ゴルフのスイングで、理想的なヘッド軌道はなんでしょうか?
インサイドアウトかな?
古いな、インサイドインでしょ!
管理人は正直「インサイドアウト」が、理想のスイングだと先日まで思っていました。
昔、ドライバーを本当にアウトに向けて本当に投げてしまう指導方法を、子供にしている番組を見てビックリした記憶があるからです。
ところが、どうも違うようなんです…。
理想的なスイングと言われる「INサイドIN」を手に入れられる練習器具である「i・PLANE PRO」についてのレビューをお届けします!
そもそも理想のスイング軌道とは?
1.ヘッド軌道の種類
管理人の知る限り、ヘッド軌道には4種類あります。
理論上は「アウトサイドアウト」というのもありそうですが、想像ないので除きます。
1.アウトサイドイン
2.ストレート
3.インサイドアウト
4.インサイドイン
飛球線方向に対し、どの様にヘッドが動くのがベストでしょうか?
①:アウトサイドイン
一般的に悪いと言われるスイングです。
管理人は、ずっとこのヘッド軌道でした。
- 飛球線の外側からヘッドが降りてきて、インサイドに抜ける
- 身体から見てボールの奥側からヘッドが当たり、身体側に抜けるので右(スライス)回転になる
- こすったスライスだけでなく、引っ掛けも出る
- ボールが捕まっていないので、飛距離出ない
- 左に出て更に引っ掛けるダグフックも出る
色々な理由がありますが、基本的には右肩がアドレスの時点で出ていたり、テークバックでインに引きすぎた結果の逆ループスイングとなっていることが多いです。
逆ループは直せる
②:ストレート
パター以外、この様にヘッドを動かす打ち方はありません。
が、ドライバーやアイアンでも意識してヘッドを真っすぐ動かそうとしている方は多いです。
誤解を恐れず表現すると、「ストレート=フェースが開いている」と言えます。
真っすぐヘッドを動かそうとすると、遠心力などでフェースは外側に開くのでプッシュアウト(右に出る)になります。
即、直しましょう!
③:インサイドアウト
一昔前は、理想のヘッド軌道と言われていたはずです。
管理人のアウトサイドインを直そうと、インサイドアウトを教えてくれた方は多いです。
- 飛球線の内側からヘッドが降りてきて、アウト(身体から遠い方)に抜ける
- 身体から見てボールの内側からヘッドが当たり、遠い側に抜けるので左(フック)回転になる
- 上手く打てればドローボールが出る
- チーピン・ダックフックなど、左系のミスになる
- フェースが返らないと、プッシュアウトが出る
- 前傾が起きると、シャンクが出やすい
アウトに振ろうとすると、グリップが身体から遠くなっていくのが問題です。
手元が浮き、身体の回転が止まることから無理に手首を返し、致命傷となるチーピンが付きまといます。
まさに、少し前までの君だね
ゴルフはインサイドにしっかり振れると上手くなるそうです。
しっかりボールを捕まえつつ、引っ掛けないために「インサイドイン」のヘッド軌道を学びましょう!
2.理想の「インサイドイン」のヘッド軌道
- 飛球線の内側からヘッドが降りてきて、イン(身体側)に抜ける
- インパクト付近でフェースがボールにスクエアに当たる
- ストレートボールが出やすい(サイドスピンが少ない)
- ボールをしっかり身体の近くで捕まえ押せるので、飛距離が出る
- 極端にインサイドのダウンスイングをすると、シャフトが寝てフェースが開き、プッシュスライスになる
- 習得が難しい(インパクトのタイミングがシビア)
管理人のように、最初「アウトサイドイン」、スライスを嫌がり「インサイドアウト」の順に習得する人がほとんどです。
そして、チーピンなど左系のミスで、かえってゴルフが難しくなってしまいます。
そこで習得が難しいと言われてきた「インサイドイン」を、練習器具の力を借りて学びましょう!
エリートグリップ アイプレーンプロとは?
1.エリートグリップ アイプレーンプロの紹介
①:商品画像
かなり細長い箱が届きました。
全然関係ない話ですが、倉本プロもお年を召したなぁと感慨深いです。
左の写真の筒のようなものに、スティックが2本入っています。
この筒の蓋が、スティックを交差させて留めておく部品になりますので捨てない様にしましょう!
②:設置
- 付属しているスティック2本を、筒の蓋で交差させて留めます
- プラレールの様なオレンジの弧の部品の中央に溝が3つあるので、真ん中にスティックを挟みます
- 「ストレート」ポジション完成
2.アイプレーンプロから何を学べるのか
非常にシンプルな器具なので、効果も分かりやすいです。
つまりオレンジの円弧の部品を沿うようにヘッドを動かすことで、自然と「インサイドイン」のヘッド軌道を意識することができます。
①:ドローボールの習得
単なるインサイドアウトのドローボールではなく、インサイドインの「強いドローボール」を打つことができるそうです。
円弧のふくらみ方が変わったことが分かるでしょうか?
- インサイドアウトの軌道だが、最後はインに持っていく意識を持つ
- しっかりインサイドから、ヘッドを入れていく
実際に打ってみました。
習得できているか分かりませんが、最後インに抜く意識は持てます
②:フェードボールの習得
手打ちだけのカットスイングではなく、インサイドインで「捕まった強いフェードボール」を打てるようになるそうです。
絶賛インサイドイン練習中の管理人としては、ものすごく振りづらいポジションです。
ただアウトサイドインで振ると言っても、スタートはストレート寄りのインサイドから始まるんだなということがよく分かります。
全く自信はありませんが、振ってみました。
フェードしている感じがしないね…
まずはドローを極めてから、フェードに取り組もうと思います
練習場でも使いやすい!
今までご紹介してきた練習グッズは、練習場で利用するには強いハートが必要なものが多かったです。
チキンハートには厳しかったね
今回のスイング矯正グッズは、ちょっと長いものの持ち運びも便利ですし悪目立ちはしません。
練習場でも、使っていきたいと思いました!
まとめ
今回は、売り切れ続出の「エリートグリップ アイプレーンプロ」のレビューを書いてみました。
シンプルな器具ですが、視覚的な効果は大きくスイング矯正に役立つと思います。
目的は異なりますが、三角先生以来のヒットだと思います!
おかしなクセが付く前の初心者の方や、インサイドアウトが直せない中級車の方に、お勧めです!
インサイドにフォローが取れれば、ゴルフ上達は約束されたようなものです!
管理人のように中途半端なインサイドアウトで止まらず、最初から理想のヘッド軌道の「インサイドイン」を手に入れましょう。
後から学ぶより、絶対に最初から目指すべきです。
騙されたと思って、練習してみてください!