管理人は最近ショックなことがありました。
先日のラウンドのことです。
そのコースの名物ホールで、予習では池超えを狙ったショットを想定していました。
ご想像のとおり、池にチャポン…
雨が振っていたとか、冬だとか、合羽を着てたとか言い訳はできます。
ただ私的には超えると確信し、手応えも悪くなかったショットがギリギリ池に吸い込まれました。
下手くそなのに、欲張るからだよ
ミート率とか難しい話は置いておいて、自分の身体の衰えに絶望した管理人。
早速、身体を鍛えることにしました。
奥にも無駄に買った機器が見えるね
ゴルフに役立つ筋トレとあわせ、ご紹介します。
- 飛距離不足を痛感している
- 中年になり、筋肉の衰えが激しい
- 連日のラウンドに耐えられない
- 腰痛を持っている
ゴルフに役立つ筋トレとは?
1.ゴルフに役立つ筋肉は?
そもそも、ゴルフに筋肉は必要なの?
そんな声が聞こえてきそうですが、私は必要だと思います。
プロゴルファーのような筋骨隆々な身体は必要ありませんが、筋肉があるにこしたことはないと思っています。
ただ私が最初思っていた、腕の筋肉ではありません
管理人が思う筋肉は、上の女子選手の写真を見てもわかるとおり以下の筋肉です。
ゴルフに必要な筋肉は主に下半身と上半身をつなぐ部分です。
具体的には
- 股関節まわり
- お尻まわり
- 腹筋まわり
です。
つまり、下半身とインナーマッスルと言われる身体の奥にある体幹を鍛える必要があるのです。
女子プロを見ると、発達した下半身が目立ちます。
これは下半身がスイングパワーの出力を司っているということと、発生したパワーを受け止めるという役割も果たしていることによると考えられます。
また下半身で発生させた大きなパワーを、上半身にロスなく伝える必要があります。
その際に大事なしっかりとした軸を保つためには、体幹は欠かせません。
2.どんな筋肉に鍛えれば良い?
鍛えなければならない筋肉は分かりましたが、どのように鍛えれば良いのでしょうか。
ゴルフはウェイトリフティングのように、力を出して静止するだけではありません。
傾斜のある場所で体のバランスを崩さないようにするバランスも必要です。
また、力んだぎこちない動きになってもいけません。
しなやかで柔らかく、予想外の動きも受け止められる筋肉が理想!
動きながら使う筋肉になるので息を止めて力を入れるというイメージより、流れの中で必要に応じ自然と使われるような筋肉を鍛えたいです。
それを可能とするのが、水なんです。
水を使った筋トレのメリットとは?
1.水は動きがある
まず、管理人が敬愛する片山晋呉プロの動画をご紹介します。
この動画で片山プロが紹介している、水を使った筋トレのメリットです。
- つま先下がりの傾斜でも安定したショットを打てる体幹が鍛えられる
- それは予想外な動きをする水の動きを受け止める(耐える)ことで養われる
- 腹筋だけでなく、体幹全体を鍛えられる
- 理想は、「しなやかで耐えられる筋肉」
実際にやってみると、水は不規則で予想もしない動きをします。
スポーツジムなどで行うマシントレーニングだと、直線的で予想できる動きになりますがその対極にある動きで身体がそれに対応しようと反射のような反応をすることになります。
片山プロが薦めるグッズ
2.実際の筋トレ
片山プロが薦める筋トレ以外にも、ご紹介していきます。
開始位置で動画を埋め込んでいるのでご覧ください
①:ツイスト
- 本体を下にし、持ち手を上から持つ
- ヒジを軽く曲げ、胸の高さに本体を上げる
- 頭と身体の軸をあまり動かさないよう意識し、左右に本体を振る
- リズムよく動かしたり、動いてくる水を受け止めたり変化を作って楽しむ
- 小さく振ったり、大きく振ったりバリエーションをつける
片山プロは50回1セットを、3・4セットとやるとのことですが、むちゃくちゃキツいです。
やっている間に身体の中が熱くなってきます。
管理人はヒジが痛いので、この体勢でやるとヒジに痛みが出ました。
本体を抱っこするように下から抱えてやる(持ち手を持たない)と、痛みが消えました。
身体から離れた位置に本体がある方が効くので、本来のやり方のほうが良いですがご参考まで!
管理人の持ち方はコチラに近いです
管理人は20年来の腰痛持ちです。
色々ガタがきてるね
こちらの菅原大地プロのやっているトレーニングは、ゴルフスイングに近い若干前傾した形になっています。
踏み込む力を使うことも、役立ちます。
よりスイングに近いので効果はあると思うのですが、前傾が腰にきます。
腰痛がある方は、なるべく直立に近い形でのトレーニングをオススメします。
頭の後ろに本体を持ち、左右に振るのが一番腰には楽でした
②:ばんざいバイバイ
③:いやいやランジ
腰が心配な方は頭の後ろに本体を持つのもオススメです
④:その他
他にも、実際にスイングを行うような動きやバックスイングとフォロースイングを切り離し行うものなどが見付かりました。
スイングに近い動きをしていくことが一番メリットがあると思うのですが、ゴルフのスイングとはもともとかなり無理のあるものです。
6リットルの水を入れた場合、本体の重さは6kgを超えます。
なるべくスイングに近づけながらも、ヒジや手首、腰などに負担のない姿勢でのトレーニングをするようにしましょう。
私も反動を付けず、なるべくゆっくり本体を動かすことから始めています
身体を痛めちゃ、元も子もないもんね
付属のトレーニングガイドの動きも参考に
管理人が購入したSIXPAD Water Weight
1.商品紹介
形にこだわる管理人は、SIXPADのものを選びました。
他にも水を入れるトレーニング器具は色々ありますので、ご自身に合うものを探してください。
少しリーズナブル
ロゴ正面には、縦の持ち手が付いています。
裏には斜めの持ち手。
こちらがメインで使用する持ち手になります。
付属品は説明書とポンプ、あとは空気を入れるキャップが開きづらい時に使用する滑り止めシートなどが入っています。
不思議な構造のキャップで、下の丸いキャップが水を入れるもの、上の四角いキャップが空気を入れるものです。
水と空気は別に入れ、空気は付属の空気入れで入れます。
加減が分からない管理人は、最初から6L(最大量)の水を入れてしまいました。
なかなかの重さです。
皆さんは徐々に重くしましょう
2.使った感想
まだ正しい使い方を模索している状態ですが、なるべく傍らに置き使うようにしています。
膨らんで水が入っていれば、パッと持ってすぐ始められるのがメリットです。
一方、長さ80cm/直径17cmほどありますので、まあまあ大きいです。
リビングなどに転がしていると、家人からクレームが入るかもしれません
立って使ったり、椅子に座ったままツイストをしたりと飽きずに利用できています。
自重トレーニングにはない、不規則な水の動きと癒やしの水音で続けられそうな気がしています。
- 予想ができない水の動きによって本体の重心が動くことが、この手の商品の肝です
- 重心が突然動くことで、例えば手首など痛めていた場合さらにダメージを加える可能性があります
- 重心の移動によって生じる体感の重さは、本体の最大水量の6kgを大きく超えます
なるべく最大水量ではない、男性でも3L程度から始められることをオススメします。
簡単に水は増減できるからね
チューブを使った筋トレ
ゴルフをはじめた頃は、腕や手首が痛くなっていた管理人ですが、だんだんとお尻やもも裏など下半身が痛くなるようになってきました。
腕で振り回していた時期を越えると、スイングは下半身を中心とした出力になります。
そこでこんなグッズを購入しました。
ゴムだね
- 腕で引っ張らず、ヒップターンで引く
- いつものスイング方向だけでなく、逆の方向にも引く
管理人が購入したもの
負荷が色で選べます!
他にも引っ張る系のグッズは持っていて、背中や首の後ろ側を通し肩甲骨を動かす感じで引っ張っています。
何十肩だか分からないもので苦しんでいるからな
デスクの近くに置いておくと、気分転換にトレーニングできます!
バーンマシンを使った全身筋トレ
これはドゥエイン・ジョンソンに憧れる管理人が、満を持して投入した筋トレマシンです。
似ても似つかないけどね…
使い方は簡単で、ただ縦に構えてグルグル回せば良いのですがなかなかキツいです。
真ん中の調整ダイヤルを回すと、負荷が変わり更に回すのが重くなります。
「足を動かさず、有酸素運動ができる」という触れ込みですが、管理人はさらに足を動かすことを取り入れるトレーニングを実践しています。
上半身だけを鍛えるのであれば、立ったままでトレーニング可能ですが全身を鍛えるのであれば寝転がれるスペースを取ってトレーニングするのがオススメです!
まとめ
今回はゴルフに役立つ、水を使った体幹トレーニングについて、お届けしました。
使用する器具についても、管理人の購入したSIXPAD Water Weightを中心にご紹介しました。
安い商品ではありませんが、水漏れなど起きると大惨事ですのでしっかりしたメーカーのものを購入されることをオススメします。
まだ始めたばかりなので、飛距離などの効果は体感できませんが脇腹を中心に筋肉痛になっています。
飛距離を伸ばすことはトレーニングなしでできても、そのパワーを受け止められる身体がないといずれ故障をしてしまいます。
長くゴルフをするために、しっかり体幹を鍛えていこうと思います
公式ショップでの購入がオススメです