さらなる安定に向け、デシャンボーを頼る
最近取り組んでいる、ショートパットの精度向上。
特にノータッチの競技では、短いパットを外すことでテンポが崩れスコアを落とすことが多くありました。
そこで、ショートパットに無類の強さを誇る「サイドサドルパッティング」に着目。
ある程度結果もでてきましたが、気になることが。
- 通常の打ち方とヘッド軌道が異なるので、インパクト時のロフトが不安定
- フェースの開閉が極少ないので、振ったとおりの方向に転がる(フェース面の方向が最重要)
- ソールのトゥ側が、地面にたまに当たる
①について
身体を中心とした円運動というより、ボーリングの球を投げるような最下点から離陸するようなヘッド軌道になるサイドサドルパッティング。
ダウンブロー中か、地面と水平か、アッパーブロー中か…。
どの段階で当たっても、安定的な転がりをして欲しいと思いました。
そんな時に、SIKパターの「DLTテクノロジー」を発見しました。
通常のロフト角は上から4-3-2-1度ですが、ハンドファーストに構えるアームロックは7-6-5-4度です。
これでボールの転がりが安定するはず!
②について
とにかく振った通りに転がっていく以上、シャフトの変なしなりは感じたくない。
そう思って、最近流行りのこのシャフトを選びました。
カーボンパターシャフトですが、非常に硬く低トルクなのが打っていて分かります。
PGAツアーで人気のあるカーボンパターシャフトで、非常に硬く、低トルクで、従来のスチールシャフトによく見られる長いパットでのたわみ/曲がりを最小限に抑えます。
これにより、より良い距離感のコントロールが可能となり、ボールが意図したライン上でスタートすることを保証します。P-Seriesの全てのシャフトには、独自の素材が使用されており、独特の優れたフィーリングを生み出しています。
P-Series 105とP-Series 135はノーカット36インチで、ティップは.370(9.4ミリ)と.355(9.0ミリ)の2種類です。
P-Series 180アームロックは、ノーカット46インチで、.370ティップのみです。
公式HPより
直進性の高い打ち方、ヘッドと合わせると、まさに振ったところに転がります。
管理人はこのアームロック用の組み込まれたパターを購入しました
③について
どうしても吊り型となるパッティングなので、ソールのトゥ側が先に地面に触れやすいです。
そこで今回は船底型のソールを持つヘッドにしてみました。
これでトゥが先にぶつかりダフることは無くなるね
見た目
なかなか特徴的な見た目をしています。
黒いクラブは好きなので、色合いは良いです。
パターどうこうより、グリップに目がいってしまいます。
グリップが長芋みたい!
左前腕をグリップに密着させ、固定するためにこの巨大グリップをデシャンボーが注文したようです。
通常と異なり、フェース面と並行にグリップの平らな面が向いています。
使いごこち
基本的に「アームロック用」パターとなるので、それ用の打ち方が必要になります。
慣れないアームロックで打ってみましたが、非常に直進性は高いです。
また転がりも良いです。
ただ距離感が難しく、強く出過ぎたな
慣れの問題はありますが、特に引っ掛けや開いたりと直進性に悩みがある方には、試して欲しいと思いました。
手首を全く使えないので、再現性もとても高いです。
- 直進性は非常に高い
- ヘッドが遅れてくる感じがない(シャフトの剛性を感じる)
- ヘッドがねじれる感じがない
- 転がりが強い
- オートマチックに打てる
- 打感は柔らかくない(シャフトの影響が大きそう)
- 打音も若干固い
- 全長が長すぎる(40インチ)
- グリップの太さに違和感がある
- 転がり過ぎて、オーバーする
手首をこねたりパンチで打ってしまう方には、目から鱗が何枚も落ちるパターだと思います!
まとめ
初めて大型グリップ・カーボンパターシャフトと、アームロック用パターを購入しました。
目新しさてんこ盛りですが、ボールの転がりはとても素直です。
食わず嫌いせず、打ってみて欲しいパター
パターに型はありません。
今のパターに課題や違和感があったら、一度手に取ってみましょう!
まめゴルEYE
総合評価 | |
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タイプ | アームロック用パター |
打感 | |
操作性 | |
寛容性 | |
コスパ | |
特徴 | 異形な見た目も素直な転がり |
備考 | シャフトをスチールにすると安価に |
総評 | 左右に出玉が転がる方にオススメの超直進パター |
管理人はこのパターをサイドサドル用にDIYしました!