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【大叩きホールを無くそう】ゴルファーの挑む相手はコースだけではない、風に勝つラウンド術【その5】


【大叩きシリーズ】をまとめていて、だいたい書き終わったかなと思っていたら落とし穴がありました。

バンカー14発!

私の名誉のために言いますと、競技だったこともあり無理にピンを狙いに行くというよりバンカーの手前に刻んだりもした結果です。

ですが、結果はバンカーで14発も叩くことになってのです。

トシ

理由は、風…

やっと平面的なコース図に書かれているところまでは気にするようになりましたが、空を吹く風については何も考えが及んでいませんでした。

同じ轍を踏まない為に、「ラウンド中の風マネジメント」を学びます!

この記事で分かること

なぜ「風」がラウンドでやっかいなのか?

ゴルフを始めた頃、憧れの所作がありました。

プロゴルファーなどがやっている「芝を空中に放り、その流れ方で風を見る」というものです。

たしかに、カッコ良いね

正直、そんなに風で変わるのかなぁと思っていたのですが、思い知らされることになりました。

ズバリ、意図通りの飛距離や球筋を出すことができなくなるのが風の厄介な面です!

1.追い風の影響

まず、飛球線方向の後方から風が吹いている「追い風」の状態についてです。

一般的に「フォロー」と言われる状態です。

まずはメリットを見ていきましょう!

  • 飛距離が出る(強風だと飛距離が落ちることも)
  • ランが増える(バックスピン量が減るので、落ちてからも転がる)

次にデメリットです。

  • 意図しない場所までボールが届いてしまう
  • ボールが止まらない(特にグリーンを狙った時は、バックスピン量が減るので止まらない)
  • 強風の場合、逆に飛ばないこともある(特にヘッドスピードやバックスピン量が元々少ない場合)
  • フック系のボールの場合、さらに転がることがある

フォローの恐ろしさは、意図しない飛距離が出ることです。
管理人レベルでも、330ydほど飛んでしまったことがあります。
そこで怖いのは、「打ち込み」
十分球の行方を想像してから、ショットしましょう!

2.向かい風の影響

ラウンド中でもよく「アゲてるなぁ」とか言われる、アゲインスト(向かい風)の状態です。

ちなみに、アゲインストもフォローも日本でしか通用しないらしいです。

まずはメリットから。

  • ボールを止めやすい
  • フォローの奥へのミスと較べ、意図しない飛距離が出ることはない

向かい風を受け普段より上がったボールは、揚力を失うと戻されてくるので真下に落ちてくる感じになります。

アゲインストに嫌なイメージを持つ方も多いですが、グリーンを狙う際はメリットもあります。

次に、デメリット。

  • 飛距離が出ない
  • ボールが上がり過ぎてしまう
  • フェード系のボールの場合、さらに飛ばず大きく曲がる可能性がある

特に強い向かい風の際には、ボールが吹きあがりランも出ないのでいつもより何十ヤードも飛ばないこともあります。

トシ

追い風より、向かい風の方が影響が強いことを覚えておきましょう

3.横風の影響

都合よくどちらかに吹いてくれいない風に、横風があります。

今まであまり気にしたことがありませんでしたが、影響は甚大でデメリットしかない気がします。

メリットは曲げる球筋(フェードやドロー)によって、追い風と同じような状況が作れる時(飛距離を伸ばす)もある位だと思います。

一方、デメリットは多いです。

  • 意図した着弾点から、ボールが流される
  • サイドスピンが増幅する(曲がった方向に吹く風が、ボールをもっと曲げる)
  • ティーグランドが林で囲まれている場合、横風が吹いていることに気付きづらい

特にサイドスピンの増幅は、管理人の様な曲げることが得意なゴルファーには厳しい結果をもたらします。

向かい風などと複合的な風となっていることも多いので、横風にも十分注意しましょう。


風の見極め方

ゴルフ場のレイアウトは、ホール毎に行ったり戻ったりとジグザグに往復してたりするので風の影響が毎ホール変わることが多いです。

1日向かい風だけのラウンドというのはあり得ませんので、両方の風や複合的な風に対処していきましょう!

①:キャディさんに聞く

説明不要だね

キャディ付きのラウンドの場合は、アドバイス通り打ちましょう。

②:ピンフラッグや、フェアウェイに立つ旗を見る

特にグリーンを狙うショットの際は、旗を見ましょう。

方向や風の強さの目安が付きます。

ただし、注意点があります。

フェアウェイにある旗も、グリーン上のピンフラッグも、その高さの風しか表していません。
ショットがその高さで納まることは難しいので、参考として見ましょう。
特に、林に囲まれているホールは注意です!

③:芝をむしって落とす

管理人が憧れていた所作です。

これもアゲインストで、グリーンまで抜けている様な時は非常に参考になりますが、通常だと自分の高さの風しか分かりません。

④:ホールを囲む木の上部を見る【まめゴルおすすめ!】

今まであまり気にしていなかった観点で、先日キャディさんに教わりました。

自分が打ち出す球の高さによりますが、私が強風の中高い球ばかり打っていたので見かねて教えてくれました。

②③と較べると、上空の風を見る参考になります。

⑤:アプリで見る

ゴルフ場上空の風の状況が分かるアプリもあります。

以前利用していた「GOLFな日Su」にも、風情報がありました。

月額を払うほどでもないと思ったのと、競技ラウンド中に風情報を見ることはできないので今は利用していません。

ザックリとした風情報を、見ておくのは予習に良いと思います。

トシ

最近はゴル天のアプリで、天気予報と一緒に見ています!

風向きや強さの変わり方を、だいたいの時間で知っておくと役に立ちます。

⑥:鳥や雲で見る

これは限定された状況のみですが、鳥が空中で位置を保っている時はその頭の向きで風向きが分かります。

ただ相当高いところを飛んでいるはずですので、その高さまで上げる愚を犯さない限り関係ないと思います。

風の中でのラウンド術

風は都合よく吹いてくれるわけではなく複合的な状況の方が多いと思いますが、傾向として分けて考えてみます。

1.追い風の注意点

先日のラウンドを思い起こしながら、考えてみます。

①:意図しない場所まで、ボールが飛んでしまう

この項目で、管理人が陥るミスは以下のものです。

・フェアウェイの中で収めるつもりが、飛びすぎて奥の林に入ってしまった
・バンカーや池の手前に刻んだつもりが、入ってしまった
・ピンを狙って打ったボールが、奥のOBやバンカーまで行ってしまった

追い風でボールが飛ぶことを喜ぶ方も多いと思いますが、ゴルフ場というものは基本的に奥に行くと大きなペナルティがあります。

分かりやすく言えば、グリーン奥のOBラインは大抵浅いですし、バンカーも配置されていることが多いです。

奥には隣のホールがあることが多いので、安全の為にもそうなっていると思います。

また、バンカーや池の手前に刻んだつもりが、ハザードまで届いてしまうというのも刻んだつもりがあるだけに大崩れを招きます。

【解決方法】
・自分の飛距離に1割足して考える
・パーオンを諦める
・ボールは低く、手前から
・普段の刻みも手前めで、追い風の時はさらに手前に

これが出来てれば、この前もずいぶん違っただろうね

追い風は向かい風より影響は小さいと言いますが、1割程度は最低限飛距離は変わると思って打ちます。

もしそこまで飛ばないならそれで良いですし、奥に行くよりマシです。

特に追い風は、空中でバックスピン量が減り解けた状態になってしまう為、落ちてから転がります。
風が強い状況というのは、フェアウェイやグリーンが凍っている状態に似ていると思います。

直接グリーンを狙えると思っても、手前の花道に落とし運が良ければグリーンに乗るという攻め方をすることで大叩きは確実に減ります。

また風の影響を受けづらい低い球を打つことで、転がって乗る確率が上がります。

トシ

自分の意図した飛距離が望めない以上、安全策でいきましょう!

②:ボールが思ったより飛ばない

特にドライバーショットの時に、追い風だと思って打ったのに思ったより飛ばないことがあります。

原因は、ヘッドスピードとバックスピン量不足です。

ただ思ったより飛ばないというのは、ドライバーショットにおいては大きな問題にはなりません。

変に高い球を打とうとしたり、バックスピン量を上げようとフェースの当たる位置を考えたりするとミスが出るだけです。

普通通りに振りましょう!

バックスピン量は、ロフト角とヘッドスピードで決まります。
ヘッドスピード不足の場合は、ロフト角が寝た(10.5°など)ヘッドを使うことで改善されます。
強い追い風の時は、3番ウッド(ロフト角15°程度)を使った方が飛ぶこともあります。

2.向かい風の注意点

やはり一番気になるのは、向かい風の中でのショットです。

まずは、状況を正しく把握しましょう。

①:状況判断の流れ

私はこの流れで、状況を判断します。

STEP
向かい風の強さを見る

芝や、水のさざなみなどで風の強さを見る

STEP
地上付近と上空の風の違いを見る

ティーグランドに風が吹いていても、グリーン周りはどうか?林などで遮られていないかを見る
樹のてっぺんの揺れ方なども見る

STEP
攻め方を考える

高い球を打ってもそれほど影響がないか、低い球を打つべきなのか判断する

STEP
打ち方を考える

決めた攻め方に合った打ち方を確認する

STEP
持つべき番手(クラブ)を考える

攻め方に合ったクラブを選択し、風が変わらないうちに速やかに打つ

逆に失敗するのは、まずクラブを決めてしまう時です。
「150ydで少しアゲているから、8番ではなく7番」といった、決め方です。
どう攻めるのか、打つのかを決めてから、番手選択に入りましょう!

②:攻め方の考え方

まず友人より言われた、ゴルフ格言です。

木より低い球を打て!

まずはフォローでも、アゲインストでも風が強い時は制御不能になる高い球は打たず、低い球を打つことが大事と教わりました。

その上で2つ、ルートがあると思います。

【花道が広く、グリーン周りのハザードが厳しくない場合】
・バンカーのアゴがそこまで高くない
・花道が広く、砲台ではない

こんな場合は、低い球で花道を転がしグリーンオンを狙っていけます!

もう一つは、狙いに行かずボギーオンを狙うべきシチュエーション。

【花道が狭かったり、ハザードが厳しい場合】
・バンカーが深かったり、小さく平らな場所がないなど厄介そうなバンカーの場合
・花道が狭く、バンカーに向け傾斜がある
・砲台グリーンで、転がしても乗りそうにない

こんな場合は、パーオンをすっぱり諦めバンカー手前に刻みましょう。
30yd程度のアプローチであれば、そこまで風の影響は受けずに対応できると思います。

最悪なのは何も考えずいつもの高さでグリーンを狙いに行き、天空高くから垂直でバンカーに落とし目玉にすることです。

トシ

私の得意技で「天空落とし」と呼んでいます!

ナイスショットだと思ったショットが目玉になるのは、心を折られますので高い球で狙うのだけはやめましょう。

③:打ち方の考え方

基本は低い球を打っていきます。

【スタンス】
・狭め
・左足体重
・ボールは一つ分右

・短めに持つ
【スイング】
・体重移動しない
・ハンドファーストに

・フリップなど手首を使わない
・フォローは低く
・フルスイングしない
※特に大事な点は、青字にしてあります

林の中と同じだね

トシ

練習場で、必ず低いショットの練習もしましょう!

パンチショットを打つように書いてあるものもありますが、私の場合パンチショットは強弱が難しいです。

あまり叩くというよりは、フォローを低く収めるイメージで振っています。

④:番手の考え方

低く転がしていく点と若干ロフトが立ってインパクトされることになるので、アゲインストでも1番手大きくすれば良いと思います。(強風の場合は2番手)

フルスイングしてしまうと、ボールが上がったりトップしたりする可能性が出てきますのでコンパクトなトップから低いフォローを心がけて打ちましょう!

手前に刻む場合は、しっかりと届かないクラブでスイングしましょう。

刻んでハザードに入れてしまっては、気持ち的にも大叩きになってしまいます。

刻む時は、絶対に届かないクラブだね

3.横風の注意点

基本の考え方は変わりません。

特に気にすべきは、サイドスピン量が増大する(もっと曲がる)という点です。

先日女子プロとラウンドする機会があったのですが、強風の中ほとんど球が曲がらず驚きました。

「風とケンカさせる」と言われる風と逆向きの曲げ方をしているのか聞いてみたら、あまりサイドスピンをかけない様に打っているだけだと仰っていました。

管理人レベルだと、サイドスピンをかけないことも、横風に向かっていく回転を意図的にかけることもできません。
そういう場合は、自分の持ち球がフェード系(右曲がり)であれば、左から風が来ている時はかなり曲がる、右から来ている時はあまり曲がらないということを理解し普通に打ちましょう。

トシ

あまり風に合わせて極端に打ち方を変えるのはミスの元です。
低い球を無理せず打つことだけ考えましょう。


まとめ

今回は、コントロールが難しい「アゲインストなどの風への対処法」をテーマにお届けしました。

今まで大叩きの原因だと思っていなかったのですが、冬から春の季節がら強風の中でのラウンドが増え、認識が変わりました。

どこでもどんなシチュエーションでも、同じゴルフをしようとするのが管理人の弱点です。

これからは、風も同じゴルフをしてはいけない対象として加わりました。

トシ

同伴者のゴルフを見て、反省させられました…

風をコントロールすることはできないので、ゴルファー側で対処するしかありません。

普通でない状況と理解できれば、安全に対処すると割り切れます。

次に風の中ゴルフをやることが、今は楽しみになっています。

風と上手く付き合いながら、次はラウンドしてみせます!

管理人はkindleに入れ、繰り返し読んでいます
Q&Aというか、設問の状況を頭に浮かべて読むと効果抜群です

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