ウェッジにこだわると、地ウェッジに
管理人はクラブ好きですが、その中でもウェッジが大好きです。
特に軟鉄の複雑なソール形状のものを愛しています。
消耗品であるウェッジに高いお金をかけるべきか、否か。
永遠の悩みですが、パターに次いでスコアを決定づけると言っても過言でないウェッジ。
妥協はできません!
それが今回ご紹介する「ARTISANGOLF SERIES」です。
タイガー・ウッズが信頼を置いていたナイキゴルフの腕っこき研磨職人「マイク・テーラー」が創始者の、2018年とまだ新しいメーカーである「ARTISAN」。
職人を意味するメーカー名どおり、研磨にこだわったウェッジを開発しています。
使用者のパトリック・リードも、マスターズで優勝
実際のところは「マイク・テーラー」がハンドグラインドしたヘッドを、スキャンし超精密ミルド加工を施す事で、形状を忠実に再現。つまり、ハンドメイドではなく量産品。
それでもヘッドのみで税別26,000円の価格設定で売れているとは、ゴルファーから支持されているのでしょう。
まずは見た目
いつもブログを見ていただいている方は、お分かりかとは思いますが管理人は面食いです。
クラブには、優しさや性能の前に見た目から入ります。
かっこいい!
ノンメッキもありますが、ハンドサテンフィニッシュにしました。
高級感があり、重厚感もあるヘッドです。
つづいて機能
公式HPを見ると、6種類のソール形状があることが分かります。
名称 | 設定 | 説明 |
---|---|---|
S スタンダードソール | 46-60度すべて | トウ側にエッジを残したスタンダード |
DS デュアルソール | 54,56,58,60度 | トウヒールを落としたハイバウンスデザイン |
R ラウンドソール | 58,60度 | 日本のアスリートが使用実績あり(日本の芝に合う) |
DR ディーアールソール | 58,60度 | 正確なボールコンタクトによる安定性 |
SB スクエアーベベル | 54,56度 | 超一流アスリート(T・ウッズ)の形状 |
WS ワイドソール | 56度 | ソール幅が広くスタンダードなバウンス角 |
番手ごとにバウンスも工夫が図られており、ハイバウンスなのになぜか開いてもリーディングエッジがほぼ浮きません。
ARTISANGOLF SERIESは、様々なライから扱いやすいヘッドサイズとし、ハイバウンス設計ながら、フェースを開いてもリーディングエッジが浮きにくいソールグランドが特徴。しっかりボールにコンタクトしスピン性能を発揮でき、ショートゲームに求められる正確性と操作性の両立を実現。
出典:公式HP
「カツーン」トップが、無くなりそうだな
最後まで58DRと迷いましたが、タイガー・ウッズを目指す管理人としては「SB」を購入しました。
動画を参考に、ソールタイプを選んでみましょう!
実際に打ってみた
練習場で何度も打ってみてから、コースに持ち込んでみました。
やはりウェッジの出来は、コースでなければ分かりません。
- スピンが適度(かかり過ぎない)
- 低いボールでも、スピンは効く
- バウンスがあるので、自然にヘッドが抜ける
- リーディングエッジは、たしかに浮きづらい
- アプローチの高さが揃う
- 抜けが良い(特に56SB)
- ミーリングが緻密
- 打感はそこまで柔らかくない
- 打音も若干固い
- ヘッドは若干大きい
- 鬼スピンという感じには、スピンはかからない
- 球が結構強い
思っていたより過激ではなく、万人受けするマイルドな性質でした
まとめ
低い出球
スピンで止めるイメージで、購入しました。ヘッドも大きく出球は本当にオーソドックスで、安心して利用することができます。
58や60度ではなく万能な56度を選択したことも、影響していると思います。
ただ、もっと柔らかくアプローチしたいなら56度を開くより、素直にロブウェッジを追加した方が良いと思いました。
尖っているというより、ミスに強い万能タイプ
結構な金額がするウェッジですが、所有感は格別です。
ぜひ試打など、手にとってみて欲しいウェッジでした。
まめゴルEYE
総合評価 | |
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タイプ | 地ウェッジ |
打感 | |
操作性 | |
寛容性 | |
コスパ | |
特徴 | 見た目と異なる万能優等生 |
備考 | タイガー・ウッズモデルは58,60度には設定無し |
総評 | どのライでも使えるトップに強い安心感のあるウェッジ |