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【渋野日向子プロも愛用】ぐにゃぐにゃシャフト、MCI PRACTICE Iron PLUSを試してみた!【打ち急ぎを直そう】

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管理人は最近学んでいる「カーリング」をモノにするために、スイングの間を作りたいと思っています。

会得したいこと
  • しっかりボディーターンから打ち急がない
  • アーリーリリースをせずにショットする

これを学ぶための、良い道具を見付けました。

トシ

ぐにゃぐにゃシャフトです!

実は前からとても使われているグッズで、プロの使用率も高いそうです。

そんなMCI PRACTICE Ironについて、レビューをお届けします!

この記事で分かること

MCI PRACTICE Ironって?

私が説明するより、私のスイングを何度か破壊したこともある方ですが中井プロから商品紹介です。

渋野日向子プロも、打ち急ぎを防ぐためにこれで練習していると紹介がありました。

1.見た目

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我が家に来たのは、このヘッドでした。

リーズナブルなので、組みやすいのかもしれません。

グリップは普通のものが付いていて、柔らかさ以外は普通のアイアンです。

2.普通のアイアンとのスペックの違い

シャフトヘッドクラブバランス振動数(CPM)クラブ重量(g)
MCI PRACTICE7ID1184389
MCI 70R7ID1282392
MCI PRACTICE PLUS7ID1200420
MCI 100S7ID1324421
管理人MB KBS130X7ID1.8360465
組むクラブによって変わるので参考まで 公式より

クラブ重量とバランスはほぼ同じで、振動数だけを100程度変えるとはすごいセッティングです。

公式にあった表の中に管理人の愛機を入れてみると、上の表のようになりました。

分かったこと
  • 振った感じかなり重いイメージでしたが、スペックは思っていたより軽い
  • 振動数がかなり柔らかい

3.実際のシャフト挙動

カメラを片手で持ちながらなので、期待していた感じに全然ぐにゃぐにゃせずすいません…

「思っていたより、ぐにゃぐにゃではなかった」というのが、正直な感想です。

MCI PRACTICE Ironを打ってみた

最初どう使うのか分からなかったので、色々やってみました。

1.フルスイング

まずは普通に振ってみました。

これが、案外普通に打てます。

特に重量が重めの「PLUS」にしたことも効いているかもしれません。

1発目打ってみました。

ゆったり振っているので、番手ほどは飛びませんがナイスショット。

「柔らかいシャフトでも振れるようになったのか?」そんな思いがよぎります。

手打ちすると、とたんにピーキーな挙動に。

柔らかいシャフトのフェアウェイウッドで、ティーショットを打ったような、制御不能な動きをします。

さらに振ってみると、距離は番手程度は飛びます。

ただある意味「先調子」なので、インパクト後にヘッドが巻いてくる感じがありドロー系のボールが出ます。

しっかりしたヘッドでセッティングしたら、ボールも上がりそうだし武器になりそう

2.ハーフスイング

ライン出しっぽく、ハーフスイングで打ってみました。

これも普通にドロー系の良い球が出る!

ワッグルの時点でかなりヘッドがぐにゃぐにゃ揺れるので、自然としっかりボディーターンで振っているのかもしれません。

3.感想

トシ

拍子抜けするほど、普通に打ててしまいました

確かに手打ちしたり、打ち急ぐとヘッドは暴れます。

逆にしっかり身体でゆったりと振れていれば、どんなシャフトでも打てるような気がしてきました。

これがシャフトが仕事するってことなのかな?

今までは自分のスイングに合うシャフトを探していた感じですが、これはシャフトに合わせて自分がスイングしている感じです

4.使い方

非常に不思議な練習器具です。

私が一番効果を感じたのは、MCI PRACTICE Ironと普通のアイアンを交互に数球ずつ打つ練習でした。

7番アイアンの長さなので、自室の練習場で実球を打つこともできます。

気をつけていること
  • ボール左側面を身体の中心に
  • 左内もも前にグリップ
  • 左手→右手の順にストロンググリップ
  • 右肩をアドレスで下げ、前に出さない
  • テークバック始動時に、少しヘッドを浮かせる
  • ゆったり、ボディターンでスイング
  • ボール左側面を見ながら、ダウンブローを意識
  • チンバック(3発目から)

まだちゃんとは分かりませんが、柔らかいシャフトと普通のシャフトを交互に振ることで、柔らかいシャフトで感じる感覚を普通のシャフトのスイングに取り入れられている感じがします。

トシ

これは凄いかもしれない

柔らかいシャフトで得られる感覚
  • 切り返しでダウンに入る時に、背中側にヘッドが置いていかれる感覚
  • その切り返しの間で感じる、シャフトのしなり

硬いシャフトしか使ってこなかったので、私はこのシャフトのしなりというものが分かっていません。

「下半身→腰→腕→手首→シャフト→ヘッド」と、エネルギーが順に伝わっていくことを以前勉強しました。

ここで実際に大きくタメというか、間を作ることのできるパーツが「手首」と「シャフトしなり」です。

これから手首と、今回の練習器具で「シャフトしなり」について練習していきたいと思います!

また可能であればアイアンだけでなく、動画にあるウェッジやパター、さらにはドライバーでもぐにゃぐにゃシャフトで練習すべきだと思いました。

探せばリーズナブルなものや、色々なタイプがありそうです

【おまけ】「逆しなり」ってあるの?

今回色々な調べ物をしている中で、「逆しなり」に関する意見の対立がありました。

この練習器具でも、逆しなりが感じられると言っているものもありました。

逆しなり

よくゴルフ雑誌に載っているスロー写真で、グリップより先にシャフトが曲がってヘッドが先に行くしなりのことです。

普通の「しなり」は、トップ付近からの切り返しで生じますが、「逆しなり」はインパクト付近でグリップが減速することで飛球方向に生じます。

トシ

乱暴な意見ですが、私は「逆しなりはない」もしくは「あっても、私には使えない」と思っています

「クラブを鞭のように使い、グリップをインパクトの瞬間に止めたり飛球方向の逆に動かすことでヘッドが走る」、そんなことが本当に可能なのでしょうか。

私には理解できませんし、もしその原則やストップで逆しなりを発生させられたとしても私はそんな器用なことはできません。

ここが、以前お話しした見えないエネルギーを語るキネティクスの世界と、単なる視覚的観測結果に過ぎないキネマティックスの違いなのです。よって2Dの観測者にとっては『ヘッドを走らせるには手を振っちゃいけない。インパクト付近で減速させろ、止めろ』という勘違いにつながります。

出典:「世界のゴルフスイング事情|グリップは減速させない」

物理の苦手な私は読んでもよく分かりませんでしたが、簡単に言うと「そう見えるだけ」と言っているのだと思います。

色々な議論を調べてみましたが、まめゴル的にはそう考えています。

よく参考にさせていただいているプロはあると言っています

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まとめ

今回は、MCI PRACTICE Ironについてお届けしました。

なんとなくこんな練習器具があることは知っていましたが、目から鱗が何枚も落ちた感じです。

トシ

何がって、柔らかいシャフトでもボディーターンでなら振れそうだと分かったことです!

今までスイングの何たるかも分からないまま、ただ腕力でクラブを振り回していたので「シャフトは固いものでなければ合わない」と妄信的に思っていました。

ところがシャフトに仕事をさせるつもりで、シャフトに合わせボディーターンスイングすれば、女子用より柔らかいシャフトであってもボールを真っすぐ飛ばすことができるのです。

もちろんそんなシャフトでは、コースでプレッシャーがかかった時に腕力で振ってしまったら事件が起きてしまいます。

これからのクラブセッティングにも影響を及ぼすことなので、ふにゃふにゃシャフトでのスイング練習を継続し、選択肢の広がったシャフト選択を楽しもうと思います!

もっと軽い方が良い方は、PLUSの表示がないものを

学びはコースで実践あるのみ!

驚きのコスパ!

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この記事で分かること