隣のホールまで曲げられない雄大なレイアウト
まず驚くのはスライサーの管理人がどれだけスライスを打っても、ほとんど隣のホールまで届かないこと。
スライスには変な自信があるのだけれど、本当に届かない。
フェアウェイも広く、ほとんどOBもない。「これなら良いスコアが出そう」なんて思うと、いつも大たたき。
曲げて深い林に入ると、OBの方がよっぽど良かったと反省させられる罰を受ける。
ただ本当に気持ちよくティーショットをフェアウェイに打っていける数少ないコースだと思う。

2008年日本シニアオープンゴルフ選手権(優勝:中嶋常幸)、2016年日本オープンゴルフ選手権競技(優勝:松山英樹)、そして2027年日本女子オープンゴルフ選手権競技開催という日本三大オープン競技開催されるほどの、テクニカルなコースでもあります。
随所に配された深いフェアウェイバンカーは、伸びた黒・赤松の差し枝と相まって簡単にティーショットを打たせてくれません。
いつ来ても完璧なコース整備
真夏に来ても真冬に来ても、ここのグリーンが優しかった試しがない。
完璧に整備されたベントグリーンは、速く手強い。
3パットや、アプローチで往復ビンタは当たり前。でも、楽しい。
安易にグリーン中央を狙ったアプローチは、砲台の受けグリーンの奥にこぼれてしまう。
コースマネジメント、アプローチ技術、パッティングセンス。どれが欠けても太刀打ちできない、また挑もうと思わせてくれるコース。




まとめ
ちょっと格好をつけて紹介してみましたが、そんな大人のコースです。
毎回今度こそはと朝ティーグラウンドに向かい、帰りは反省だらけという当コースは本当に良いコースなんだと思います。
200Yを超えるショートもあり、バンカーだらけでどこにティーショットを打って良いか分からないコースもあります。
非常に平坦ではあるものの、バックで7000Y近いコースを歩いてラウンドするのはなかなかタフです。
西・東コースが本コースですが、南も若干トリッキーで面白いコースです。
ぜひ回る際は、バックから雄大なフェアウェイに向けティーショットを打ってください。当コースのずば抜けた広さが感じられると思います。
また27ホールに対し、1600名ほどの会員のみと適正とされる「1ホール当たり100名以下」を大きく下回る60名程度でビジターのみの予約も少ないことから予約が取りやすいことも利点です。
当日ブラっと競技にも参加することもできるほど、会員のプレー権利が重視された運営姿勢が、本当にありがたいです。
まめゴルEYE
総合評価 | |
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タイプ | 林間 |
広さ | |
難易度 | |
整備 | |
コスパ | |
特徴 | 日本オープン開催の雄大な27ホールチャンピオンコース |
練習環境 | 280Yドライバーレンジに加え、アプローチ、バンカー練習場完備 |
注意点 | 食事の大盛がすごく大盛 基本カートは利用不可 |
総評 | 雄大だが砲台グリーンや深く数が多いバンカーで難易度は高い |