今月は意を決して、ついにクラブ競技の中でもトップクラスに位置する「理事長杯」にチャレンジしてみました。
恐れ多くて、昨年は出場なんて考えもしませんでした
最近、好調なラウンドが続いていたのでちょっと調子に乗っていた部分もあります。
ただそんな時に何が起きるかは、今まで見守っていただいている方たちであればもうお分かりでしょう…。
数日、スコアすら振り返らなかったもんね
理事長杯とは
ホームコースである狭山ゴルフクラブでは、通常の月例杯や親睦会的な意味のある「文化の日杯」など数多くの競技会があります。
毎回多数の参加者が参加し、クラブ競技は盛んだと思います。
そんな競技会の中で、異色のトップクラス競技が「※印競技」です。
①:※印競技とは
クラブ選手権、スクラッチ競技、シニア選手権、グランド・シニア選手権、理事長杯、キャプテン杯という6競技のみを言います。
またシニア系競技以外は、バックティやチャンピオンティからのラウンドとなります。
②:※印競技と他競技会の違い
1つは競技参加の事前(当日ではない)申込締切りがあること、もう1つは厳格な出場制限等(ハンデや年齢)があることです。
狭山ゴルフクラブはメンバーのプレー機会を尊重していて、月例杯などの普通の競技であれば当日9時までにゴルフ場で参加を希望すれば参加することが可能です。
予定が流動的な私にとって、このシステムは本当にありがたいです
しかし、※印競技は組み合わせもしっかり事前に行われるため、当日ブラっとという訳にはいきません。
③:理事長杯の流れ
予選開催日の8日前の正午までに、参加表明(電話も可)をします。
その後、クラブ側より組み合わせ表が送られてきます。
当日キャンセルは※印競技への次回参加が禁じられる
まず本戦に進む32名を18ホールストロークプレーのスコア上位者により選抜する。
ハンデは持ちハンデで、18超のものは18を限度とする。
32名がトーナメント表にて発表され、予選の1週後マッチプレーで勝敗を決する。
なお勝利者は、同日行われる2回戦をラウンドする。
この2ラウンドできる自信がありません…
2回戦の勝利者同士が、さらに1週後マッチプレーで勝敗を決する。
同様に勝ち上がったものは、1日2ラウンド行う。
マッチプレーで戦っている2人は、普通のプレー中の人を追い抜いていくんだ
いよいよ最後の決勝は、準決勝開催の1週後にマッチプレーだが36ホールでの戦いになる。
チャンピオンを決めるに相応しいハードなスケジュールで、戦いきった人に栄冠が輝く。
書いているだけで、気が遠くなる緊張が続く戦いです。
まだまだこのレベルの競技に挑める腕ではありませんが、理事長杯はハンデ戦なのでそこだけが希望です。
ラウンド概要
理事長杯は、当然バックティからのラウンドとなります。
荒天約6,900ydでの競技ラウンドは、管理人レベルにはしびれました。
- 朝練習段階からシャンクが止まらなかった(後で考えると右膝が出ていたと思う)
- 暫定球を打つべきだったのに、キャディさんのボールが見えるとの意見を優先し走って戻ることに
- 雨が強かったのに、ラフからユーティリティを使ってしまった
- ショートパットを適当に打ち、3度も外した(1度はダフり、アプローチを台無しに)
- 雨が強くなってからグリーンの上り下りを、しっかり見なかった
- 東4番はローハンデの方たち全員ティーショットをユーティリティ等で打っていたのに、1Wで池
- クロスハンドのアプローチはかなり寄った
- バンカーは一度シャンクした以外は、濡れて締まっていた中上手く出せた
- 林からは無謀なことをせず、出すことを優先した
- 目土はしっかりできた
- 同伴者のボールも含め、しっかり探せた
- 最後まで(表面上は)キレずにラウンドできた
100叩きに相応しいラウンドで、予選落ちです
・バンカー内のシートのようなものの上にボールがある場合(修理地に似た扱い)
- 無罰でバンカー内にドロップ
- そのまま打つ
ラウンドでの気付き
前半はシャンクしながらも何とか手前からのゴルフで耐えていたのに、雨風が強くなってからどうにもならなくなってしまった。
ローハンデの方たちはしっかり腰を落とし、ラフからでもコンパクトに振っていた。
ミスを取り返そうと15度や4Uを振り回し、ミスがミスを呼ぶ展開に
パーを狙えるティーショットだったのか否か、ここの判断をもっと真剣にやらなければいけないと感じました。
ダメならすぐボギー狙いだね
今回は前日から雨予報だったがそれほど強くならないと思っていたけど、後半は暴風雨に。
雨や風があったら自分のショットは、まだできない。
欲を捨て、辛抱強くボギーを取るゴルフを次は肝に銘じる。
こんなに悔しい想いは、もうしたくありません
- パターは常にカップを狙っている
- パンチ感は全くなく、足が長く転がる感じ
- 遠くてもしっかり転がして、オーバーさせていた
- 何度もバーディーやパーパットをねじ込んでいた
- ティーショットをミスしても、リカバリーを狙える
- まだ自分はすべきではないが、大きく曲げたラフからでもグリーンを狙っていた
- 濡れたショットはグリーンで止まらなかったが、ほぼカラーで止めていた
- ラフではしっかり腰を落として、普通と大差ないショットを打っていた
- UT等でもちゃんと打てていた
- ルーティーンが決まっていて、スイングリズムも一定だった
- ショット前は左肩を回す動き
- 腰を沈み込ませるような動き
- パター前は右肩を左手で押さえる動き
- グリップも慎重だった
- ドライバーはしっかりコンパクトに振っていて、ボールをむやみに上げない
- アイアンやユーティリティはしっかり高さで止める
- アイアンは6番からのセッティング
- ユーティリティは3,4,5と3本入っていた
- 年齢からだんだんヘッドスピードが落ちてきて、アイアンのバックスピン量で止める方法より高さで止めるようになったと仰っていた
- アプローチも基本的に上げない
- 必要がなければ、転がしのアプローチをしていた
- 下りでも同様
めったにないクラブチャンプから学ぶチャンスだったのに、自分のラウンドで精一杯で所作をしっかり見れなかったのが残念
さいごに
今回は厳しいコンディションの中、100叩きのゴルフとなりました。
好天ばかりを選びラウンドしてきたツケが、大事な競技の日に出てしまいました。
これからは、もっと様々なシチュエーションでラウンドするとともに、自分ができないことは素直に諦めセーフティーな選択をしないとこの先の上達はないと思います。
Aクラスの方たちとのラウンドだったので、もの凄く緊張をしていましたが皆さん温かく何度も「ドンマイ」と言って頂きました。
またプレーのリズムを何度も途切れさせてしまい、それを何とかしようと更にドツボにハマる私に苛立つ様子も見せずにラウンドし続けてくれました。
精神的に本当に辛いラウンドでしたが、同伴者の方たちに大事なことを教えて頂きました
初めての理事長杯へのチャレンジは、ほろ苦い結果となりました。
当日は凹んでたもんね
ただチャレンジしたことで、改めて競技の厳しさを知ることができたので今後の糧にしてみせます。
もっと成長し、上級者っぽいボールを使おう!