みなさん、夏のラウンドでクラブ替えてますか?1年同じクラブですか?
1年を通じてできるのが、ゴルフの良いところですよね。
管理人はゴルフをはじめたころ、友人にアドバイスを受けました。
冬用クラブセットを別に揃えた方が良いよ!
理由を聞き、納得したので冬用のクラブセットを揃えました。
でも、今思います。
「クラブセットは、夏とそれ以外の時期で替えるべきなのではないだろうか?」
季節でクラブセットを変えた方が良いかについて、管理人なりに考えてみました。
また実際のクラブセッティングの考え方も、ご紹介します。
そもそも夏と冬でなにが違うの?
ゴルフでは、トップシーズンは春・秋とされ金額も高くなります。
一方、管理人の行く関東のコースではオフシーズンとして「1~3月末日」「7~8月末日」は若干料金が安く設定されています。
それぞれ真冬と真夏という時期ですね。
それぞれ、比較してみます。
冬ラウンド | 夏ラウンド | |
気候 | 寒く、日差しが少ない | 暑く、日差しが強い |
服装 | 厚着 重装備 | 薄着 軽装 |
身体 | 固い | 柔らかい |
ボール | 固く飛ばない | 柔らかく飛ぶ |
シャフト | 固く飛ばない | 柔らかく飛ぶ |
ラフ | 短い | 長い |
ベアグランド | 増える | 減る |
思い付くところを書いてみましたが、分かったのは
- 冬は距離が「飛ばない」要素が多く、夏は距離が「飛ぶ」要素が多い
- 夏はラフが深く、冬はベアグランドなど薄いライが多い
ということです。
では、どうセッティングしよう?
1.飛距離に着目すると
アドバイスをくれた友人の着眼点は、「飛距離」だと思います。
冬のラウンドは
- 寒く、身体が固まる
- ボールやシャフトが寒さで固くなる
という状況になるので
- 振れなくなるので、柔らかいシャフトにする
- シャフトがしなる様に少し重く、バランスの重い(ヘッドの効いた)クラブにする
のが良いと思います。
それぞれ見ていきます。
①:振れなくなるので、柔らかいシャフトにする
厚着や寒さで固くなった身体のせいで、暖かい時のスイングができません。
ヘッドスピードも落ち、ヘッドが走らず飛距離もでません。
そこで、暖かい時に自分に合うフレックス(シャフトの固さ)より、1フレックス程度柔らかいシャフトにします。
②:シャフトがしなる様に少し重く、バランスの重い(ヘッドの効いた)クラブにする
これも同じ理由です。
バランスを重くすることで、ヘッドが走り球が上がりやすくなります。
回らない身体でも、ヘッドスピードを上げてくれる役割もあります。
2.ライに注目すると
管理人がより注目すべきだと思うは、もう一つの「ライ」です!
- 冬に対応すべきなのは、薄いライ
- 夏に対応すべきなのは、深いラフ
①:薄いライに対応
芝ですこし浮いてくれているから、上手くボールが打てます。
これが土の上に乗っているような状態では、ダフったりトップしたりとゴルフが難しくなります。
そんな状況でも球にコンタクトしやすく、ダフリづらいクラブを選びましょう!
それは「ワイドソール」のクラブです。
すこしダフってもソールがすべり、ボールを拾ってくれます。
またそうしてくれるだろうという安心感が、ラウンドを楽にしてくれます。
②:深いラフに対応
夏のラフは伸びやすく、固いです。
うまくクラブを入れないと、数ヤードしか飛ばないということにも。
先日のオリンピックでも、松山選手が低く出そうとしてミスをしていました。
そんな時でも少しフェースが小さいアイアンなら、振り抜きやすくなります。
もちろん、無理せず短い番手で脱出することが最優先です!
マッスルバックも夏ラフにはオススメ
3.実際のセッティングの考え方
実際のセッティングで、まめゴルが考えるオススメなセッティングはこちら。
- クラブは「春・秋・冬」用と、「夏」用に分ける
- 「春・秋」は、「冬」用クラブを短くもつ
- ①,②はアイアンのみ、ウッド系はオールシーズンで
①の理由が、②,③です。
順番が前後しますが、簡単にご説明します。
②:クラブは「春・秋・冬」用と、「夏」用に分ける
春と秋は、冬と違い身体も回りますし、距離も飛びます。
一方、夏のように深く固いラフもだいぶ減ります。
そこで、冬用クラブを短めに持ち、着実なゴルフをしましょう!
短く持つことで、飛びすぎることもなく方向性も良くなります。
管理人はなるべくミスに寛容なセッティングをすべきという考え方なので、なるべく長い期間「寛容な本セッティング」を使いたいという意図もあります。
③:上記①,②はアイアンのみ、ウッド系はオールシーズンで
本当はドライバーだけでも、冬用のみ別の柔らかいシャフトにするなど変えるべきだと思います。
カチャカチャヘッドを使用している方は、冬用のシャフトを用意することをオススメします。
ウッド系をオールシーズンにする理由は、お金がかかるからです。
ドライバーを買い替えるとなると、ウッド全体となり高額になります。
また合うシャフトやドライバーを探すことは簡単なことではありません。
ここでも、夏場は少し短く持ち、冬はグリップ先端を持つことで年間対応にしたいところです!
管理人の実際のセッティング
さっそく、管理人の実際のセッティングをご紹介します。
夏用が右、その他シーズンが左です。
ドライバー、クリーク、4Uは、同じセッティングです。
基本的にアイアンとウェッジだけ変えています
【その他シーズンのセッティング】
今までご紹介してきたとおりのセッティングです。
特徴は
- ワイドソール、高慣性モーメントで、ミスに寛容
- 少しストロングロフトで、飛距離性能が高い
となります。
同じ4番で較べると、二つのアイアンが全然違うことが分かります。
夏用のセッティング
特徴は
- 若干重過ぎるセッティング
- バランスも「D0」付近で、その他シーズンと較べるとヘッドが効いていない
- 小顔でソールも薄く、振り抜きやすい
- その他シーズンと較べると、1度ほどロフトが寝ている(飛ばない)
- シャフトは若干固めで、とにかく飛び過ぎないようにしている
となっています。
これで上手く、季節に合わせたセッティングできていると思います
ただ、腕が安定しないので検証が難しいです。(笑)
まとめ:夏に合わせて専用セッティングしよう
冬を専用セッティングにする方が一般的だと思いますが、管理人の考えを書いてみました。
なぜ「夏を専用セッティングとする」ことを提案しているかというと、管理人がそれで失敗したからです。
冬は寒い時ばかりではなく、季節外れに暖かい時があります。
そんな時はどうなるでしょうか…飛ばないと思って振ったボールはグリーン奥のOBゾーンです。
夏でも季節外れに寒い時もあるでしょうが、その程度であれば対応できます。
また春や秋で暖かい時の打ち方は慣れているでしょうから、季節外れの暖かい日にも「その他シーズン」用で短く持てば対応できます。
いつか油田を掘り当てたら、3シーズン分のセッティングをしたいですが今はこれでやっていきます!
アイアン選びは、それぞれの種類の特徴を知れば簡単です
やっぱり憧れのマッスルバックかな