今回は、歴史あるプリンス(西武)系の「久邇カントリークラブ」です!
元皇族であった久邇朝融氏が建設計画の中心を務めていたが、逝去後に西武グループが開発し昭和39年に開業した。
開業時は譲渡不可のゴルフ場だったが、現在は譲渡可となっている。
2009年に新ハウスがオープンし、名誉理事長の久邇邦明氏や樋口久子氏が出席した。
近隣の武蔵丘、新武蔵丘と系列のプリンス系ゴルフ場の中で、最上位のゴルフ場。
武蔵野丘陵に作られたコースですので、なだらかな打ち下ろしや打ち上げがあり距離感が難しいです。
アクセスも抜群で、セルフデーもありプレーの機会も持ちやすいです。

メンバーファーストな姿勢が伺える素晴らしいゴルフ場でした。

ゴルフ場紹介
2023年8月の情報となります。
概要
初めてのラウンドとなります。








高級感と清潔感のあるクラブハウス


特筆すべきは、メンバーファーストな経営姿勢




メンバーの方に聞くと、メンバーのプレー機会もしっかりと確保されているとのことでした。
内容 | メモ | |
---|---|---|
レギュラー総距離 | 6,338yd コーライ | 今回(北・西コース) 全27ホールの丘陵コース |
レギュラー コースレート | 70.2 | 公式HPより ベント・コーライの2グリーン |
設計 | 西武鉄道 | 施工とも 井上誠一氏の最後の弟子、嶋村唯史(西武社員)が監修 |
広さ | やや広い | ・ 広いが、OB杭は浅い箇所あり ・ 基本的にティーショットはドライバーを持てる ・ 左右は視覚より狭く、転がりで左右に落ちる箇所がある |
難易度 | 普通 | ・ 距離はしっかりあるホールもあるが、総距離は短め ・ フェアウェイは緩やかな起伏あり ・ 池やハザードが効いている ・ ほぼ砲台グリーンで小さめ ・ グリーンは傾斜と目があり、難しい ・ グリーンは柔らかいが、コーライは想像より速い(表示は9ft) ・ バンカーの砂はホールによって異なるが、概ね良好 |
練習場 | ドライビングレンジ アプローチ・バンカー パター | ・ 250yd(15打席) ・ 広いアプローチ・バンカー練習場 ・ パター練習場もしっかりと整備されている |
管理状態 | ティーグラウンド:3.5 フェアウェイ:3 ラフ:3 バンカー:4 グリーン:4 | ・ 全体的な管理は良好だが、夏でもあり芝の痛みがあった ・ ティーグラウンドの芝は良好 ・ バンカーも砂が入っていた ・ フェアウェイの目土等、キャディ付なため良好 ・ ラフが長く苦しめられた ・ やはりコーライの転がりは独特 |
食事 | 美味しい | ・ おつまみも豊富 ・ ミニちゃんぽんを食したが、大変美味 |
コストパフォーマンス | コスパ良 | ・ 平日3Bカート食事、総額15,000円強 ・ 場所やゴルフ場の格を考えると、セルフであっても安い ・ 管理も良くアクセス抜群で、クラブバスもある |




最寄りの圏央道狭山日高I.C.から3.3km(平常時5分)と車での来訪は、ストレスなくアクセスできます。
一方電車では、西武池袋線飯能駅北口ロータリーより平常時15分。アクセス抜群です。

クラブバスの本数は少な目なので注意です
ラウンド概要
盛夏の中でしたが、天気もよいラウンドでした。


ドライバーの調子は良い方だったのですが、なかなかフェアウェイに残せませんでした。
スライスは少し収まりました

苦手な高麗で、相変わらずアプローチが突っ込めず苦戦しました。




暑さで芝が焼けていたものの、管理はとても良かったです



とてもお上手なメンバーさんと同伴者で、緊張感のあるラウンドができました。
ラウンドの感想
【反省点】
・アプローチが止まってしまった時は、一度1番手立ったクラブに変えてみる
・コーライは必ずオーバーさせる(特にショートパット)
【良かった点】
・頭を残すドロー打ちが上手くいった
さいごに
ホームコースである狭山からすぐ近くにあるのに、機会のなかった久邇カントリークラブにやっと訪問することができました。
高級コースではありますが、休業日をセルフとすることで安くラウンドすることができ、良い発想だと感心しました。
通常の営業日はキャディさん付きなので、コース管理にもさほど影響しないと思います。
何より高級感のあるクラブハウス、テキパキと動く従業員さんにプリンスホテルグループの良さを感じました。

ホスピタリティが良いとラウンドが楽しいよね
高級ゴルフ場はメンバーとなっても、プライベートでの活用が難しいのが難点です。

セルフなら人を呼びやすく、ホームも検討して欲しいと思いました(小声)
首元を冷やして、快適ラウンド