、輪郭をなぞります
- ハサミで切り取ります
- シャフトの後ろ側から、テープで止めます
5分もあればできる、簡単工作です。
無駄にツアーイシューだね
2.練習方法
さすがに1スイング2分オーバーは、私にはできません。
最初は30秒ほど、慣れてきたら1分ほどで1スイングをするイメージでやっていきましょう。
- 下半身を含め、しっかりと普段通りにスイングする
- 途中で加速したり、減速したりしないで一定のテンポで振る
- フォローまでしっかりと決める(グラグラしない)
腹の肉が邪魔で、スイングできないよ…
スローでできていないスイングの場合、実際のスイングでは何かをして成り立たせている(ごまかしている)ことが分かります!
- 起き上がり
- 手首のアーリーリリース
- 手元の浮き(身体から手元が離れる)
いずれも重大な悪癖です。
ゆっくり何度も、素振りしましょう。
身体が熱くなってきますよ!
ミラーでの正面からのチェックも大切です
だんだんスイングの理論が分かってくると、正面や後ろからどのように見えるのかが気になってきます。
そこでスマホのカメラで撮影し、見返していたのですがカメラの固定など色々面倒もあります。
そこで秘密兵器を購入しました。
デカくない?
スペースが許せば、大きい方が良い!
以前から使っていた製品は持ち運びに優れる反面、鏡面が小さいため、クリアな映りは望めません。
そのため、飛球方向後方からの姿勢を上手く確認できませんでした。
シャンクは自分のせいだよな
- 大きい(1.65m✕0.6m)のに、軽い(2kg程度)
- 横幅が広い(管理人は60cmの商品を選択)
- 全身が余裕で映せる
- スタンドが付いていて、壁がない場所(飛球方向後方など)でも置ける
高さも重要ですが、ヘッドの位置などを後方から見たいので横幅が大事です。
なるべく大きなサイズを選びましょう。
特に飛球線方向後方からの見え方は、色々気付かされます!
「まめゴル的太極拳スロースイング」のやり方
十分にスロー素振りをしたら、いよいよボールを打ってみましょう。
ただ、ここでも大事なのは球を飛ばすことではありません。
実球を目の前にしても、実際のクラブを持っても、太極拳スロー素振りを忘れずやりましょう!
1.やり方
特別なことはありません。
とにかく素振りの時と同じように、一定のスピードでスイングしましょう。
練習場でも、同じ距離(私は10ydをイメージ)を打ちましょう!
室内でやる時は、スカイトラックなどを使いヘッドスピードが変わらないように注意しチェックしましょう。
2.やってみた
自分ではかなりゆっくり振っているつもりですが、スピードが変わったり速くなってしまっています。
十分に素振りをし、一定に振るように頑張りましょう。
お腹がプルプルするよ
これができないのに、ただただブンブン振り回すのが、今までの管理人の練習でした。
ヘッドの位置も、自分の重心も分からずスイングしていても上達は見込めません。
ただやみくもに振っていると肘を痛めたりもしますので、「まめゴル的太極拳スロースイング」を上手く使いスイング練習していきましょう!
まとめ
今回は、管理人が練習中の「太極拳スロースイング」についてお届けしました。
太極拳を名乗るなら、もっとゆっくりやらないとね
ゴルフを始めた時は特に、ただただ練習場でボールをぶっ叩いてしまいます。
それも大事なことですが、やはりスイングを上達させるにはまず型です。
管理人は小さいころピアノを習っていましたが、最初は必ずスローテンポで片手ずつやって、両手を合わせ、その後本来のテンポにスピードを上げていました。
ゆっくりやって出来ていないものを、速くやったらもっとできません。
当たり前のことですが、ここをどうしても忘れてボールを飛ばすためにマンぶりしてしまいます。
ぜひ皆さんもスロースイングを取り入れ、自分のスイングを見つめ直してみましょう!
急がば回れ
最初こそ飛距離より正しいスイングが重要です!
一緒にしなりも学んじゃいましょう