名門コースとして名高い太平洋クラブの中でも、最もリーズナブルと言っても良い「益子PGAコース」にお邪魔しました。
管理人が行った太平洋は、佐野ヒルクレストコースに続き2つ目です!
2004年の日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯だけでなく、毎年「太平洋オープンゴルフ選手権」「JGTO セカンドクォリファイングトーナメント」が開催されるタフなチャンピオンコースです。
コース以上に楽しみだったのが、メンチカツ。
食事も美味しいクラブとして、有名です。
クラブハウスと別に、レストランと「PGAゴルフアカデミー 太平洋クラブ益子」のある建物があります。
有名な「御殿場コース」や「成田コース」などを系列に持つ、マルハングループとなっており共通会員権が魅力です。
ゴルフ場紹介
2024年3月の情報となります。
概要
初ラウンドです。
PGAと運営する「PGAゴルフアカデミー 太平洋クラブ益子」には、インドア練習場にトラックマンが導入されています。
レッスンメニューも豊富で、お近くの方が羨ましい!
新しいクラブハウスではありませんが、清潔感と高級感のある素敵な建物です。
内容 | メモ | |
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レギュラー総距離 | 6,288yd | 全18ホールの林間コース(若干丘陵寄り) ベント基本1グリーン |
レギュラー コースレート | 69.4 Par71 | スコアカードに記載(チャンピオン72.9、バック71.1、レディース66.8) |
設計 | 加藤俊輔 | 2001年の改造も 太平洋クラブ設計部に所属し自然を生かしたリンクス・スタイルを設計 ザ・ゴルフクラブ竜ヶ崎(茨城)久能CC(千葉)等を設計 |
広さ | 普通 | ・ フェアウェイ幅は、普通 ・ 基本的にティーショットはドライバーを持てる ・ 左右は池やOB杭あり やや浅め |
難易度 | やや難しい | ・ 距離は、長い(ミドルの平均が374yd) ・ フェアウェイは少しアンジュレーションあり ・ グリーン面が見えないホールも多く、距離感が難しい ・ ドッグレッグホールが多く、クラブ選択に注意 ・ グリーンは砲台があり、バンカーも効いている ・ あまり大きくない1グリーンで、外すと難しい ・ グリーンは傾斜が強い ・ グリーン速度はやや遅め(9.5ft) ・ バンカーの砂はサラサラで量も入っている ・ 距離のあるバンカーがある |
練習場 | 全てあり | ・ 250yd14打席 ・ アプローチ、バンカー練習場あり ・ 練習グリーン |
管理状態 | ティーグラウンド:3 フェアウェイ:2.5 ラフ:2.5 バンカー:3 グリーン:2.5 | ・ 全体的な管理は、普通 ・ ティーグラウンドの芝は、良い ・ バンカーの砂もサラサラでしっかり入っている ・ フェアウェイの目土等、セルフとして普通 ・ ラフも管理され、短め ・ グリーンのピッチマークが目立つ ・ グリーンが弾む(凹凸が多い) |
食事 | 美味しい | ・ 和豚もち豚のグリル(+220円)を食し、美味しかった ・ 名物のメンチカツも同伴者3人が食し、美味しかったそう |
コストパフォーマンス | 良い | ・ 平日食事付きセルフで、総額約8,000円弱 ・ 場所が遠いが、管理やコースの格を考えると、コストパフォーマンスは高い ・ 高速ICからのアクセスはやや遠い ・ 電動カートは速く快適だが、リモコン無しは厳しい(コース乗入れ不可) ・ 露天風呂あり |
最寄りの北関東道「真岡I.C.」から18km(25分)、「友部I.C.」から30km(40分)と車での来訪は、やや遠いです。
一方電車では、JR宇都宮線「宇都宮駅」からタクシー40分で、土日のみクラブバスが運行します。
本数も1本で、月火は運休、水から金はメンバー同伴でないと使えないので便利とは言えません。
基本、車アクセスのゴルフ場です
ラウンド概要
3月中旬でしたが、午前は風もなく暖かい1日でした。
ドッグレッグホールが多かったので、クラブ選択をすべきでしたが全てドライバー…。
そういうとこだぞ
また、グリーン面が見えないホールが多かったのでカートナビ情報を参考に基本手前から攻めました。
スイングは今回初投入の「シャットなフェース管理」スイング。
また慣れ親しんだ「テンフィンガーグリップ」を捨て、オーバーラッピンググリップにチャレンジしました。
身体一体化ルーティーンとセットで、まずまずの結果でした
管理人のグリップルーティーン
再現性が高いことが重要ですので、管理人のルーティーンのままお伝えします。
上下同じ動画が、サファリ等では表示されてしまいます
申し訳ありません
- 地面に置いたクラブのグリップエンド付近を、右手の親指/人差し指で支える
- リーディングエッジを胸の向きと垂直(構えたい方向)に揃える
- 左腕とシャフトが一直線になるように構える
- グリップエンドを左太もも内側(足の付け根方向&へその高さ)を向ける
- 左手の掌と肘の内側を空に向け、腕全体を顔の高さまで上げる
- 静かに下ろす
- 肘の向きを変えず、手を希望の向きに内旋(親指の右側方向に回す)しグリップ
- 左手の小指/薬指/中指の「指」と指の付け根でクラブをはさむ(グリップエンドを余らせて)
- この時左手の中指のこぶしの山が見えるように(フックグリップで握りたければ、さらに薬指の山まで)
- 人差し指は下からクラブを支え、親指は人差し指との間を締めるべく寄せるだけ
- 親指はグリップに触れる程度
左手は全て大事なポイントです!
- 左手と同様に、腕を上げ肘の向きを整えてから、右手を内旋し(右手親指左側)グリップ
- 右手は添えるイメージ
- 左手フックが強ければ、右手は上から被せ気味に
- 左手スライスが強ければ、右手は下から持ち上げる感じに
- 人差し指から小指の上に、グリップを乗せる
- 親指は、グリップを握らない
- 親指はグリップに乗せても乗せなくても良いが、人差し指との間は締める
フックかスライスかは、両手の手首の先で調整するんだね
- 身体を動かすことで、クラブを動かす
- グリップの中を真空にするイメージで遊びは無くすが、グリッププレッシャーは下げる
- 少し手首も脱力することで、吊るアドレスが完成する
グリップと脇の意識を変えれば、再現性がグンと上がるな
レギュラーが青杭でした
ビールの泡も完璧で、美味しい食事を楽しみました。
後半はフェアウェイノーヒット…
前半のアイアンはまずまずだったのですが、後半はドライバーに加えてアイアンも右ペラを連発。
左のフックグリップだけでは足りなそうなので、右もフックグリップ(下から持ち上げる)にすることにします。
ラウンド中に修正できると良いね
アプローチとパターは、まずまず上手くいきました。
変わった打ち方ですが、再現性は練り上げてきたとおり抜群です。
蛇足:もの申す
今回は、前の組がツアープロと思われる若者4名でした。(キャディーマスターから同伴者が聞いた)
翌日(2024.3.12)に「太平洋クラブ チャレンジトーナメント」の予選会が行われることになっており、その練習をしていたようです。
ただまだ若い青年が緩慢な所作で目土をすることもなく、クラブを叩き付けながらラウンドする姿は、とても見られたものではありませんでした。
後ろが詰まっていても2球ずつ打ってみたり、練習ラウンドなので理解しなければならないとは思いましたが、それなら一般客の組は入れるべきではないと感じました。
良いコースであっただけに、クラブ側も若いプロたちも残念でした
男子ツアーの人気が落ちている今こそ、草の根から頑張って欲しいね
さいごに
レギュラー総距離が6,300yd弱なので、Par71なので長く感じました。
私の中では370yd近いミドルになると、途端に苦しくなります。
今回計算してみると、ミドル11個(パー71なのでロングが1つ少ない)の平均は374ydでした。
なかなかハードだな
ドッグレッグホールが多いのに距離があるので、簡単に短いクラブでティーショットするとセカンドが苦しくなります。
パーオン率は16.7%でした…
高級な接待コースをイメージして行きましたが、かなりタフなコースです。
ただ特徴的なホールも多く、挑み甲斐があり楽しめます。
腕自慢のゴルファーに、オススメです!