管理人がゴルフを始めて以来、ずっと疑問に思い悩んできたことがあります。
それは…
ドライバーとアイアンは同じスイングをするのか?
- ドライバーとアイアンのスイングは同じ
- ドライバーは横振り、アイアンは縦振り
- ボールの位置、シャフトの長さが違うだけ
- 前傾姿勢の角度が違うだけ
ドライバーとアイアンのスイングを変えていては、ゴルフが複雑になり上手くならないと言われてきました。
ただ管理人が悪いのか、ドライバーとアイアンが同じ日に調子が良いということがありません。
本当に同じスイングなのかな?
どっちかが良ければ、どっちかが悪いということは、同じスイングではないのではないだろうか?
そんなスイングの疑問について、ついに答えを出す時がきました。
管理人流の、ドライバーとアイアンのスイングについてお届けします!
- ドライバーの調子が良い時はアイアンがダメ、またその逆になってしまう
- 払い打ちが直らない
- ハンドファーストに打てない
- アイアンの飛距離が安定しない
- ドライバーのティーショットが上がらない
まず、そもそもドライバーとアイアンのスイングは同じなのか?
冒頭にのせた、この定説についてです。
- ドライバーとアイアンのスイングは同じ
- ドライバーは横振り、アイアンは縦振り
- ボールの位置、シャフトの長さが違うだけ
- 前傾姿勢の角度が違うだけ
結論から「出オチ」的に申しますと、管理人もスイングは同じだと思います。
えっ・・・
ただ使うクラブ、シャフトの長さ、ボールの位置の違いから、外から見るスイングは異なります。
そして何より、イメージがまったく違うことから別のスイングとして理解した方が良いと思います
そのあたり、詳しく見ていきましょう。
ドライバーとアイアンスイングにおけるイメージの違い
1.要求されるヘッドスピードの違い
皆さんはドライバーを振る時、何を考えているでしょうか。
管理人はいつも「曲げたくない」「飛ばしたい」です。
では、アイアンはどうでしょうか。
「曲げたくない」「止めたい」かな?
管理人が下手な理由のひとつが、アイアンを振りすぎてしまうことです。
アイアンは「飛ばすのではなく、運ぶクラブ」。
アイアンはヘッドスピードを出すより、しっかりと再現可能なスイングでフィニッシュをしっかり取ることが何より優先されるべきです。
ドライバーは、距離を飛ばすために多少振っても仕方ない
明確にドライバーとアイアンでは、求めるヘッドスピードが異なります。
2.ヘッド軌道のイメージの違い
もうひとつは、ヘッド軌道の違いです。
- ドライバーは、アッパーブロー(離陸するように)で打つ
- アイアンは、ダウンブロー(着陸するように)打つ
ボールの位置による違いだけど、イメージも違うよね
管理人はこのダウンブローが、大の苦手です
実はドライバーとアイアンの調子が同時に良くならない(どっちか悪い)理由は、コレだと思っています。
ドライバーが良い時は、アッパーブローにアイアンも振ってしまい…
アイアンが良い時は、ダウンブローにドライバーも振ってしまう…
持ったクラブによって、ちゃんとイメージを変えられれば良いのですが不器用な管理人には望めません。
そこで管理人は考えました。
ドライバーとアイアンの打ち方を変えよう!
ここ数ヶ月いろいろ試してきましたが、いよいよ固まりましたのでご紹介します!
管理人のドライバーとアイアンの打ち分け方
1.ドライバーの打ち方
これは皆さまの得意な打ち方で打って頂ければ、構いません。
管理人も一番距離が打てると思っている打ち方で打っています。
管理人はこの記事の、「小指なしグリップ」のギリギリ小指外さないバージョンで打っています。
2.アイアンの打ち方
ドライバーは変えないので、こちらが真打ちとなります。
まず打ち方のポイントです。
①使い分けアイアンショットの打ち方
- グリップは左右の手を離す、「スプリットハンド」
- 指の先にグリップを引っ掛け、重心をキャッチ
- 左手はストロンググリップに
- 右手は左手から「指1本分」程度離す※間隔はお好みで
- クローズドスタンス(右足を少し下げる)※お好みで
- 最初からハンドファーストで手首をゆるく固定
- ボールはセンターか、番手により更に右足寄り
- テークバックでは、ヘッドを低く長く動かす
- トップで右肘を曲げ、左腕は伸ばす
- インサイドからゆっくりボディターンでスイング(右肘を身体から離さない)
- フィニッシュをしっかり取る(取れるスピードで振る)
グリップが変なだけで簡単だな
②:使い分けアイアンショットのメリット
- 左右の手の役割がはっきり分かれる(右は支点、左は引く)
- アーリーリリースが直る
- ハンドファーストにダウンブローに打てる 、ラフに負けない
- ゆっくり振るので、再現性が上がる
- ヘッドは走りづらくなるので、飛距離が若干落ちる
- 右肩が落ちすぎると、ダフる
振っている本人の違和感ほどは、見ている人は気付きません。
続けていくと、ボールの先のターフが取れてきます。
使い分けアイアンショットは、ダウンブローに打つために行っている打ち方です。
アイアンであっても、4番アイアンなどロングアイアンの場合は利用しない方が良いです。
どちらかと言えば「離陸」イメージだもんね
逆にユーティリティやフェアウェイウッドであっても、ダウンブローに振りたい時は「使い分けショット」を利用しても全く問題ありません。
③使い分けアイアンショットの練習法
通常のスプリットハンドドリルを行い、だんだん左右の手の間隔を狭めていきましょう。
管理人は指1本弱離して、グリップしています。
色々な悪癖が直る素晴らしいドリルなので、ぜひやってみましょう!
余裕のある方はマキロイエッセンスも取り入れてみてください
まとめ
今回はずっと管理人自身が疑問に思っていた、「ドライバーとアイアンのスイングは同じなのか?」についてお届けしました。
器用な方は、ドライバーとアイアンを同じスイングで打てるのだと思います。
ただ管理人のようなぶきっちょは、分かりやすく別の「構えの」スイングとしてしまった方が逆にシンプルです。
グリップ変えるだけだしね
特に夏ラフなど、払い打ちのアイアンでは攻略できない様なラウンドで効果を発揮します。
ぜひ、この機会にしっかりダウンブローで打てるアイアンをドライバーとは別の「構えの」スイングでマスターしましょう!
苦手な夏ラフと打ち上げにしっかり対応できました(なお前半
)ダウンブローにはコレ