フェアウェイウッドもウッド型ユーティリティも不得意な管理人は、今までもアイアン偏重なセッティングとなっていました。
熱く語ってきたロングアイアン愛
先日のラウンドのフェアウェイウッドの不甲斐なさに、ついに決意しました!
不甲斐ないのは己の腕では…
いよいよ、ユーティリティ型アイアンも含めたドライビングアイアンの領域に足を踏み入れます!
Twitterで「鉄の妖精」を名乗り、更なる鉄愛を語っていきます。
極ドライビングアイアンとは?
1.定義
完全なる偏見ですが、私はアイアンの分類をこう考えています。
- ショートアイアン・・・8(38),9番(42),P(46)(ピッチングはウェッジですがバランス的にこちらに)
- ミドルアイアン・・・5(27),6(30),7(34)番
- ロングアイアン・・・3(20),4(23)番
- 極ドライビングアイアン・・・0,1,2番
※()内は管理人のセッティングでのロフト角
必然的に17度以下のロフト角ってことなの…
ロングアイアンが可愛く見えるほどのロフト角です。
正直打てる気がしません。
ロフト角17度以下で、230ydから270yd飛ばすアイアンです。
今はアイアン型ユーティリティとして考えられていますが、マッスルバックのドライビングアイアンもあります。
極端にウッド系が不得意なゴリラにしかニーズがない、極ニッチなギアとなります。
2.極ドライビングアイアンの特徴
基本的にロングアイアンと同じ特徴があります。
- ロフトがさらに立っていて球が上がらない
- シャフトが長くて、打ちづらい
- 当たれば飛ぶが、変なところに当たると右ペラ(ペチーンと音がし右に飛ぶ)する
- ダフる
ウッドよりロフト角が立ったアイアンとか打てる気がしないよ
具体的に、管理人が持っている「Carlvinson CV-8 フェアウェイウッド」のスペックを見てみます。
P750 | 3番 | 5番 |
---|---|---|
ロフト角 | 15 | 18 |
ライ角 | 58.5 | 59.5 |
長さ(インチ) | 43 | 42.5 |
私が欲しくなったドライビングアイアンのスペックです。
Carlvinson CV-8 | 0番 | 1番 | 2番 |
---|---|---|---|
ロフト角 | 12 | 14 | 17 |
ライ角 | 59.5 | 60 | 60.5 |
長さ(インチ) | 42.5 | 43 | 43.5 |
これはヤバい(確信)
ちなみに私が欲しくなっているのは、キャビティマッスルと言えるかもしれないこのアイアンです。
0番アイアンの説明には、痺れる一言も。
(ブルブル…)
ティアップしてもダフった場合はどうなるんでしょう…
極・ドライビングアイアンを使うメリット
もう「好きにしたら!」と言うレベル感だと思いますが、あえて極・ドライビングアイアンを使うメリットを述べてみたいと思います!
①:左への引っ掛けがない
もちろん全くないとは言えませんが、ユーティリティに比べ引っ掛けは本当に少ないです。
それどころか振り遅れが頻発し、右ペラ必死でしょう。
ただ片方ミスが消せるというのは、想像以上に大きなメリットです。
②:(ロフト角的には)フェアウェイウッドの代わりになる
相当慎重なセッティングをした場合のみですが、フェアウェイウッドの代わりが務められます。
ただ一般的には低重心化がウッド系と異なり難しいので、ボールを上げるのはかなり困難です。
林からは出しやすいかもね
ただこれには、ヘッドやシャフト選択が大きく関係します。
あとで解説します。
③:アイアンの流れで打てる(かも)
現状はまだ打てるとは言えません。
ただフェアウェイウッドを構えた時の不安感よりは、幾分ましです。
すごい苦手意識だね
一般的に言われるデメリットとは違いますが、管理人はこう思います。
- 14本のうち、通常入れる何かを抜かなければならなくなる
- 管理人は2番アイアンを入れる場合は、5番ウッドを抜いています
- よほど良いライでないと、セカンド以降は使えない(ほぼティーショット専用機)
打てる極ドライビングアイアンの作り方
こちらも基本的にロングアイアンの時と、考え方は同じです。
極ドライビングアイアンは、ハードスペック絶対ダメ!
管理人が考えた工夫をご紹介します。
1.まずはアイアン型ユーティリティを
私はマッスルバックを今使用していますが、3、4番アイアンはキャビティアイアンを使用しています。
そして極・ドライビングアイアンとしては邪道ですが、アイアン型ユーティリティを採用しています。
まずは苦手意識を無くすために、振れる17度以下のユーティリティーから始め、打てるようならキャビティアイアンに置き換えていこうと思います。
- アイアン型ユーティリティの中ではソール、トップブレード共に薄め(アイアン的)
- シャフトが「Titleist MCI Matte Black 70」で、トルク(3.4-3.8)でハードでない
- 同シャフトで先中調子なので、捕まりが良い
- 弾き感が強く、飛距離が出る
- 打感が硬い
- 打音が高い
- 直接グリーンに止める使い方には向かない
正直打感が硬すぎるので、セカンドを打つ可能性がある3,4番アイアンとしてはU-500はオススメできません
ティーショット専用機として基本的に考える17度以下の真・ドライビングアイアンとしては、寛容性を求めるとこうなるのは仕方ないと思います。
シャフトスペックもかなり柔らかいですが、ティーショットをゆったり狭い場所に運ぶクラブとして割り切っています!
残念ながらこれから買うなら、打感の良い後継機の「T-200ロング」をオススメします。
もっと寛容性が高いモデルを求めるなら、「U-510」か後継機の「U-505」が優しさもあり良いと思います。
それ以外の極・ドライビングアイアン(ユーティリティ型)
管理人オススメの黒備え「Mizuno Pro Fli-Hi Driving Iron」
2.キャビティアイアンのヘッドを選ぶ
古いクラブですが、マッスルバックの2番アイアンを打ったことがありますがとても打てたものじゃありませんでした。
少し芯を外せば手がしびれ、右へのペラしかでません。
ただこれをキャビティやご紹介したキャビティマッスルなら打てるのか、これから検証してみたいと思います!
3.シャフトは1フレックス以上柔らかく、軽く
ロングアイアンまでは、アイアンだと考えシャフトを考えるべきだと思います。
管理人も3,4番アイアンまでは、アイアンとして考えて重めのシャフトにしています。
極ドライビングアイアンになるとクラブ長も、ロフト角もフェアウェイウッドクラスです。
当然シャフトもフェアウェイウッドやユーティリティと較べ、セッティングすべきです。
- アイアンではなく、フェアウェイウッドやユーティリティとしてシャフトを考える
- 80gから100g程度のシャフトの中から選択しましょう
- 腕自慢でも、X100等最重量級のシャフトは選択しないようにしましょう
4.【おまけ】極・ドライビングアイアンの打ち方
アイアンが得意だから、フェアウェイウッドが打てないからドライビングアイアンを選んでいるのに…
アイアンであることは忘れましょう
- ボディーターンで振ること(手打ちでは飛びません)
- クラブの重量で振る(重力で振りましょう、「回って上げて→下して回る」力は要りません)
- 打ち込むのでなく、レベルで振る
- ティーアップを少し高めにし、ボールを中央より左に置きます
また飛ばそうなどど絶対に思っていけません。
ミート率が落ちても、ドライバーのように助けてはくれません。
もっと飛ばしたければ、ドライバーで打つんです。
ドライビングアイアンを持つ意味は、ボールを地点に運ぶこと。
ゆったりボールを運びましょう!
シャフトとヘッドを信じ、自分は芯にボールを当て運ぶことだけを考えましょう!
やはりどんなに言い飾っても、普通の人が手を出してはいけない領域です。
よほどウッド系が苦手などの特殊事情がない限り、積極的にオススメするものではありません。
ヘッドスピード最低43、できれば45以上は欲しいところです。
特に総重量が多いモデルはかなり厳しいと思います。
ウッド型やフェアウェイウッドを第一候補にして、どうしても打てない時に選ぶべきタイプと思いましょう!
まとめ
今回は、「極・ドライビングアイアン」について書いてみました。
ここまで来るとフェアウェイウッド嫌いも病気ですが、ティーショット時に違和感を持ちながら打つことに疲れました。
正直イーグルパットは打っても、入れたことのない管理人からするとフェアウェイウッドを抜くのは悲しいことです。
でも、まずはアベレージを80台にすることを考え、ゴルフをやっていきたいと思います。
フェアウェイウッド嫌いのお仲間も、ぜひ管理人のように鉄の妖精を目指しませんか。
きっと極ドライビングアイアンが振れるようになれば、フェアウェイウッドも打てるはず!
US仕様なら2番もあります!