管理人は、ほとんどラウンドは自家用車で行きます。
今まで一度しか、宅急便でクラブセットを送ったことがありません。
そんな管理人に、初めての北海道ゴルフ旅行の話が来ました。
嬉しい反面、目に入れても痛くはないクラブのことが心配でなりません。
過保護な私のクラブセットを守るべく、万全の体制を考えてみました。
今回はちょっと毛色の違う「まめ知識」ですが、輸送方法の比較や便利なグッズなどのレビューをお届けします。
- 愛用のゴルフクラブを遠くに宅急便で送る時の準備を知りたい
- 輸送手段ごとのメリット・デメリットを知りたい
- 準備使えるアイテムを知りたい
※いずれも2022年6月8日時点の情報となります
管理人の普段のクラブセット
通常は、フードもせずこんな感じで利用しています。

左下にあるアイアンカバーをかけるだけで、終わりです。
近距離の車移動なので、何も心配ありません。
北海道への輸送手段
ゴルフ以外ほとんど趣味のない管理人ですので、旅に関する知識も皆無です。
そこで今回の北海道ゴルフ旅行に際し、色々と輸送手段を調べてみました。
1.宅急便

最初に思い付くやつだね
車で行けない場合に選択する一般的な方法だと思います。
私は他のものでも、クロネコヤマトさんを使っているのでそれで調べてみました。
「北海道カントリークラブ 大沼コース」へ、13日プレー日で埼玉県から送付した場合です。

ゴルフバックのサイズは、梱包後で概ね「横50㎝×縦30㎝×高さ125㎝」でした。



合計205㎝ですが、多めに測っているので200サイズということで良いと思います!
概ね片道3,000円前後ということが分かりました。
- 手ぶらで行ける
- 使い慣れているので安心
- 送料がかかる
- 日数がかかる(遠いと中2,3日)
2.JAL手ぶらでおでかけサービス
探している中で見つけたサービスです。
航空便を利用する方は、とても便利だと思います。
重さ:1個当たり20kg以内
大きさ:縦・横・高さ3辺の和が140cm以内(個数の制限はありません)
ゴルフキャディーバッグ、スキー板、スノーボードは上記の大きさに関わらずご利用いただけます。
①:ピックアップサービス
ご自宅などのご指定の場所にお荷物を引き取りに伺い、ご指定の目的地までお届けします。
「往復」または「片道(往路のみ)」をお選びいただけます。
出典:JAL手ぶらでおでかけサービス
なんと家まで取りに来てくれて、家まで送ってくれるというサービスが格安で利用できます。

- 安い(1個:片道1,630円、往復3,260円)
- 家に取りに来てくれる(ピックアップ)
- 手ぶらで行ける
- 往復利用時は、同一住所間の利用に限る(他のゴルフ場から復路利用はできない)
- 予約が必要で、日数がかかる(所要日数を除き4日)
- JALグループ(国内線)を利用した場合のみ利用できる
- 1個20㎏までの荷物しか頼めない

今回は他のラウンドがある為利用できませんが、これはお得だと思います!
上で載せたページから、WEBで予約します。
変更や取り消し料もかかりませんので、とても良心的なサービスだと思います。
②:空港から目的地への宅配便サービス
お客さまの手荷物を、到着地空港で引き取ることなくご自宅・ご指定先までお届けします。
出典:JAL手ぶらでおでかけサービス
こちらは空港の出発カウンターで、予約なしで利用できるサービスです。
空港まで自分で運び、目的地まで送ってもらうことができます。(空港での受け取りは不要で不可)

旅先で車がない時や帰路が電車の時など、便利だな
- 予約が不要
- 安い(1個:1,050円)
- 旅先(空港からゴルフ場など)は手ぶらで行ける
- 往復利用時は、同一住所間の利用に限る(他のゴルフ場から復路利用はできない)
- 予約が必要で、日数がかかる(所要日数を除き4日)
- JALグループ(国内線)を利用した場合のみ利用できる
- 1個20㎏超の場合は、超過手荷物料金が必要
- 事前予約はできないので、手荷物を預ける際に「宅配便サービス」利用の旨と伝える必要あり
宅配便サービスは空輸となりますので、空輸を前提としたパッキンをしましょう。
空気圧など注意してください。
3.預ける手荷物として空輸
今回は出発直前にラウンド予定が入ってしまったので、利用しようと思っている手段です。
空港まで自分でキャディーバッグを持って行き、空港カウンターで預ける方法となります。
諸々のルールについては、必ずご利用の航空会社のものをご確認ください!
JALの場合は、コチラ
管理人はJAL利用で、エコノミークラスなのでこうなりました。
まったく勝手が分からないので、色々調べてみました。
- 予約が不要
- 無料(合計20㎏を超過した場合は、1㎏あたり400円の超過手荷物料金が必要)
- 搭乗日の直前まで、レギュラーセットでラウンドが可能
やはり前日でもレギュラーセットでラウンドができるというのが、大きいです。
また、例えば北海道の空港についてからゴルフ場までは運びたくない場合は、上の「宅配便サービス」を利用し、帰りは自宅側の空港から自家用車で持ち帰るなど組み合わせることも可能です。
- 空港まで自分で運ぶ必要があり(足がないと厳しい)
- 空港から目的地までも、自分で運ぶ必要あり(同上)
- JALグループ(国内線)を利用した場合のみ利用できる
- 他に預ける手荷物と合計で20㎏超の場合は、超過手荷物料金が必要
- 手荷物預ける手続きが必要
- 特に国際線は荷物の扱いが荒いらしい
とにかく足(車)があるかどうかが大きいです。
今回は空港まで自家用車で駐車場に停めっぱなしにし、北海道での移動も空港からレンタカーなのでできる手段です。
また帰りお土産をたくさん買う予定の人は、超過料金を払うか帰りのみゴルフ場から宅急便にするという方法もあると思います!
宅配便サービスは空輸となりますので、空輸を前提としたパッキンをしましょう。
空気圧など注意してください。
管理人の梱包術
Twitterでアドバイスをお願いしたところ、皆様からとにかく梱包を頑張るよう教えてもらいました。
- 空港でのキャディーバッグの扱いは酷い→養生グルグル巻きで
- キャディーバッグ外に付いているタグや小物系は外しておく
- ヘッド・フェース保護しっかり
- シャフトをベルトで巻き、動かないように
- レーザー距離計やカチャカチャレンチの入れる場所に注意
一方、国内線(日本の航空会社)であれば、大丈夫だというアドバイスもいただきました。

過度になり過ぎないように、しっかりと梱包したいと思います!
1.基本
いつも、フードを使いませんが今回は当然利用します。
ウッドとユーティリティはヘッドカバー、アイアン(3,4番のみ)、パターは個別カバー、その他アイアンとウェッジはまとめるアイアンカバーを利用しました。(フード以外は、普段と同じ)


さらにその上に、宅急便で利用する「ゴルフバックカバー」を利用します。
今回は以前購入していたコレを利用

そして、バックが倒れたり上に他のものが乗るリスクを考え、いつもと違うクラブの入れ方にします。
- キャディバッグの中心になるべくウッドなど、長いクラブを入れる
- その週にアイアンなどが来るようにする
- 同じ長さのクラブを、ベルトで括る


何本かずつ下のベルトを切って、括りました
自由な長さに切り使えるので便利です

2.更なる養生
①:アイアンの個別カバー
私が利用しているのは一括のカバーなので、簡単な個別カバーを購入しました。

普段は使わないので、値段優先で決めました。



私はラウンド中に使うつもりはないのでしっかり外れないことを優先しましたが、ラウンド中も使われる場合は脱着のし易さなども考えてみてください。
少し小さめのヘッドカバーだったので、大きいヘッドを使っている方は、他の商品が良いかもしれません。
素材はある程度厚みもあり、保護の役には立ちそうです。
②:ゴルフプロテクター
実際に梱包してみると、どうもキャディバッグ内の遊び(隙間)が気になりました。
この商品ですが使用期間約10ヶ月、使用回数3回で若干エア抜けが見られます。
またAmazonのページを見たところ、現在在庫切れとなっており再販予定はないそうです。
記事に記載は残しますが、オススメできる商品とは言い難いです。
そこで、新兵器を購入しました。


他にキノコのようなものなど色々検討しましたが、こちらの方が防御力が高いと判断しました。
商品紹介です。


浮き輪のような素材で、空気を入れる吹き込み口が付いています。

ヘッドカバーなど被ったまま、プロテクターを被せます

プロテクターを被せたまま、フードを被せます

吹込み口から空気を入れます

さらに宅急便用カバーを被せました

プロテクターを付けたうえで、フードのみ、宅急便用カバーも被せた状態で守られ方をチェックしてみました!
ゴルフプロテクターの商品説明にも、空輸となる場合は空気を80%程度に抜くよう書かれています。
フォロワーさんからも、70%程度に抜いておかないと破裂すると書いてありました。
気圧の変化により空気が膨張するためですので、必ず空気を抜いてください。
まだ使用前ではありますが、メリットなど考えてみました。
- タオルなど色々使わなくても良い
- 同じような商品より耐久性が高いらしい
- 被せて膨らますだけなので、簡単
- 空気を抜けばコンパクト
- 空気を入れすぎると、破裂する(特に空輸時)
- 耐久性が心配
- 空気をたくさん入れたままグイグイ押し込むと壊れるらしい

最後のが心配だね
万全とは言えないかもしれませんが、この対策で北海道に行ってみて感想を書いてみようと思います!
3.実際の養生

3,4番アイアンは普段ラウンド中も使用しているミウラのものを使用
その他はウェッジも含め、すべて被せました
ウッド、UT、パターも、普段使っている個別カバーを使用

中央付近にドライバーや、FW、UTを
周囲にアイアン、パターを配置
また上でご紹介したベルトで、クラブを括りました

3,4番アイアンを除いたアイアンは、まとめて被せるタイプのアイアンカバーも被せてました
過保護、極まりない感じです!

すべてのクラブをすっぽり包みました
今回は航空便なので、空気を70%程度に抜きました
空気が入っていない状態で被せる→空気を入れる→少し抜くの順序が良いと思います!

フードを付けずに、トラベルカバーを被せることも考えましたが専用設計のものなので装着すると安定します
ゴルフプロテクターの空気を少し抜いているので、楽に被せることができました

トラベルカバーの一番下にボトムを留めるベルトが付いていると思います
一段高い位置で作業を行うと、このベルトを締めやすいのでオススメです
これで「個別」「まとめるアイアンカバー」「ゴルフプロテクター」「フード」「トラベルカバー」の、計4,5重のディフェンスです
まとめ
今回は、遠方へのゴルフクラブの輸送手段についてお届けしました。
今までの記事は自分でしっかり経験して書いてきたつもりですが、今回は全く経験がなく不安に思いながらクラブを守れる商品や手段を探す形となりました。

同じように不安に思われている方の参考になれば嬉しいです!
何よりも大事にしている愛用クラブ。
皆さんも同じだと思います。
遠方でのラウンドがある場合、費用や手段と一緒に養生方法なども検討してみてください。
私ももっと良い方法を探しましたら、内容を更新していきたいと思います。