そもそも なぜそんなことに
溺愛するパター マスダゴルフstudio-1
圧倒的な格好良さにひとめぼれし、早2年近くお付き合い中です。
ミーハーにクラブを買い替える私としては、珍しく長続きしているパターです。
鉄塊から削りだした重量感と無骨さ…惚れ惚れします。
打感も柔らかく、所有欲も満たされる逸品に、ただ1点問題が…
私のパターには中心や、芯を示す「サイトポイント」「サイトライン」が無かったのです。
(購入時に注文すれば、さまざまなカスタマイズをすることは可能です)
工房に頼んで刻印して貰うことも考えたのですが、費用と期間がかかります。
私が命を預けられるパターは、唯一無二のコイツしかいないのです。
そこで私、安易に考えました。
自分でやってしまえ…
DIY 開始
思い立ったが吉日。いつも通り何も考えず、いきなり始めました。
大まかに思い付いた手順は、以下。
- 芯と思われる箇所にくぼみを作る
- 今入っている赤色の塗料を取る
- 新しい色を入れて仕上げ
手順としては、とてもシンプルです。
自分だけのオリジナルパターを作るべく、がんばります!
1.芯と思われる箇所にくぼみを作る
サイトポイントとしてパターの中心ではなく、芯にドットを入れたい!
でも、そもそも芯の位置が分かりません。
以前、初師匠(※)に教えてもらった「パターのフェース面でゴルフボールを跳ねさせる方法」で、何となく芯は気にしていました。
※私にはいろいろな師匠がいます
今回あらためてグーグル先生に聞いてみたところ、やり方は概ね合っている様です。
以前から芯と思われる位置は、油性マジックで印をつけていました。
今回調べてもおおむね同じ位置のようなので、そこにくぼみを付けます。
材料は軟鉄なので、鉄用ドリルで穴を開けようとしましたがツルツル滑って大苦戦。
そこでまず滑らないように、細いドリルを使い小さなくぼみを作りました。
その上でドリルを少し大きなものに変え、先ほど開けた小さなくぼみに先端をあて、希望のくぼみを削りました。
(白熱していた為、写真なし)
(少し色が変わっている部分が、マジックで引いていたサイトライン。そこの丸いくぼみが今回開けたもの)
紆余曲折ありながら、何とかくぼみが完成。
これを少しやすりで奇麗にし、次の工程に進みます。
【気をつけたポイント】
・いきなり大きな径のドリルを使用しないこと
・確実に決めた位置にくぼみを開けるため、まず穴を開けやすい径の小さなドリルを使うこと
・できれば万力などでしっかりとパターを固定して、作業すること
2.今入っている赤色の塗料を取る
新しいくぼみを作ったので、すべてのくぼみを好きな色で塗りたいと思い立ちました。
もともとくぼみに塗られていた赤色の塗料を、先の尖ったキリの様なものでグリグリ削り取ります。
そこまでしっかりした塗料ではないようで、スムーズに取れていきます。
取り切れないものは、塗料の薄め液をキッチンペーパーに付けキレイにしていきます。
細かいところは綿棒に薄め液を付け、グリグリほじくっていくとそれほど苦戦せず取れました。
写真で見るとまだ取り切れていない気がしますが、細かいことは気にしない。
気にしようよ
はやる気持ちをおさえ、次の工程へ。
【気をつけたポイント】
・特になし
・なるべく、キレイにもとの塗料を取る
3.新しい色を入れて仕上げ
管理人のテーマカラーでもある、大好きな青色をチョイス。
指用のマニキュアでも良いそうですが、耐久性と発色に期待をしてプラモデルに塗る塗料の中でも両方に定評のある「Mr.カラー GX」を選択。
Mr.カラーGXは、Mr.カラーの品質をより改良し、各種性能を向上させたシリーズです。より鮮やかな発色と、下地の隠ぺい力、さらにより滑らかで強い塗膜が特徴です。
公式サイトより引用
キレイな青色が期待できます。
あとでふき取るためはみ出しても良いので、綿棒で豪快に塗る。
ただ、あまり厚く塗り過ぎるとよくないので、少し乾いたら塗り足す感じで3回塗りました。
少し乾いたところで薄め液を綿棒に付け、はみ出した部分をふき取る。
綿棒が汚れたらこまめに替え、しっかりとふき取ります。
【気をつけたポイント】
・塗料はいっぺんに厚く塗らない
・完全に乾いてから二度塗りした方がよい←しなかったけど
・ふき取る時に新しく塗った塗料が取れないように、くぼみの中に綿棒が入らない様に気をつける
そんなこんなで約2時間の作業時間で、オリジナルパターができあがりました!
完成
しばらく芯の位置に油性マジックで書いていたライン焼けが残ってしまったけど、まずまずの出来と自画自賛。
そのうち目立たたなくなってくれるかな。
まとめ:やってよかった!
文章は軽いですが、お気に入りのパターなので実際はかなり怯えながらやりました。(笑)
結果、思ったより上手く出来て良かったです
パター自体を削ったりもしているので、ほんの少し重さが変わったりしているかもしれません。
また中古で売ろうと思ったりすると、絶望的な結果になると思うので「是非やってみてね」とは気軽に言えません。
私はパターの文字の色を変えている人を参考にやってみましたが、大好きなパターにさらに愛着がわくDIYとなりました!
自分の好きな道具に手を加えると、更に愛着がわきます。
これにこりず、今後もDIY記事をたくさん書いていきたいです。